2020年8月1日(土)曇り時々晴れ
皆様、長いこと放って置きっぱなしのブログですみません。
気がつけば、梅雨も明け、また今年も夏がやって来ていました。
しかし、今年の夏はいつもの夏とまったく気分が違います。
たった半年ほどで世界は一変してしまいました。
そして、それとはほとんど関係なく、私はこのつれづれ日記を書く情熱が薄れてしまいました。
以前もそういう思いで、この日記を辞めようとしたことがありましたが、温かい読者の方が励ましのメールをくださり、もうひとふんばり、という気持ちになったのですが、やはり一度萎えた気持ちはなかなか元には戻らず、結局以前のような自分らしい文章を何も書けなくなりました。
そういうわけで、このまま、ずるずるとこのページを開設しているのも読者の皆さんにも申し訳ないと思い、ひとまず今日をもって日記を終了させていただきます。
20年以上という長い間、HPの時代からつれづれ日記を見ていてくださる読者の皆さんには感謝しかありません。
この日記は私にとって言葉を綴る出発点であり、日々の仕事や活動の支えでした。
今後また別の形で自分を表現できる手段を見つけられましたら、皆さまに報告できたらと思います。
本当に長い間ありがとうございました。
レイチェル
2020年6月14日(日)曇り時々雨
しばらく日記を書かなかったら今年もすでに雨の季節になっていた。
6月生まれの私はまた年を取り、多くの方にお祝いをしてもらって、その夜は久々に歌いまくって、還暦過ぎてからの人生万歳と叫んだ。
他からは自由そうに見える私とて、日々、色んなしがらみや面倒なことはついてまわるが、それでもなんとか年を重ねられたことに今年は特に深い感慨を覚える。
コロナ以来ますます当たり前の毎日が当たり前に送れることがすごいことのように思えてきた。
最近、YouTubeで宇多田ヒカルの「あなた」を改めて聞くことがあったのだが、あの曲の歌詞の中に「代わり映えのしない明日をください」というのがあって、今更ながら彼女の言葉の深さに感動した。
普通のシンガーなら歌詞の中で明日に新しいことや変化を求めたいところを、昨日と同じような日常を求めているところに、彼女のすごさがある。
当たり前の毎日が実は奇蹟だと彼女は誰よりも知っているように思えた。
変化を求めないのはどこか停滞のイメージもあるが、昨日と同じように代わり映えしない今日をどう生き抜くか、そして、そこに大事なものをちゃんと見つけて明日につなげていくことができるかどうか。
私もコロナ禍の中で教わる日々である。
しばらく雨の毎日が続くが、やがて来る夏のために今を大事に生きようと思う。
「吉備津神社」
岡山市北区吉備津931
2020年5月24日(日)五月晴れ
今日はばあちゃん(母)を連れて福山の春日池公園に行ったのだが、暑くてマスクとかしていたらもう息ができない感じだった。
これからどんどんマスクがきつくなるだろうなあ。
だいたいこれまで誰も夏にマスクをしたことないだろうと思う。
それでも今年は外に出るときは欠かせない。
それにしても、この前も飲食業の店に行ったらスタッフ二人ともマスクをしてなかったので、意識が低すぎると思った。
いい店だったのでちょっと残念だった。
コロナが少し落ち着いたからって全然危険性が全部なくなったわけではないから、特に食べ物を扱う人間はお客さんに対して気をつけるべきと思う。
今日行ったうどん屋さんはちゃんとスタッフ二人ともマスクをしていた(当たり前か)。
ここは3年前にオープンしたそうだが(今日ご主人がお客さんとそう話していた)、私はそのオープン当時に1,2度行っただけでしばらくご無沙汰していた。
それで今日春日池公園に行く途中、お昼を食べてなかったので立ち寄って久しぶりにうどんを食べたのだが、こしがあって見た目も綺麗で美味しかった。
そこはジャズとかかかってて洗練された上品なうどん屋さんなんで、べらべら喋る雰囲気じゃないので、今日も美味しいうどんを黙々と食べて店を後にした。
こういう職人気風のうどん屋さんがあっていいと思う。
「ごーいちまるうどん」
福山市坪生町2丁目5-10
電話番号:084-975-2900
2020年5月18日(月)曇りのち雨
今日はあいにくの天気でおまけに亭主の会社も休みで一日どうすべか〜と思っていたら、この春から亭主が作り始めたマスクの注文が入ったので、ありがたや〜と喜んでおうち時間を過ごしている。
それで昼は近くのインドカレーのテイクアウトが気になっていたので、買いに行ったら黄色いご飯とともに馬鹿でかいナンもついてきたので嬉しかった。
そこのカレー屋さんは一昨年の水害で真備のお店が被害に遭って井原で新しく店を出されたら今度はコロナで色々たいへんと思う。
美味しいカレーを提供されている店なので、ぜひ皆さんにも食べていただきたい。
「インドダイニング スクーン」
岡山県井原市井原町337-1
080-2912-6330
2020年5月17日(日)晴れ 暑い
今日は汗ばむほどの陽気で車に乗ったとたんにむっとした熱気を感じて思わず窓を開けた。
いよいよもってマスクが苦痛の季節になってきた。
それでかどうか、今日、笠岡の道の駅に行ったら何人もマスクをしていない人を見かけた。
まあこの陽気の中、外で遊ぶのだから開放的な気分になるのもわからないではないが、どうも家から一歩でも外に出るとマスクをしてない人が気になる。
そういえば、この前、ある公共施設に行った時にそこのスタッフがマスクをしてないのを見てあわわと思った。
田舎の中年男性はそういうのがユルくてくらくらする。
私も自粛警察の素養があるのかもしれない。
道の駅はポピーが満開で予想以上にたくさんの観光客が来ていてびっくりした。
ばあちゃん(母)を連れていたので、写真だけ撮ったらすぐ帰ろうかと思ったのだが、ピザの移動販売車を見つけてお腹が空いていたこともあって、どうしても食べたくなって外のテーブルで食べた。
今日は日差しが強くて陰のないテーブル席は暑かったが、それでも久しぶりに食べる焼きたてのピザは最高に美味しかった。
あっちもこっちもテイクアウトばかり宣伝している毎日だが、やっぱりピザは焼きたてに限る、と思った。
2020年5月11日(月)五月晴れ
今日は久しぶりにこの時期らしい爽やかな五月晴れになって、気分がいいので田中(でんちゅう)苑に行ってみた。
店を辞めてから引きこもりがちになるばあちゃん(母)も誘ったらカメラを持って一緒についてきた。
私は毎年毎年40年もこの町で四季を通じて田中苑に通っているので、今年のような大変な年でも特別頑張って外に出ているという感じはない。
でも、この時期、家にこもっている人たちは息抜きしにこの庭園に出てきてるんじゃないかと思ったらほとんど人はいなかった。
たぶんこの町の人たちはこういう時期でも山を見れば緑がいっぱいあるし、別に田中苑に行くまでもないという感じなのかもしれない。
それとも秋以外はあまり見るところのない庭園なのかも、とも思う。
でも、毎年行っていると秋以外でも田中苑は絵になる庭園と思う。
今日も新緑はまぶしいほど綺麗だったし、サツキや水路を泳ぐ鯉の群れは初夏の光の中に美しく溶け込んでいた。
ばあちゃんももう終わりかけじゃ、とか文句を言いながらも一生懸命シャッターを押していた。
どんな事態のときも鯉は泳ぎ、水は流れ、花は咲き、そして散っていく。
マスク姿でカメラを抱えた85歳の母には今日の風景はどう見えただろうか。
2020年5月10日(日)曇り
今日用事で福山に行ったら結構車が走っていて、町には思ったより人が出ていた。
まあ、皆そうそう家ばかりじっとしていられるわけもない。
しかしながら、私のように県をまたいで移動する人間はどうも気後れする。
今日も知り合いに会った時に向こうは大騒ぎして喜んでくださったのだが、乗り切れなかった。
コロナは私のような遊び人の心も狭くする。
晴れてお友だちとハグできる日はいつ来るんだろうか。
それと今日福山に行ったついでにばら公園に行ってみたらもうだいぶバラが咲いていた。
いつもよりは少ないが、観光客もわりと来ていて皆新緑の中、のんびり命の洗濯をしているという感じだった。
私もそうだが、皆こういう時こそ自然の緑や花にエネルギーをもらいたいんだろう。
それはもう本能的なものなのかもしれない。
子どもたちが大きな木の下で自転車で遊んでいるのを見ながら、なんだかそれが特別の風景のように思えた。
今年の春はなにもかも普通が特別になった。
2020年5月9日(土)曇り時々雨
最近は週末雨でもどうせどこにも遊びに行かないから関係な〜い、と今日も昼から取材で笠岡へ。
久しぶりに行った市民会館には大きなサツキの木があって、満開を迎えていた。
知らない間に季節はどんどん過ぎ、花は咲いてはまた散っていく。
出口の見えない迷路を進むような毎日の中でも自然はいつも力強い。
昨日倉敷で陽性の人が出たというニュースに凹みそうになったが、ここで負けてなるもんかと思う。
関東に住む娘や妹もどうかどうか元気でいて欲しい。
2020年5月7日(木)晴れ
コロナ前、コロナ後、というように世界が私たちの生活が大きく大きく変わり始めている。
今日会った女性が「コロナコロナってみんな騒ぎすぎなんよ。あれたいしたことないんよ。ただの風邪だから。かかったってほとんどの人は軽症なんよ。」と全然私だけは大丈夫と言う感じで言われていたが、私はそんな甘いもんではないと思う。
どんなに若くて健康な人だってかかっているし、相当しんどい思いをしている。
あまり神経質になりすぎてかえって精神的にマイってしまい、免疫力を落としてはいけないが、最初の頃、誰かが言ってたように正しく怖がるということは大事と思う。
特に私のように食べものを扱う店をやっていたらよっぽど気をつけないとお客さんに大変な迷惑をかけてしまう。
明日もまたカフェ営業だが、心して店を開けようと思う。
2020年5月4日(月)うす曇り
またまたぐうたらのGW。
あと休みも一日しかないのにぜんぜん仕事の予定を立ててない。
人間休みだしたら楽なほうへ楽なほうへと行ってしまうもんだなと痛感する毎日だ。
今日も朝から食べたいものを食べたい時に食べてアレクサに60年代の洋楽ひたすらリクエストして日が暮れた。
もちろん出かけられないのは困ったもんだが、いつもに比べたら出費も少ないし、ある意味極楽のGWである。
密かにこのままずっとなんもしなくてもいいなと思ったりする。
実際、今週からカフェを再開しても食べものひとつ出すのにも気を使う部分のほうが多い。
とはいえ、お客さんが待っててくださってるから、もうこれ以上は休めないしなあとか色々考える。
とかなんとか言いながら、またおやつに手が伸びる夕暮れであった。
2020年5月3日(日)雨
毎日だらだらと過ごすうちにも少しずつ仕事のことが頭をもたげてくる。
あと休みはたった3日。皆様、家の片付けやら、仕事やら、マスク作りやらされているようなのに、私はなんもせずDVD見ておさんどん作って夜散歩行って一日を終えている。
こういう機会にいらないモノを整理とか色々思うのだが、年末の我が家の恒例行事の大掃除をGWにやるという気分になれない。
やっぱり元々ものぐさな女ゆえ、こういう風に休みが増えると外で遊ばないとなると、もうなんもしない。
逆に私はこの休みに一番頑張ろうと思っていたのは何もしないで体重増やそうということだ。
周りの女性の皆さまからは石が飛んできそうだが、私はかなり痩せているので、休みに食っちゃ寝〜をやって少しでも太りたいのだった。
それで今日もご飯もしっかり食べてからおやつ作りにも精を出して、何年も使ってなかったスイーツメーカーでたい焼きを作ってバカバカ食べた。
しかしながら、長い間使ってないので、たい焼きに入れるあんこの量がよくわからず、目一杯入れたら、出来上がりのたい焼きからあんこがはみ出てしまった。
まあ、とはいえ、家族には好評だったし、また明日も作って食べるとしよう(明日はワッフルもいいな)。
2020年4月30日(木)晴れ
今日も朝亭主を送り出してからはだらだらと過ごす。
しかし、(ちょいと反省して)少しは仕事をしなくてはと思い、市の関係者とアポを取って午後から取材に行くことにした。
この時期、明るいニュースを探そうとしてもイベントは軒並み中止だし、人が集まるような内容のものはダメだし、ほんとに難しい。
毎日目を凝らしていろんな情報見ているが、なかなかいいニュースはない。
毎年今の時期ならこれ、というのが定番であるのだが、それが載せられない。
じゃあ、コロナが落ち着いたら載せればいいかというともうその頃にはそのニュースは気が抜けたものになってしまう。
こういう時、ニュースというのは旬を逃したら全然鮮度を失ってしまうものだということを痛感する。
それもこれまではずっと生身の人間と関わって初めて記事というのができていたから、それ抜きで記事を作るのは大変だ。
メディア関係の仕事をしている人たちも今皆苦労していることと思う。
それでもこの時期なんとか明るいニュースを載せたい。
私の目はいつもよりいっそう町の明るい色にばかり目が行く毎日だ。
2020年4月27日(月)曇り時々晴れ
今日も休み。
朝のうちは100均行ってマスク入れる袋やら余計なものまで買って、家に帰ってDVDを見て、昼から缶壁の堂々公園に行って藤の写真を撮った。
普段の平日はほとんど人のいない公園もこの時期は家族連れが弁当広げてピクニックをやったり、川遊びをやったりしている。
初夏を迎える山の緑は本当に綺麗でコロナがなければ、どんなに皆楽しい季節かとやりきれなくなる。
とはいえ、子どもたちは今日も元気に水の中を歩いて楽しげな声を上げている。
その声は新緑の山々に響き渡る。
こんな〜ことは今まで〜なかった〜♪
ふと、昔聞いた曲の歌詞が浮かんでくる。
今日も美しくも切ない春は続く。
「堂々公園」
福山市神辺町下御領
2020年4月26日(日)曇り
今日はすっきりしない天気で外を散歩するのも気分が乗らなかったので、一日うちにいて(珍しく)DVDを見て過ごした。
あったかくなったらなかなかうちにじっとしておくことができないので、最近は全然映画を見てなかったが、こういう事態なので何本も見られた。
ホアキン・フェニックスがアカデミー賞の主演男優賞を獲った「ジョーカー」は映画館で見るのがちょっと抵抗があったので、DVDならなんとか見られるかなと思って今半分くらい見たが、後半がどうも過激になりそうで怖い。
この時期、明るい映画を見たほうが言いと思うのだが、昔からどちらかというと家ではマイナーな映画ばかり見ているので、なかなか売れ筋のコメディとか選べない。
しかし、うちで映画を見ているとすぐ意識不明になって、しばしば巻き戻しをしないといけなくなる。
それでも私は昼寝をまずしないので、いつも眠気と闘いながら映画を見ることになる。
今日邦画は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」と「七つの会議」を見たが、どちらも面白いことは面白いのだが、ちょっと長かった。
特に「こんな夜更けにー」は中盤ちょっと中だるみしてしまったんで、もうちょっと短くてもよかったかと思う。
それでも大泉洋は難しい役柄をうまく演じていたと思う。彼は何に出てもキャラが立ってて面白い。達者な役者と思う。
2020年4月25日(土)晴れ 少しあったかくなった
相変わらず風は強いものの、今日は昨日までの寒さは少し和らいで、外を歩くのが気持ちよかった。
なんせ今日もほとんどうちにいたので、夕方にはさすがに体を動かしたくなって、田中苑に出かけたのだった。
それで例によって花の写真やらを撮っていると、お年寄りのグループがベンチで盛り上がっていて、よく見るとうちのカフェのお客さんが2人混じっていた。
少ない地元のお客さんにこんなところで会うというのもすごい確率と思う。
私は一歩外に出るとなぜか知り合いにばかり会う。
なんかの引き寄せが働いているんだろうが、時には会いたくもない人にばかり会うのはどうしたもんか。
そんなことを考えて歩いていたら前に重そうな望遠付きの一眼をさげたおばあさんがいたので、思わず声をかけたら、写真を十年されているそうで、聞けば、ブログまでされているとか。
ハワイアンのバンドも組んでベースを担当されていると聞いてびっくりである。
こんなすごい人が井原にいるのかと思ったら、残念というか、やっぱりというか、井原の方ではなかった。
パソコンもバリバリに使われているようなので、ぜひフェイスブックもやってください、とスマホでの登録を教えてあげた。
SNSでお友だちになれたらいいなと思う。
やっぱり一眼さげて写真を撮ってる女性はかっこいい。
彼女が「こういう時にカメラをやっててよかった。ひとりで遊べるでしょう」と言われたのがまぶしかった。
「田中苑(でんちゅうえん)」
井原市井原町
2020年4月24日(金)晴れ まだちょっと寒い
昨日でカフェの営業が終わって、長い休みが始まった。
いつもの年より早めの休み突入で、お客さんたちには申し訳ない気持ちもあるが、ちょっとほっとした。
もちろんこの時期、接客業ゆえ気を使うというのもあるが、最近ちょっと休みたいと思っていたからだ。
それでできれば、今日からもう何もしたくないと思っていたのだが、うちにいたらいたらでやることが結構あって、朝から役所や郵便局、銀行行ったり来たりしてぼっとできずに一日が終わった。
こんな田舎町にもコロナ不安は色濃く出ていて、銀行も行員はもちろん皆マスク(それも井原ゆえデニムマスク)、窓口ではお客さんとの間に透明のビニールを挟んで飛沫感染を防いでいた。
平日とはいえ、一歩外に出ると、車がけっこう多くてどこに行ってもマスクの人で溢れていた。
みんなぴりぴりした感じで、一日の用事を済ませているという感じだった。
実際、人との距離に今くらい神経を使ったこともないだろうと思う。
いったいこの状況いつまで続くのか、まったく先が見えない。
うちの亭主もこんなんでオリンピックも何もないよなと言っていた。
ほんとにこのまま東京でコロナ患者が増え続けて社会が機能しなくなったら、オリンピックどころじゃないだろうと思う。
それより、今まさに食べられない人たちを救うほうが先だろう。
東京が倒れたら地方も倒れる。
この町にもひたひたと暗い影が忍び寄ってきている気がする。
見えない不安というのは知らぬ間に心を蝕む。
心と体は直結しているからとにかく心元気でいないといけない。
コロナにやられる前に心がやられないように、小さな楽しみを見つけてこの長い冬を乗り切ろう。
2020年4月18日(土)雨のち曇り
家族3人で過ごす土曜日。
これもコロナのおかげといえばおかげである。
しかし、狭い我が家で熟年夫婦と高齢者がストレスなしに暮らすにはけっこう工夫も必要だ。
細かい作業に向いていると思って亭主にはミシンを買ってあげたら、けっこう楽しげにマスク作りに励んでいる。
ばあちゃん(母)には去年暮れに辞めた店の中に小さな冷蔵庫を備えてあげてそこでTVを見ながらくつろげるようにしてあげた。
これでお互いが食事以外自分の領域で好きなことを楽しめる。
とにかく我が家はソーシャルディスタンスならぬ、パーソナルディスタンスが必要な時なんである。
趣味のない私はこれといってやることもないのだが、こうしてパソコンに向かったり、TVのアホ番組を見てへらへら笑ってるくらい。とにかくなんにもしない(したくない)。
しかし、カフェのほうも休んでばかりになるし、新聞のほうくらい頑張らねばと思うのだが、今は取材に行くのも困ってしまう。
この前、支局長から明るいニュースをお願いしますと言われて、そんなニュースが今どこにあるんだ、と突っ込み入れそうになった。
皆さんに井原に来て欲しいが今なかなか宣伝しにくいものばかり。
こうなったら来週芳井町の鯉のぼり取材します。
どこかの新聞で見かけた方がおられたらレイチェルだと思ってください。
写真は以前のものです。
2020年4月15日(水)曇り
コロナのせいで亭主の会社が一時帰休になって、放っておいたら一歩も動かず一日TVかスマホを見ているような人間であるからして、何かさせないといけないと思って、思い切ってミシンを買ってあげたら思いのほかハマッてその日のうちにマスクを縫い上げた。
それですごいすごいと褒めたらだんだんその気になって昨日私が仕事から帰ると、彼は部屋を片付けてミシンを置けるスペースを作っていた。
ますます調子づいた亭主に気をよくした私は今日はミシン台につけるライトと、私のアイロンが今はばあちゃん専用になっているため亭主用のアイロンもゲットした。
これで準備万端、あとは明日からGWまでずっとマスク作りに専念してもらうばかりである。
正月に買ったベース同様ミシンもいつか埃にまみれてゴミになるやもしれぬが、心安らかな家庭生活のためにはミシンなんぞ安いもんだ。
とにかく家の中で亭主に何か趣味を持たせる、ということが大事だ。
そうすれば、私は休みにストレスなく過ごせる。
コロナによって早めに訪れた亭主在宅という生活の変化に私も色んな行動を求められている。
これからうまくいけば、マスクも量産できるし、しばらく遊べなくても生産性のある毎日が送れそうだ。
果たして亭主のマスクがコロナの功名になるかどうか。
2020年4月11日(土)晴れ
自粛自粛自粛・・。
さすがに遊び人レイチェルも遊んでられない状況になってきた。
昨日、福山についに週末の自粛要請が出た。
昨日の金曜日のカフェはぎりぎり営業できたが、来週以降はどうなるかわからない。
しかし、こういう時でも仕事はしなければならないのが我が家の状況というもので、今朝も井原駅に取材に出かけた。
今、井原駅ではレイコハシザキさんのほのぼの展をやっているのだが、今日ご本人と初めてお会いできて、すごく綺麗で素敵な方なので緊張してしまった。
私は男女問わず美しい人が大好物なので、ぜひお友だちになってください、と取材後すぐSNSで繋がらせていただき嬉しかった。
ハシザキさんのイラストは今のこの国の鬱蒼とした気持ちを吹き飛ばしてくれる明るさがある。
18日(土)までなのでぜひたくさんの方に見ていただきたい。
レイコハシザキ「ほのぼの展」
井原駅ビル内ぽっぽやギャラリー
日曜月曜休み
2020年4月7日(火)晴れ 朝寒い
今日もなんとかワークショップをやりきったが、そろそろえーとこかふぇ(井原市井原町409)のイベントも限界と思う。
コロナウイルスのことももちろん気になるが、私も2軒の店を行ったり来たりしてその上にコロナ騒動でやはり余分な疲労感があり、とにかくGW前に早めに休みに入ってゆっくりしたというのが本音だ。
まあ大体毎年GWはしっかり休みを取るのだが、今年は遠出ができるでもないし、たぶん美味しいもの食べてだらだら過ごすと思う。
とにかくあと2週間、頑張るつもりだ。
今日はデニムマスクが入荷できたのが何より嬉しい。
2020年4月5日(日)晴れ 桜日和
今日は少し風が冷たかったが、我が家はコロナで自粛というわけにはいかないので、また桜を求めて西へ向かった。
府中を過ぎる頃にお昼ご飯を何にしようかなと思ってネットで見た御調の蕎麦屋さんに電話したらこのご時勢だからか予約なくてもOKと言われたので奥へ奥へと進んだ。
途中から道をそれて山道を上ると、それらしい古民家はあったものの、車は一台も止まっていない。
やっぱりコロナのせいでお客さんが少ないんだろうなあと思って中に入ったら、センスのいい和のインテリアの落ちつくお店だった。
聞けば、やっぱり予約のキャンセルがあって今日も開けようかどうしようか迷ったそうだ。
店長さんは四十年くらい東京で暮らしたそうで、蕎麦文化の定着している関東からいうと、備後地区で蕎麦広めるのは大変だといわれていた。
それでも、濃いめの汁で食べる江戸前の蕎麦はとても美味しかった。
ここはスイーツも蕎麦粉を使って作るようで、今日は蕎麦プリンと蕎麦ドーナツをいただいた。あっさりしてこれも美味しかった。
コロナ騒動の最中にこんな山奥まで来て蕎麦を食べてるのもなんだが、やっぱりこの季節、自然の中で美味しいモノを食べるのは気持ちがよかった。
蕎麦厨(くりや)風
広島県三原市久井町坂井原1132-23
要予約0847-32-6730
火曜休み
帰りに寄った御調八幡宮の桜はいつもよりちょっと早く咲いたようでちょっと散り始めていたが、今年も綺麗だった。
しかし、この春は色んな意味でほんとにたいへんな春だと思う。
2020年4月2日(木)晴れ
今日はやっと太陽が見えたものの、まだ風は少し冷たく、今のこの国の状況のように春はまだ遠いという感じだった。
日増しに悪化していく状況に今日は朝田中苑の桜を見ながら、初めてなんともやりきれない気持ちになった。
桜に罪はないが、このような思いでその花を見た春があっただろうかと思う。
父が亡くなって東京から井原に戻ってきて40年。
毎年毎年これが最後かもしれないと思って古里の桜を見てきた。
明日のことはわからないし、来年のことはもっとわからない。
だからその年の桜を目に焼き付ける。
その思いだけで毎年春を迎えてきた。
しかし、今年の春はこれまで一度も感じたことのない気持ちで桜を見ている。
これまでよりもっともっと切実で特別な思いだ。
普通の春、当たり前の春をこれほど恋焦がれたことはない。
満開の桜の下、皆の笑顔と喜びに包まれた春を夢見る。
2020年3月29日(日)曇り
なかなか天気はよくならないし、気温も上がらないときていたが、今日も朝から元気に岡山に出かけた。
やっぱりこの季節は桜が見たいなあと思っていたら、ちょうどTVニュースで半田山植物園のしだれ桜のことをやっていたので、久々に行きたくなったのだった。
こういう時勢ゆえ、日曜でも車は少ないかなと思っていたら、いつものように混んでいて、途中のレストランにもたくさんの車が停まっていた。
岡山はまだコロナ感染者は少ないから皆のんびりしている感じだ。
とはいえ、途中立ち寄ったコンビニではトイレの前にトイレットペーパーの入荷が滞っているので、この先ご不便をおかけするかも、とあったり、また別のコンビニでは営業時間を短縮します、と書いてあったりした。
そんなこんなで昼過ぎにやっと植物園に着いて駐車場に入りかけたら警備の人に中で飲食できませんと言われ、チケット売り場でもそのことの念を押された。
まこと花見気分を持たせない春だ。
それでも親子連れとかけっこうたくさんの人が訪れていて皆坂道を登りながら途中の桜を写真に収めていた。
私はここにはもう何度も来ているが、あまり桜の頃に来てないのか、奥に進むほどに見える桜の木の多さに新鮮な感動があった。
それにしても目指すしだれ桜はどこにあるんだろうと思って、そばを歩いていた老夫婦(?)に尋ねたら、マップを見ながら展望台の向こうだと教えてくださった。
それでまたひーひー言いながら石段を上がったらやっとそのしだれ桜に会えた。
その桜はまさに今が満開という感じだった。
ほんとにいいときに来たなあと私はそばの亭主に声をかけた。
とはいえ、あいにくの曇り空とそばのソメイヨシノの枝がその木と重なってなかなかいい写真は撮れなかった。
ふと見ると、その大木の下には可憐なシクラメンの花が咲いている。
その楚々とした姿に植物の逞しさを見る思いがする。
その後、小高い山から岡山の街を見下ろせば電車の走る音が聞こえてきた。
それを聞きながら、こんなことは今までなかった〜♪ふとそんな歌が口をついて出た。
そばで子どもたちは元気よく花たちの間を走り回っている。
2020年、楽しくも切ない春の情景。
「半田山植物園」
岡山市北区法界院3-1
毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)
2020年3月28日(土)雨ばかり
今日は朝のうちはえーとこかふぇで糸かけ曼荼羅のワークショップがあったので、昼過ぎまで仕事して、ご飯も食べずに井原にできたダイレックスに家族で出かけた。
我が家は劣悪の住居環境なれど、利便性だけはよくて、近所にスーパーやコンビニ、公共施設が揃っているが、今回ダイレックスができてもっと便利になった。
とにかくドラッグストアとホームセンターをあわせたみたいな店だから、なんでも揃っているのが嬉しい。
今日もちょっと興奮して普段は買わないようなものを買って喜んで家に帰った。
夜も遅くまでやってるし、まさに我が家にとっては最強の大型店だ。
ほかのお客さんたちもこういう時だから皆新しい店でバンバン買い物をして楽しそうだった。
ちょっとした時間に商品を見に行くだけでもお年寄りとかにとって気分転換になるんじゃないかと思う。
今の時期にオープンするのかあとちょっと不安な感じもあったが、新しい店はやっぱり町に活気をもたらすと思った一日だった。とはいえ、やっぱりマスクはなかった。
2020年3月25日(水)晴れ あったかい
今日は休みだからまたふらふらと福山へ出かけていたら、仕事の電話がかかってきてもう遊んでるどころじゃなくなって家に戻ってバタバタと電話したり原稿チェックしたり。
結局天気画いいのにどっこも行けなくて、珈琲でも飲みたいなあと夕方地元のカフェに行ったら臨時休業ときていて、今日はもうだめだと思ってうちに帰ってきた。
まあ、この時期、皆様そうだろうが、引きこもり状態が続いてドラマや映画を見ている人も多いことだろうが、私は陽気がよくなるとなかなか家でじっとはしてられないので、帰ってきてもなかなか落ち着いて何かをすることができない。
そのうち亭主が公務員並みに(!)早くに家に帰って来て、あっという間に休みは終わった。
思うにコロナ騒動からいつになく動きの少ない春が続いている。
カラオケも行かなくなったし、卓球もやらないし、あと遠出もしなくなった。
まあもともと運転が嫌いな私は遠くにひとりで行くことはめったになかったが、この時期こんなにどこも行かないのは珍しい。
別に元気がないわけではないのだが、どうも今はやりたいことが違うという感じだ。
やっぱりカラオケも卓球もインドアだからあったかくなるとちょっとそそらなくなるようだ。
しかし、この異常事態の中、この春はいったい何をやるかなあ。
今朝お邪魔した神辺町八尋のまんじゅうや屋さん。今日ふと近くを通った時に思い出して行ってみた。
なんと先週オープンしたばかりだそうで、店長さんいわく、米粉100%の山口県発のまんじゅうらしい。
車に戻って早速食べてみたら、ずっしりあんこの入ったちょいとキモ可愛いペンギンちゃん重い!
米粉だから弾力もあって食べ応えがけっこうあった。
この辺りでは珍しいまんじゅうと思う。色々種類があるみたいだからまた買いに行こう。
焼くのに時間かかるんで予約して行った方がよいです。
「もんちゃんまんじゅう」
福山市神辺町八尋658
電話は09045736240
神辺工業団地入り口そば
2020年3月24日(火)晴れ あったかい
今日も春らしいいい天気だったが、この季節の高揚感はほとんどなく、町にはマスク姿の人ばかりが目立ち、SF映画さながらのコロナの春はおろおろ歩きの日々である。
いったいこんな事態を誰が予想しただろう。
当たり前の日常が見えないウイルスによってここまで脅かされるとは。
それも見えないものだから先も読めない。
ここまでの閉塞感を感じた春はほかにないだろう。
それを発散しようにも息抜きのできる場所もかなり制限されている。
じっと我慢の2020年春。
それでも桜は今年も咲き始めた。
「井原堤」
2020年3月23日(月)晴れ あったかい
3月、4月のえーとこかふぇ(井原市井原町409)のイベントスケジュールです。
よろしくお願いします。
○3月26日木曜日、4月30日木曜日10時〜16時
ダンボールひと箱市&ワークショップ
☆ワンドリンク以上で出店
○3月28日土曜日10時〜12時半
Itoいと先生による糸かけ曼荼羅ワークショップ
ワークショップ代金:2000円☆予約受付中
○4月7日火曜日10時〜16時
Kiiro先生による「春のスカートを縫ってみよう!」
☆ワークショップ代金:1000円 予約不要
○4月11日土曜日14時〜16時
Pure salon naonaoの向原直美先生による「キャンドルで鯉のぼりを作ろう!」
代金:2000円(3個作れます)☆予約受付中
○4月19日日曜日10時〜12時
若井美恵先生によるフランス語の初級レッスン
無料・予約不要
○4月21日火曜日10時〜16時
スイーツ会
ワンドリンク以上で参加。
お問い合わせは09073762690レイチェルへ。
2020年3月22日(日)曇り
今日は朝のうちは井原で取材をして、昼から今日オープンの伏見町の日曜喫茶に行ったら知り合いに会って、一緒に本通り散策とあいなった。
それで、本通りといえば、最近知り合いがオープンした本とレコードの店に行かなきゃと思って、カフェアンブレラの2階へと上がる。
小さな店ながらセンスのいい店主セレクトの本が並び、壁のヨシダコウブンさんの作品も店の雰囲気にぴったりだった。
あれこれ見て久々に宮部みゆきの時代小説をゲットした。
「ヴィレッジ・グリーン ブックス(Village Green Books)」
福山市今町3-23
営業:金土日月の11時〜17時
電話:080-2912-8260
その後、また本通りをぶらぶらしていたら知り合いのヨガの先生に捕まって倉光さんのライブ会場に乱入することに。
なぜだか訳わからないが倉光さんのライブでいつもレイチェルという名が出るようで、今日会場にはいると、皆様笑顔で迎えてくださった。
会場にいない人間の名前を皆様ご存知というのもほんとに嬉しいような困ったような。
とにかく今日も結局知り合いばかりに遭遇してわいわいと賑やかな一日になった。
2020年3月21日(土)晴れ 暖かい
どんな時にも変わらず春はやって来る。
今日、初めて曹源寺で見たしだれ桜は眩いほど明るく咲き誇っていた。
今が一番の見頃とあってこの時期でも大勢の観光客が訪れていた。
さすがにここでマスクをしている人は誰もいなかった。
しかし、あまりに人が多いのでなかなかいい写真が撮れない。
皆、桜の木の下まで行って写真を撮っているので、桜を撮れば人が入ってしまう。
仕方なくしばらく少し離れて写真を撮っていると、深い緑の池に映る桜が生き物みたいにゆらゆら揺れている。
その後、寺の廊下に座って休んでいると、「今年は上の方まで綺麗に咲いとる」とそばでじいさまたちが話していた。
「去年は上のほうは咲いてなかったのに今年は綺麗じゃ」と声が弾んでいる。
六十年以上生きてきて一度も経験したことのない春だが、きっとこの春もいいこと待ってる気がしてくる。
今日もやっぱり出かけてよかった。
「曹源寺」
岡山市中区円山1069
2020年3月18日(水)晴れ 暖かい
昨日までの寒さもなんとか緩んで、今日は薄手のジャケットで外に出られた。
それで、朝は例に寄って万能倉のbrunに高田店長の顔を見に行って、常連さんとも喋っていたら、だんだんお腹がすいてきたので昼前においとましてからすぐミントジャムスにランチを食べに行った。
そのまままた遊びに行こうかなとも思ったのだが、なんとなく今日は地元に帰ってお茶飲もうという気になり、商店街のがぜん房に行きかけたら、今朝ばあちゃん(母)が彼岸だから墓を気にしていたのを思い出して、ちょっと様子を見に行った。
寺の門をくぐる時に誰かの詩なのか「生きるということは長さの問題ではない」との言葉が。
それをみながら、ほんとにそうよなあと思う。
私も何十年も長く生きることより、激しく濃い人生をいつも望んでいる。
父の墓の前まで歩いていくと、いつの間にか隣に綺麗な墓地ができていた。
そこの墓石はまだピカピカでもう四十年も前に建てた父の墓石はだいぶ色あせて見えた。
私はちょっとだけ哀しい気持ちになったが、すぐさま気分を変えて草取りを始めた。
夏に比べたらこの時期の草取りは楽勝で、すぐ墓は綺麗になって、さて帰ろうかと腰を上げた時にそばにある木蓮の大木を思い出してその木があるお宅の前に行ってみた。
しかし、やはり今年は来るのが遅かったようで、その木蓮はすでに盛りを終えていた。
人も花も期を逸したらもう会えない。今年の木蓮は今年だけのもの。
花も人も気づいた時にはもうそこにはない。
旬を逃すということはチャンスを逃すということだ。
わかっていたはずなのに、この春は気づかぬうちにいろんなものを見失ってしまっている。
帰りに境内を通った時、行きがけには気づかなかったが、親鸞さんのそばに木蓮が美しく咲いていた。
その鮮やかな白が今年はいつになく眩しかった。
ー生きるということは長さの問題ではないー
門を出るとき、この言葉がいっそう身に沁みた。
2020年3月17日(火)晴れ 朝寒い
今日も昨日に続いて朝のうちちょっと寒かったが、夕方仕事を終えて家に帰るころにはだいぶ気温も上がっていた。
毎年そうだが、こういう寒の戻りというのが油断ならないというか、特に今年はいつもに増して風邪など絶対ひかないぞ、と気を引き締める。
なんといっても今一番危ないのは病院じゃなかろうか。
亭主も本当は今月定期健診があったのだが、この時期、検診だけなら病院に行くな、と止めた。
私はもう四十年も病院に行ってないという不届きモノだが、それで今まで元気で今年に限って風邪なんかひいたら目も当てられない。
とにかく家族みんな、うちはよく食べてよく寝て元気なんでそれが今は一番と思っている。
今大事なのはとにかく免疫力をしっかりつけておくことだ。
来週3月28日(土)えーとこかふぇ(井原市井原町409)でI to いとさんによる「糸かけ曼荼羅のワークショップ」をやります。
時間は朝10時〜昼12時半です。受講料は2000円です。今回は10名さま限定とさせていただきます。
ぜひご参加ください。
お問い合わせは090−7376−2690(レイチェル)
2020年3月16日(月)朝小雨のち晴れ
今日は明るいニュース求めて昼前に笠岡干拓地へ。
道の駅が近づくと一面の黄色い絨毯が見えて嬉しくて大きく深呼吸したくなる。
コロナの影響でお客さん少ないかと思ったら、思いのほか車も多くて、やはりこういう時は広い場所で綺麗な花を見るのがいいんよなあとあらためて思う。
しかし、今日はとにかく寒くて風が強くてなかなか写真が思うように撮れない。
おまけにここまで来て大きな雲が空を覆っていてどうにも鯉のぼりが映えない。
ここはじっと我慢の子としばらく雲が切れるのを待ってやっと晴れ間が見えてきたので写真が撮れた。
今年はこれまでよりいっそう菜の花の黄色が鮮やかに目に映る。
悠々と泳ぐ鯉のぼりは全国から寄付されたものらしい。
多くの人にこの記事を見てもらって皆元気を注入しに干拓地に行って欲しい。
「道の駅 笠岡ベイファーム」
笠岡市カブト南町245−5
見頃は4月中旬まで
2020年3月15日(日)曇り一時雨 寒い
今日は寒の戻りか風も冷たくて時折小雨まで降る寒い一日だった。
それでもいつもの年なら春先の三寒四温と、やがて来る春を確信している毎日だろうが、今年はこういう急な寒さがいっそう日曜の町を暗くする。
とはいえ、長い春休みをもてあました子どもたちは今日も自転車で町を走り回り、友達と笑いながら公園で遊んでいる。
先の見えないこの毎日の中でも不安を肌で感じながらも、子どもたちは精一杯明日に向かって生きている。
私たち大人は子どもたちのためにもいっそう元気でいなくてはと思う。
今朝もネットを見ていたら、株が下がって大損をしたという男性が宝くじで一攫千金を狙っていたが、いまやそれも笑えない状況だと思う。
この沈滞ムードがこれからも続いて、経済活動が下降線をたどったら、ますます皆が活力を失っていく。
私とて毎日、不安感がないと言えば嘘になるが、いつもと同じように仕事を続ける以外道はない。
それはお客さまのためでもあるが、自分のためでもある。
こういう時だからこそ、イベントも中止にしたくないし、店も休みたくない。
今だからこそ、私も店も試されている気がする。
もともとゼロ以下から始めた店だ。
今後もしお客さんが来られなくなっても原点に戻るだけだという気持ちがある。
そしたらまた始めからスタートすればいい。
もちろん最大限の配慮や注意は必要だが、私自身の生き方として右に倣えのやり方は好まないし、なにより今こそ皆さんに楽しんで欲しい。
こんな状況だが、小さなカフェだからこそできることもあると思う。
それで、来月3日は金曜日のカフェ(福山市御幸町上岩成743−2)に宮島のパン屋さんを呼ぶことにした。
観光客が減って困っておられるんだそうだ。
小さなことから一歩ずつ、今しかできないカフェイベントに胸が膨らむ。11時半から販売スタート。
2020年3月10日(火)曇り一時雨
今日は今のこの国と同じようにどんよりと曇った空で、おまけに店に行くとすでに梅は散っていて、お客さん来てくれるのかなあと思っていたのだが、オープンと同時にどんどん常連さんたちが来てくださって、すぐにいつもの賑やかなえーとこになった。
今日は学校が休み中の子どもたちも来てくれて、広い古民家で模型の電車を動かしたり、ワークショップに参加したりして、一日楽しく過ごしてもらえた。
こういう状況だから、大人だけでなく子どもたちも家に引きこもりがちになって元気がなくなってしまうから、今日みたいに皆でわいわい楽しめる空間を提供できたらと思う。
今のような非常事態にもやはり心を強くしてくれるのはお客さんたちで、今日も一日終わったときにはすっかりコロナのことなど忘れていて明日遊ぶことばかり考えていた。
先の見えない日々が続くが、元々先のことを考えずに生きてきた人間ゆえ、明日からも一日一日を目一杯やるだけと思う。
今日も皆さんの笑顔に大きなちからをいただいた。感謝感謝。
2020年3月9日(月)晴れ あったかい
私は昔から人と約束ごとをするとけっこう気になってしまうほうで、今日も知り合いの女性と待ち合わせてお茶を飲むことになっていたので、夕べから落ち着かないこと落ち着かないこと。
それで待ち合わせの店に例に寄って早めに着くと、店長さんらしき男性が店の外に出てこられて、どうぞ中で待ってくださいとおっしゃる。
友達と待ち合わせしているもんでと外で待とうとすると、カラフルな洋服にアクセサリーの私を見て、春らしくてすごくいいですね、と褒めてくださったので、ここのお庭に合わせて来ましたというと、いや逆にこっちがエネルギーをもらってますよ、と笑われた。
こういう時だからこそのいつもの派手なファッションで来てよかったと思った。
オープンの11時になったので、ひとりで中に入って店に並んだ雑貨を見ているうちに知り合いの女性も来られて、イベントの打ち合わせで昼まで過ごした。
それから2階の人形を見せてもらったのだが、ちょっとほの暗い部屋に窓から春の日が柔らかく差し込んですごく雰囲気があった。
手作りの雑貨もポップでとてもお洒落だ。
ここは自宅カフェで広い庭を見ながらランチも食べられる。
神島は今出店ラッシュだが、今日もいいお店に行けてよかった。
楽時屋「いとう家」
笠岡市神島4100-3
金曜日休み。
2020年3月8日(日)晴れ
今日はなんとか晴れそうだったので、朝から西へ向かった。
最初三原の人気店にでも行こうかと思ったのだが、途中で気分が変わって、たぶん今年は人が少ないんじゃないかなと思って上下のひな祭りに出かけた。
とはいえ、R486を進むうちにどんどんお腹が空いてきて、上下に行く前にご飯を食べてしまいそうだったのだが、なんとか我慢した。
それで上下に着いたらすぐご飯と思って駅前にある以前もお邪魔した事のある食事処の暖簾をくぐった。
そこは元旅館だったらしく、壁にかかった日本画や水墨画、金屏風などが素晴らしく、うどんと一緒に出てきたちらし寿司はほんのり温かく作りたて感満載だった。
それに、食べても食べても熱いままのうどん。不思議だなあと丼にさわってみたら、すごく熱い。
もしかして先に丼あっためておいたんだろうかと帰りに尋ねたら、やっぱりそうだった。その細やかな心使いに感動する。
あと、金糸玉子の細さに目を見張った。
店主らしい女性も上品な方だし、きっとここは由緒あるお店じゃなかろうか。
『お食事処ことぶき』
福塩線上下駅前
お腹も膨れて満足満足と上下の古い町並みを歩けば、やはりコロナの影響か今年は観光客もまばらで通りの店もどことなく活気がない。
それでも最初に見つけた店に入れば、和小物やさげもんがいっぱいあって春らしい雰囲気が溢れている。
毎年、上下のひな祭りを訪れては春の訪れを知る私だが、今年はいっそう町の人々の頑張りとお雛様たちが切なく心に沁みた。
毎年当たり前のように皆でひな祭りを迎えられるということがどんなに平和なことだったかこの春くらい思い知ったことはない。
それでも、上下に来れば、やっぱりおひなさまは変わらず温かく迎えてくれる。
何百年も前から鎮座し続けるおひなさまが大丈夫大丈夫、もうすぐほんまもんの春はやって来る、と語りかけてるようだ。
帰り道、マスクでくもるメガネを拭きながら、今年の春がどうぞ早く笑い話になるようにと心から願った。
『第15回天領上下ひなまつり』
3月22日(日)まで。
2020年3月4日(水)雨ばかり
朝からTVを見ていてもコロナコロナで気分が凹むばかりなので、買い物がてら外に出たら、R313を走っている車が次々にドラッグストアに入っていくので、私もトイレットペーパーが欲しいなと思って店に入ったら、近所のスーパーには1個もなかったそれが少ないながらもちゃんと棚にあるではないか。
私は喜んでダブルのを1個ゲットした。
これでしばらくは暮らせるわい。とまた車を走らせていたら、月曜も行列だったドラッグストアに雨だというのに行列が見えたので、もしかしてマスクあるのかなと思って車を停めて見たら思ったよりずっと列が長かったので驚いた。
とはいえ、これはきっとマスクがあるから並んでるんだろう、といいほうに解釈して並ぶこと5分で店のドアが開き、ずずず〜っとお客さんたちが入っていく、と同時に横から割り込んできた人たちも一斉に中に入った。
この非常時になんて輩だと思いながらも今日はその人たちを注意する暇もない。
大勢の人たちとなだれ込むように店内に入ってさて、どこにマスクがあるんだと思っていると、はや、マスクがないないと言いながら先に入ったお客さんたちはすでに出口に向かっている。
その中のひとりの男性は「僕は朝一番に来たのにないんか!ないならそう張り紙に書いておけばええんじゃ!」と怒っている。
私もそれを聞いてほんともっともよなあと思う。
その男性はあきらめ切れないのか、レジの女性にマスクは入らんのか?と聞いていたが、その女性は困った顔をして、はい、マスクはないんですよう。次いつ入るかもわからないんです、と答えた。
店のスタッフも当分マスクはないとわかっているのだ。
私は気が短いから5分しか待たなかったが、朝いちで30分以上待っていたお客さんはほんと気の毒だ。
店としてはマスクはなくてもお客さんが来てくれれば何か買ってもらえるという考えかもしれないが、妙な期待をさせて無駄な時間を使わせるのはいかがなもんかと思う。
ドラッグストアに当分マスクは期待できないと思ってたほうが賢明と思う。
2020年3月3日(火)晴れ
今日はえーとこ会のスイーツ会だが、時期が時期なので、あまり大々的に宣伝せずに一人でも来てくださったらそれでいい、と思いながら店を開けたらたくさんのお客さんが来てくださって嬉しかった。
あちこちのイベントが軒並み中止になって、ともすれば観光地ではカフェまでも休業しているところもある中で、マイナーな店ながら休業せずに商売できるのはありがたいことだ。
しかし、やはり今月はイベントに気を使う。
ほんとは春だからもっとイベントをやりたいところだが、今月は計画をあまり立てていない。
遊びのほうも今週末はカラオケバトルもあるし、私が主催する予定の卓球大会も考えている。
一日も早くこのコロナ渦が過ぎ去ることを祈るのみだ。
今年、本当の春はいつ来るんだろうか。
2020年3月2日(月)晴れ
様々なイベントが中止や延期になる中、昨日は福山で知り合いがO.A.を務めるライブがあり、ひとり久しぶりに駅前を散策しながら会場へ向かった。
昨日の駅前商店街はいつもに増して人通りが少なかったが、私の中で目に付いたのはマスクをしていない高齢者や女子学生たちの姿だった。
案外福山はまだのんびりしているなあ、と思いながら、私は午前中にお邪魔したギャラリーくわみつでゲットしたネコ顔マスクをしっかりしていた。
ライブは午後2時からだったので、とにかくまず腹ごしらえをと思い、この前ネットで見かけた静流というラーメン屋に行ってみたら、閑散としている通りの中でそこだけお客さんでいっぱいだった。
席が空くまで5分くらい店の前で待って、まだ片付けの全部済んでないカウンター席に案内された。
醤油ラーメンの値段を見たら、480円と安かったのでそれを頼むとちょっと時間がかかったが、あつあつの美味しいラーメンが出てきた。
そのうちカウンターのお客さんがどんどん帰って行ったので気がついたら私ひとりがズルズルとラーメンをすすっていた。
ふと見ると、カウンターの上には大型のTVがあり、競馬の実況中継をやっている。
ギャンブルの好きなオーナーなのかな、と思いながら、ぼんやり画面を見ていると、なんと競馬場に観客が全然いない。
観客のいない競馬場で馬はひたすら走りアナウンサーだけが絶叫している。
店にはジャズも流れているのだが、それに重なって馬の蹄の音とアナウンサーの声が店に響いている。
そんな中、客たちは画面など見向きもせずに、笑い、ラーメンをまたすする。
見えないウイルスにどこか怯えながらも、人々は今日もまた食べ続ける。
実際、どんなときでもラーメンは美味しい。
そのうち、またどんどんお客さんがやって来たので、私は早々にその店を出ることにした。
2020年春、今日食べたラーメンの味を私はきっと忘れないだろう。
拉麺 餃子「静流(しずる)」
福山市延広町6-20
月曜休み
2020年2月29日(土)雨ばかり
鬱蒼とした春の雨空がますます気分を憂鬱にさせる。
コロナウイルスが深刻な状況になってきて、今日の天気のように鬱々とした気分がますます強くなり、休みというのにテンションが上がらない。
このまま行くとウイルスに感染する前に気持ちが病人になりそうだ。
それでこれはいかんと思い、とにかく外に出ようと今日も雨の中、古着屋に行ったり、ご飯を食べに行ったりした。
それで、おやつはどこに行こうと思ったときに、ネットで美味しそうな団子が出ていたのを思い出して、勉強堂に行ってみた。
そこはたまに友人と出かける和菓子屋さんだが、和風のカフェが趣があって落ち着く、と友人にも好評のお店だ。
それで、今日私が食べたかったのは団子を七輪で焼いてたれにつけて食べる団子三昧というメニューで、実際食べてみたら、あつあつですごく美味しかった。
団子は串でころころ回して焦げないようにするのだが、これが案外すぐ金網にくっついて上手く回せない。
なかなか団子1つ焼くのも簡単じゃないな、と思いながら、なんとかうまいこと焼けたので、たれにつけて全部平らげた。
それにしても、この時期店は空いてるかと思ったら、けっこう子ども連れとかカップルとかで流行っていて、福山はまだのんびりしてるな、と思った。
ウイルスがいつどうなるかわからないけど、とにかく今は気持ちを元気にどんどん食べて免疫力を高めることが大事と思う。
御菓子所 勉強堂 川口暢適庵 川口店
福山市川口町4-12-22
2020年2月26日(水)曇り
今日は朝は取材をして、昼から笠岡の陽だまりパン工房の一周年のお祝いに行って、店長さんやスタッフのYさんと喋って、その後はひとりぶらぶらドライブをしていたら、神辺に前から気になっていた店が目に入ったのでちょっと入ってみた。
中は女性がやっているお店らしくナチュラル系のインテリアを使ってあって、可愛い感じだった。
スイーツを食べながら店長さんと話し出したら、またいつものお喋りが止まらなくなって、気がついたら閉店時間を過ぎてしまった。
ほんとにどこに行ってもよく喋るわたし・・。
やっぱり何が面白いって自分の人生が一番面白い。
自叙伝を書いたら一冊本が書けそうだ。
そこは隣がカラオケみたいだし、今度またゆっくり遊びに行くことにしよう。
気まぐれなキッチン「baton」
福山市神辺町上竹田2−3 日曜休み
2020年2月25日(火)曇り
今日はあいにくの曇り空だったが、えーとこはスイーツ会だったので、お客さまたちは終日手作りスイーツを食べながら楽しい時間を過ごして帰られた。
今週は休みなく仕事をしている私だが、店がお客さんたちの笑い声で溢れると疲れなど吹き飛ぶ。
えーとこかふぇは今年3年になるが、自分が生まれ育った町で商売するのは二度目の私なので、30年前の嫌なイメージが蘇ることもしばしばだったが、去年あたりからもう地元だからという気持ちはどうでもよくなり、ほんとに自由に思い通りのイベントをどんどんやっていっている。
色んな執着をなくしていくと、地元での商売も面白くなるんだなあと思う毎日だ。
この町で私が面白いと思うことをこれからもどんどん発信していけたらと思う。
ということで、来月10日(火)は旅する雑貨屋ラフリラさんをお迎えします。輸入ものの生地やワッペン、ボタンなど素敵な雑貨がたくさんやってきます。
どうぞよろしくお願いします。
この日はkiiroさんの布小物のワークショップもあります。こちらはワンコインです。どちらも朝10時からです。
「えーとこかふぇ」井原市井原町409
2020年2月24日(月・祝)晴れ あったかすぎる
今日は祝日なので店をオープンして午後3時くらいまで片付けとかやって、夕方また福山の千田町にあるカラオケの桜に行ったら、うちのカフェのお客さんたちが歌っていた。
ほんとに皆様、私の行く店にどんどん行っているので、どこに行っても知り合いだらけだ。
まあ、それはそれで楽しいのだが、私は来月7日に桜で開催されるカラオケバトルのことばかり考えているので、とにかく今日も練習あるのみだった。
しかし、今日もかなり頑張っても90点台はなかなかでない。
カラオケバトルに出るのはその道の精鋭ばかりと聞いているのに、こんなことでは一回戦で敗退だあ〜そうなったらもう家に帰る!と言っていたら、ママさんがだいじょうぶ!敗者復活戦を設けましたあ。とのこと。
一回戦で負けた人の中で一番点数のいい人が敗者復活で決勝に参加できるんだそうだ。
とはいえ、90点くらいは出してないとヤバい。
困ったことにまだ勝負曲が決まっていない。
なんせ歌うたびに音が違ってしまう。
自分が普段歌っている音がどれだけ外れているか、点数をつけだして思い知らされる。
やっぱり歌手はすごいのである。
まあとはいえ、優勝賞金の1万円目指して頑張るしかない。
2020年2月23日(日)晴れ あったかい
今日はえーとこかふぇの梅も見ごろとなり、春のような穏やかな日差しの中でイベントを開催できて皆様に喜んでいただけた。
セネガルのカラフルな洋服に皆様目を輝かせながら試着をされ、古民家カフェの女子力は一気に高まった。
日曜日のイベントは心身ともにハードだが、それでもやりがいがある。
やはり日頃仕事で来ていただけないお客さまたちが来てくださるので嬉しい。
今週はとにかくイベント続きだが、遊びをはさみながら頑張ろうと思う。
−金曜日のカフェbrunの3月イベント予定−福山市御幸町上岩成743−2
3月6日(金)14:00〜15:00
金曜日のカフェ6周年記念「謎解きゲームでケーキをゲットしよう」
3月13日(金)15:00〜奥野純子さんによる「昼下がりのミニコンサート」
チケット:1000円(お土産付き)
3月20日(金)@11:00〜A13:30〜
kiik(きいく)さんの「マクラメブレスレットのワークショップ」
3月27日(金)グルーバルフーズコーポレーションさんのグルメ屋台
2020年2月22日(土)朝のうち雨のち晴れ
今日は朝のうち仕事をして、昼過ぎに矢掛に行って初めてのカフェでご飯を食べた。
そこはバイク屋さんなので、一見、カフェがあるように見えなかったのだが、そこにいたオーナーらしき男性に声を掛けたら、隣がカフェだと教えてくださった。
それで奥のほうに入ると、結構お洒落なカフェらしき建物があったので入ったら、ライダーたちの写真がいっぱい壁に貼ってあった。
ひと目でそこにいたママさんらしき女性もバイク乗りじゃないかと思ったら、やっぱりそうだった。
頼んだローストビーフ丼はたれがほどよく甘酸っぱくて美味しかった。
気さくなママさんだし、料理も上手なんでまたぜひ遊びに行こうと思う。
「Bi&CarsCafeRM」
岡山県小田郡矢掛町西川面399-3
火曜日・金曜日休み
電話:080-9139-2018
2020年2月20日(木)晴れ 暖かい
コロナウイルスのニュースが毎日朝からずっと繰り返され、こんな田舎にもいつか感染が広がってしまうことがあるんだろうか、と不安が募る。
昨日は福山駅そばの大型店舗に行ったら、多くの人がマスクをしており、なんだかしてないと妙な罪悪感を感じた。
井原に戻るとまだのんびりしたものだが、いずれはどこに行くにもマスクをするようになるかもしれない。
この冬の異常な暖かさといい、色んな意味で地球規模で今年は大変な一年なのかもしれない。
井原のえーとこかふぇ(井原市井原町409)のイベント案内です。来週はイベント目白押しです。ぜひお越しください。
2月23日(日)10時〜15時「セネガルの風をあなたに」★ワークショップもあります。
2月24日(月・祝)10時〜12時「フランス語初級レッスン」講師:若井美恵 参加費は無料ですが、ワンオーダー以上をお願いします。
2月25日(火)10時〜16時「スイーツ会」スイーツ持ち寄りの会です。
2月27日(木)10時〜16時「ダンボールひと箱市&ワークショップ」参加費はワンオーダー以上です。
2020年2月17日(月)曇り時々霙
今頃になって突然真冬のような天気になり、夕方スーパーから出たら、猛烈な風とともに霙まで降ってきた。
今年はいったいどうなっているのか、冬がないと思ったら、今になってこの寒さだ。
明日はえーとこかふぇにヤマザキヤマトさんを迎えてライブをやる予定なので、雪とか降らないで欲しい。
天気予報を見たらなんとか晴れそうだが、今夜積もらないといいのだが。
イベントを予定しているとなんとも当日まで気がもめる。
まあ、まだ今週は金曜日が休みだからいいが、来週は日曜から土曜までノンストップで仕事だ。
今週せいぜい体力を温存しとかなければ。
2020年2月16日(日)雨ばかり
今朝は東へ行きかけたが、天気の悪さに一瞬帰ろうかと思ったほどだった。
とはいえ、休みはやっぱり家でじっとはできないので、岡山まで行って久しぶりに古着屋に寄ったら、案外マスクをしている人が多くて、いよいよ岡山も注意しないといけなくなってきたなと思った。
それで、ほんとはバッグが欲しかったのだが、レトロなワンピがひと目で気に入って、私にしてはかなり高かったけど(1200円)、これは欲しいなあと思って割引のない春物だったけど買ってしまった。
早速うちに帰って試着して亭主に見せたら、どうも微妙な反応で、い、いいけど、それ来て外に出るん?とわけのわからないお言葉。
家で着るために服買うわけないじゃろ!と一喝して、裾をひらひらさせて、部屋を歩きまわり、ひとり喜んだ私であった。
それで、よく見たら、このワンピのタグにはシャーリーテンプルと書いてある。
ネットで調べると、子供服のブランドらしい。
私のような肉付きの悪い大人の女しか着られない服だ。
もうちょっとあったかくなったら、これに黒いカーディガンでも合わせて着たらいい感じかも。
2020年2月15日(土)曇り
コロナウイルスの脅威を感じながらも、今日も外に出ずにはおられない。
久々に出かけた総社の農マル園芸ではこの時期だからだろうか、マスク姿のお客さんを何人も見かけた。
しかし、これまでは中をちゃんと見てなかったのでわからなかったのだが、農マル園芸はかなり広い。
今日のイベント会場を探すのにちょっと時間がかかった。
それでやっと布マツリの看板を見つけて入ってみたら、すぐ見慣れたセネガルのカラフルな洋服が見えたので、店主に声を掛けた。
そのそばではラフリラさんが可愛い布やブローチを販売しておられたんで、ここでも挨拶をして、ウサギのブローチをゲットした。
それで、ぜひ金曜日のカフェに出店お願いしたかったのだが、あいにくラフリラさんは金曜日は営業日ということで、井原のえーとこかふぇに来ていただけることになった。
3月あたりの火曜に来ていただけるとよいなあ。
農マル園芸を出てお腹が空いてきたので、キッチンネコマチという人気レストランの2号店を探してみたのだが、道が狭い住宅地で場所がよくわからない。
同じところを行ったりきたりしてやっとブルーの外観の店を見つけた。見るからにセンスがよさそうだ。
頼んだ料理は鶏の南蛮定食。鶏肉が柔らかくて、ボリューミーで美味しかった。
「洋風食堂はらいそ」
岡山県総社市西郡781-11
電話:0866-92-8600
火曜日休み
携帯でマップを見ていたら近くに雑貨屋さんがありそうだったので、そこにも行ってみたら、普通の民家で、可愛いアクセサリーやおいしそうなお菓子がセンスよく並んでいた。
今日のおやつにとロールケーキとマドレーヌを買って帰った。
「お菓子と雑貨kaon」
岡山県総社市西郡472
電話: 0866-31-8030
火曜水曜休み
帰りにカラオケの文字が見えたので入りたかったが、亭主はカラオケはやらないんで、今度また一人で行ってみようと思った。
2020年2月12日(水)曇りのち雨
今日は朝から天気が悪かったが、また西へ向かい、菅茶山記念館でやっている新春展を見に行ったら、知り合いに会って、しばし歓談。
その後、2階のデザイン部門を見に行って、バラエティに富んだユニークな作品に心躍らせた。
神辺は福山の中でも独特の文化が育っている町のようで、ある意味、濃いアーティストがたくさんいるような気がする。
特に今日見た中では「かんなべの女(ひと)」の小坂道和さんの演歌っぽいセリフと挿し絵見てるだけで楽しかった。
たぶん、御領のあかとんぼというギャラリーでお会いしたことがあるような気がするのだが、この方の独特の色気というか感性というか、そういうものに興味を引かれた。
また機会があったらお会いしてみたい。
神辺をみつめて「新春展」
神辺町新湯野30−2
2月16日まで。
入場無料
今週金曜日のカフェは物々交換とバレンタインデーなのでチョコレート持ち寄り会やります。
どちらもワンオーダー以上で参加OKです。
ぜひ遊びに来てください。
「バレンタインデーに皆でチョコを持ち寄って食べよう!」
金曜日のカフェ@brun
福山市御幸町上岩成743−2
イベント時間・13:00〜16:00
2020年2月11日(火・祝)晴れ 暖かい
今日は全国的には休みだが、我が家は私も亭主も仕事で朝もいつもどおり起き出して会社やカフェに向かった。
それにしても、今日も昼過ぎには気温が上がってガスストーブをしているカフェの中は暖かすぎるくらいだった。
えーとこをオープンした3年前のあの寒い寒い冬を思えばまことに天国である。
今日も厨房は夕方近くにはストーブを切っても全然平気だった。
皆様もワークショップを楽しまれて、元気一杯でまた暖かい日差しの中に出て行かれた。
えーとこの庭にはすでに梅も咲き始め、まさに春近し、という感じののどかな祝日だった。
来週火曜日はいよいよヤマザキマサトさんのLIVEです。ぜひお越しください。
2020年2月9日(日)晴れ 暖かい
このまま、もう今年は春になってしまうんだろうか、と思った日曜の夕暮れ。
仕事が終わってお茶飲みがてら出かけた矢掛で帰りにふと立ち寄った観照寺ではすでに梅がかなり咲いていた。
春のような青空にピンクの梅が映えて綺麗だった。
とはいえ、臥龍梅はまだ3分咲きといったところで、このまま暖かければ、満開は今週末くらいかと思った。
しかし、梅がもうこんなに咲いているんだから今年は桜も3月の中ごろには咲くんじゃないか。
「観照寺」
岡山県小田郡矢掛町横谷3663
電話:0866-82-1049
2020年2月8日(土)晴れ
今日は夕べの寝不足もなんのそので、朝から女友達3人と神辺のラッシーのおうちというカフェに行って、展示ルームのアンティーク雑貨や家具をわいわい言いながら物色した。
今日一緒に出かけた女性たちは皆骨董品とか古い物が大好きなメンバーなので、興味深々だった。
私はこんなふうに、情報をいち早く仕入れてそれを興味のある人たちに伝えるということが何より嬉しい。
お店の方にも喜んでいただけていい朝になった。
「ラッシーのおうち」
福山市神辺町川北570
火曜水曜休み
2020年2月6日(木)晴れ時々雪
今日は今年もやっと冬将軍到来という感じで、朝からカフェは暖房フル回転、昼過ぎには雪がちらほら散っていた。
仕事が終わって外に出たときも最近感じたことのない寒さを感じた。
暖冬だからと調子に乗って薄着でいたが、今日からそういうわけにもいかないようだ。
しかし、今から寒くなってもすぐに春ではないのか。
TVをつければ朝から晩までコロナウイルスの話題だが、今日カフェもその話題でもちきりで、皆さん不安な様子だった。
気の弱い私も(本当です)、TVのニュースを見るたび気分が重くなるが、そうはいってもいざ、この辺りにウイルスがやってきたらどうしようもない。
っていうか、今年はオリンピックとかいっているが、それどころじゃないんじゃなかろうか。
早いとこ収束しないとオリンピック開催も危ぶまれる。
温暖化も深刻だし、これからは何が起こってもおかしくないと思う。
気持ちの中だけはいろんな覚悟をしておきたいもんだ。
金曜日のカフェ@brun(福山市御幸町上岩成743‐2)からのお知らせです。
明日2月7日金曜日のイベントは、人気ハンドメイド作家・由杏(ゆあん)さんの★由杏's アトリエお片付け!★です。
可愛いブローチや手作り用の材料もいっぱいやって来ます。
ぜひお越しください。
出店は11時から14時までです。
★レトロブローチ販売
★由杏's chou chou福袋!
★材料販売(アトリエ在庫ゆえ完璧でないものもあります。)
★ハンドメイドでわからない事、教えまーす!(無料)
デザインについては、お伝えできませんが…
基本的な使い方をわかる範囲で教えます!
(9ピン等、上手く作れないなど)材料、道具は、ご用意しておりませんので、お持ちください。
2020年2月5日(水)晴れ 風強い
やっと少し冬らしくなってきたのはいいが、今日は風が強くて芦田川大橋を車でわたる時に車がふらふらして怖いくらいだった。
しかしながら、そうやって苦手な運転を頑張って行ったのに、目当てのカフェは臨時休業。
それもわざわざ一度行ってオープンが12時とわかり、1時間キングファミリーで潰してもう一回出かけたのに休みとは・・。
ほんとにとほほ、の朝だった。
こういうことがあるから、うちもそうだが、個人店はお客さんが前もって予約するようになるんだなと思った。
まあ、前もって調べない私がいけないと思って、すぐに気分を変えて多治米のチルコーヒーで美味しいランチを食べて、その後は風の丘に行ってお茶を飲み飲み本をちょっと読んだ。
いい本だったので、また今度も読むとしよう。
「Work&Life BASE 風の丘」
福山市東深津町6丁目3ー58
084-999-2706
それから友達と待ち合わせをしていたバーあき乃の別館に行っていつものようにしゃべくって大笑いして帰った。
今日もよく遊んだからまた明日から頑張ろうと思う。
2020年2月4日(火)晴れ 朝寒い
今日はえーとこ(井原市井原町409)でワークショップで、お客さんたちが皆さま熱心に布バッグを作られた。
なんと朝から夕方までほぼ6時間もかかって皆さん、途中ご飯を食べるのも忘れてバッグを作られるのだからほんとにすごい。
女性たちの集中力にはいつも感服してしまう。
モノを作ることに関して私の周りの若いお母さんたちは皆さん、貪欲だ。
女性は子育て終わってからもどんどん外に出て、ワークショップに参加して、体験値を上げているのを見ていると、一生退屈しないような気がする。
女性たちの趣味を通じてのコミュニケーション能力は群を抜いている。
来月は10日火曜日に布のコースター作りやります。朝10時から夕方4時までいつでもOKです。ぜひご参加ください。
2020年2月2日(日)晴れ 暖かい
今日は天気がよかったのだが、例によって出足が悪かったので、寄島の牡蠣祭りはすでにほとんど終わっていて、かろうじて屋台のカレーパンを買えただけだった。
それでも、カレーパンを販売されていたグローバルフーズ・コーポレーションさんがお元気そうで安心した。
それで、帰る途中で海沿いにネットで気になっていたカフェを見つけて入ってみたら、外には土日限定と書いてあったが、メニューには火曜水曜定休日と書いてあるのでちょっと混乱した。
たぶん、平日と土日のランチが違うんで外には土日限定とあったんだろう。
後でネットで見たら火曜水曜休みと載っていた。
平日の定食はワンコインと安いのであっち方面に行った時はまた寄ってみようと思う。
「カフェみやけ」
岡山県浅口市寄島町7537−3
営業時間:8時〜16時
火曜水曜休み
2020年2月1日(土)曇り
今日は朝はゆっくり起きて、昼前にばあちゃん(母)を連れて近くの回転寿司の店に出かけた。
今日はばあちゃんの85歳の誕生日だったので、お昼ご馳走するよ、何食べたい?と言ったら、回転寿司がいいと言ったのでそこに行くことになったのだった。
久しぶりの一緒の外食なので、彼女は嬉しかったのか、いつになくものすごい勢いで寿司を食べていった。
ささやかな誕生日プレゼントだったが、喜んでもらえてよかった。
打ちに帰ったら、横須賀の娘から大量の毛糸が届いていて、ありがたい誕生日になった。
その後、里庄にできたというカフェ&ゲストハウスを探して国道をそれて田舎道をぐるぐる回ってやっと見つけたと思ったら休みだったのでがっかりした。
やっぱりこういう店は一応土日営業と書いてあっても電話して行くべきと思った。
でも諦めて帰りかけたらそばにカフェを見つけたので、今日はランチタイム過ぎててダメだったが、今度ぜひそこに行ってみたいと思う。
「手延べダイニング&ライブMacaret」
岡山県浅口郡里庄町大字新庄2998
日曜休み
それから世界大会で受賞したというケーキを求めてMASAKIというケーキ屋さんを探しに倉敷まで行った。
見つけたその店がけっこう広いのに驚いたが、値段の高さにもっと驚いた。
それで早速その「アーム」というチョコレートケーキとあとふたつケーキを買って帰った。
実際、食べてみたらその「アーム」というケーキは幾層にもなっていて、上がチョコの甘さが際立っていて、下のスポンジにはお酒の風味とか柑橘系の酸味もあり、今まで食べたことのない複雑な味だった。
そのケーキも美味しかったが、私はソレイユというマカロンを上にのっけたケーキが絶品と思った。
今日び、ケーキもけっこうな値段だが、たまにはまた買いに行きたいと思った。
「パティスリーMASAKI」
倉敷市三田104-8
電話番号:086-454-7223
2020年1月30日(木)晴れ 暖かい
今日も暖かい一日だったので、えーとこの厨房にいてもそれほど寒くなかった。
今日はご近所さんも店に来てくださったので、手伝いに来ていたばあちゃん(母)も楽しそうに話をしていた。
45年続いた家業を辞めて行き場をなくしたばあちゃんだが、最近井原のえーとこに時々手伝いに来るのがいい気晴らしになっているようだ。
人間死ぬまで自分が生き生きと過ごせる場所を見つける努力をすることは大事と思うが、なかなか年をとってからそれを見つけるのは至難の業だとばあちゃんを見ていて思う。
年をとるまでに自分の生きる場所や趣味を見つけることが大事だ。
まあ、私は仕事を死ぬまでしたいので、最後まで仕事が生きるよすがになればいいと思う。
そういう意味では私は恵まれている気がする。
明日もまた楽しい週末のために頑張るのみだ。
金曜日のカフェ@brun(福山市御幸町上岩成743−2)の2月イベント予定です。
2月7日(金)11:00〜14:00
「由杏'sアトリエお片付け!」
☆レトロブローチ販売
☆由杏's chou chou福袋!
☆ハンドメイド材料販売
2月14日(金)13:00〜16:00
「今年のバレンタインデーはチョコを持ち寄って食べよう!」
持ち寄りチョコパーティー。市販のチョコレートでも手作りでも何でもチョコならOK。
お一人様、1種類以上お持ちください。
チョコレート持参の方、ワンオーダー以上で参加
2月21日(金)臨時休業
2月28日(金)11:00〜16:00
「ベレー帽大好き!」
yukiさんのベレー帽、ブローチ・ポストカードの販売
2020年1月29日(水)晴れ 暖かい
新型コロナウイルスの脅威はまだ遠い国の出来事のごとくに今日も取材先では女性たちが元気いっぱいで作り食べていた。
これからどんな世の中になろうと女性は常にタフに生き続けるだろうと今日も思った。
私は内面が男性的なところがあるし、女としての性が弱いから何かあったら精神的にすぐやられそうだ。
ウイルスがこの辺りまでやってきたら気持ち的にいっぺんに弱りそうだ。
その時は皆さん、日記は打ち止めでーす。
昨日お客さまにいただいた笠岡にできたお店の案内。
今度また行ってみよう。
2020年1月28日(火)晴れ
今日はえーとこオープン日でいつものようにお客さんたちと色んな情報交換して一日が終わった。
それにしても、えーとこはカウンターもないし、厨房が客席から離れているので、お客さんと話していたらご飯が食べられず、今日もお昼は3時過ぎになった。
カフェというのは今更ながらタフじゃないとやれない仕事としみじみ思う。
毎週、駐車場から重い荷物を運ぶだけでけっこうな運動量なので、私は還暦過ぎてからのほうが腕の力がついたような気がする。
それでかどうか、卓球を少ししたくらいでは全然疲れない。
私より年下の仲間がちょっと動くとぜいぜい言っているのを見ながらフットワーク軽く動ける。
ほんとに毎日仕事しながら体を鍛えているようなもんだ。
おかげでこの冬も元気で乗り越えられそうだ。
井原のえーとこかふぇの2月のイベント情報です。よろしくお願いします。
2月4日(火)10:00〜16:00(何時からでも参加可)
布小物作家・キイロさんのオリジナルお散歩バッグ作り(500円)
持参していただくもの:綿の生地50×50 針と糸
2月11日(火)10:00〜12:00
「井原をデニムの薔薇で飾ろう!」
デニムでバラ作り(1000円・珈琲付)
2月23日(土)10:00〜15:00
「セネガルの風をあなたに」
カラフルなセネガルの洋服・雑貨販売 ワークショップ
2月18日(火)14:00ヤマザキヤマトさんのLIVE(1500円・珈琲付)
2月24日(月)10:00〜12:00
若井美恵さんのフランス語初級講座 無料・予約なしでもOKです。
2月25日(火)10:00〜16:00
2月のスイーツ会(持ち寄って食べる会です)
スイーツは市販のものでも手作りでもOKです。要ワンオーダー
「えーとこかふぇ」
井原市井原町409 お問い合わせ:090−7376−2690(レイチェル)
2020年1月27日(月)雨ばかり
今日は一日天気が悪かったが、行きたい場所があったので、朝いちで福山駅に向かった。
それで雨の中、リム福山まで歩いたが、ぜんぜん寒くはなかったので、楽勝で歩けた。
あまり暖かい冬も脅威だが、私のような寒がりにはやはりありがたい冬だ。
それでリムの2階にあるしんぐうカフェに行って、陶芸家の山下公敏さんとリラクゼーションセラピストの山本みどりさんの二人展を見せていただいた。
山下さんの陶芸と絵が合体した作品は子どもの無垢な心が描いたような色使い。
かたちを持たない山下さんの心の中にある自然の姿が見える気がした。
山本みどりさんのお母さんに宛てた約400通もの書簡は息苦しくなるほどの愛への渇望感じた。
その1枚のハガキに細かい文字でぎっしり詰め込まれた終わりが見えない文章は自身が何かから解き放たれるための修練のようなイメージもある。
とにもかくにも感情というのはパワフルだと思い知らされる。
「絵&書簡アート 山本みどり 山下公敏2人展」
2月4日まで。
しんぐうカフェ・カフェ&セミナールーム
福山市西町1-1-1 リム福山2F
2020年1月25日(土)曇り
今日は朝から曇っていたが、雨は降ってなかったので、幕山台にあるオッペン化粧品の販売所に出かけた。
今日そこで、うちのカフェのお客さまがイベントを開かれているのでお邪魔したのだった。
幕山台は広い住宅街なので、ナビを頼りに何度も何度も十字路を曲がり曲がりして、なんとか販売所に到達した。
すると、どこかで見た車があるなと思っていたら、友達や知り合いが来ていて、ここまで来てまた盛り上がる。
今日はハーバリウムやジェルネイルなどの体験や、ブランド物の洋服販売などされていて、色々な方にご挨拶させていただいた。
ここの所長さんはとても素敵な方で私はいつもお洒落で綺麗なその方におおいに刺激を与えていただいている。
今日は美味しいケーキまでいただき、知り合いのYちゃんやほかのお客さんたちともお喋りしながら、いい時間を過ごせた。
このイベントは今日夕方4時まで開催とか。
明日は井原で卓球やるんでこれからシューズを買いに行こうと思う。
オッペン化粧品幕山台営業所
福山市幕山台6丁目13-24
電話:084-948-2941
2020年1月23日(木)曇り朝のうち雨
まだ1月だというのに春の長雨のような天気が続いている。
こんな感じだと、来月にはもう桜でも咲くんじゃないかと思える。
今からこんなではまた大雨になって大きな災害が襲ってきそうで不安になる。
春になる前からこういう気持ちになるのも井原に帰って来てから初めてだ。
今日、えーとこかふぇのバイキングにうちの母親を誘ってたら、食べに来ると言っていたのに、昼前に電話がかかってきて、知り合いからカラオケに誘われたから来られないという。
それにしても、母はその知り合いの人というのが苦手で嫌いとよく言っていたのに、それでもその人に誘われたら行ってしまうのが、私には理解不可能なところだ。
まあそれでも、私との約束を反故にして他人との付き合いを優先してしまうのはこの何十年と繰り返された母のやり方であるから別に腹も立たない。
そして、こういう場合、何十年も母は私に約束破ってごめんね、と謝ってくれたことはない。
しかし、今日は珍しくちょっと悪いと思ったのか、私より後で家に帰って来たとき、小さい声でごめんな、と言った。
それから、バツが悪いと思ったのか、台所に入ってごそごそと片付けを始める。
それで、明日の朝捨てに行くゴミを小さいからだでうんうん言いながら玄関先まで運んでいくのである。
まるで門限を破って帰って来て親に怒られるんじゃないかとびくびくしながらいつもはやらない家事を手伝っている感じだ。
こんなに重いもん運んでるんだから勘弁してよね、みたいな。
まるで子どもである。
ほんとに父が亡くなってこの四十年で母と私の立場は逆転してしまったなとあらためて思う。
父がいなくなってから彼女が子どもで私が親になったのだった。
かくして、私はこの四十年で誰にも甘えることのない自立せざるを得ない女になった。
ひとりでどこへでも行けるのも、ひとりでたいていのことを対処できるのも、色んな人と関われるのも、子どもになった母のおかげである。
こういう子どもを成長させる方法もあるのかといまさらながら思う。
頼れない親、約束を破る親、子どもより他人を優先する親を持つといいのか悪いのか、人の小さい裏切りなどでバタバタしなくなるのは確かだ。
そして、誰よりも自分の生き方に一貫性を持ちたくなるし、人との約束を守りたくなる。
親は反面教師というが、うちの親はまさに何十年もかかって私を成長させてくれたと思う。いやマジで。
2020年1月22日(水)曇りのち雨
今日くらいから天気は下り坂とかで遊びに行くのにももうひとつテンションが上がらなかったが、知り合い3人と約束していたので、福山駅北にあるあき乃というカフェバーに行ったら、すんばらしいスイーツ満載で天気の悪いのなんか吹き飛んだ。
それにしても、途中横尾の踏み切りあたりまで行ったら、パトカーや消防車が止まっていて、福山方面は全面通行止めとかで、仕方ないから土手を通って福山駅方面へ向かった。
後で知ったのだが、今日午前中に横尾で火事があったとかで、午後まで後処理が続いていたようだった。
これまで313ではそれほど大きな事故や災害はなかったが、何か起こったらあの狭い国道は大混雑になるだろうと思われた。
それで、今日その影響かどうか千田のカラオケ桜も臨時休業だった。
後でママさんも今日行ったお洒落なカフェ誘ってあげればよかったと思ったことである。
来月23日(日)に井原のえーとこかふぇ(井原市井原町409)でセネガルの洋服や雑貨を販売します。
ワークショップもありますので、ぜひお越しください。
2020年1月21日(火)晴れ 暖冬いつまで
毎日毎日天気がよくて喜んでいたら木曜日くらいからずっと天気が悪そうだ。
今年は冬がなくてこれから春の長雨が続いて、一気に桜でも咲きそうだ。
いったいこの地球はどうなっているんだろう。ほんとに夏が(初めて)怖い。
今日もえーとこかふぇでワークショップだったのだが、女性たちはいつもながら元気で楽しそうだ。
そこへいくと、男性がおなじ組織や地区にいる人間以外で集まってこんなに盛り上がることは難しいような気がする。
私が見たところ、趣味やモノ作りに興じる女性たちは初対面に強い。
別にたいした話はしなくても同じ目的を持って何かをやる場面で女性たちはほんとに協調性がいいと思う。
男性がいざそういう中に入ってほかの人たちと言葉を交わすというのはけっこう大変そうに見える。
何千年も前から女たちは狩りに出かけた男たちを待つ間、自分たちの周りの小さなコミュニティの中で生きてきた。
私がカフェをやっていると、男性同士初対面ですぐ話が盛り上がる、というのは珍しい。
女性と違って男性は共通項を見つけるのに時間がかかるように見える。
やはり、普段、生活の中の細々した用事や家族の世話に追われている女性たちは暮らしに密着した会話がすぐできる。
そういうわけで今日もカフェは初対面の女性たちで楽しくワークショップが行われ、笑顔いっぱいで盛り上がった。
はやり、どんな時代でも女性たちは元気だ。
「ボタニカルペインティング」
2020年1月20日(月)晴れ まだ暖かい
今日も暖かい一日だった。
それで休みということもあって、朝からまた福山に出かけて万能倉商店街のbrunでお茶を常連さんたちとしゃべった後はキングファミリーの半額セールに行ってみた。
年末にあれほど古着の断舎離をやったのに、年が明けたらまたのこのこ古着屋に出かけた私もアホだが、最近はめったに古着を買わないので、今日も1枚だけユニクロとリサラーソンのコラボトレーナーをゲットした。
200円ほどの買い物でなんとなくいい気分になったんで、私はみやすい女と思う。
その後はまた千田町の「桜cafe」に歌を歌いに行ったら、やっぱり年配の方々ばかりで、勢い私の知らない演歌ばかり歌われるので、途中からあまりに同じようなメロディに眠気がしてきた。
しかし、私より上の世代というのはなにゆえ、皆さま判で押したように演歌しか歌わないのだろう。
それも、ヒット曲ならまだしも、カラオケに通っている人しかわからないような歌ばかりなので、ほとんどの曲は知らないから退屈極まりない。
同じような歌詞おなじような節回しでどこが楽しいのか私にはわからないが、それでも皆さま一様に(私にとって)マイナーな演歌を歌われる。
思うに、そういうメンバーばかり行くのがカラオケ喫茶だから、皆さんその小さな空間でウケる歌を歌うようになるんじゃないか。
それと、ヒット曲など歌うと歌の下手なのがばれてしまう、というのも聞いたことがある。
まあ、別に何の曲を歌おうが、お客さんの勝手というもんだが、私のように気が小さいのにサービス精神ばかり旺盛な人間は年代に合わせて皆がわかる歌を歌ってしまう。
私自身が知らない歌ばかり歌われるのが嫌だからだ。
でも、カラオケに行ってそんなことをいちいち気にする人はいない。
今日もおばさま方は皆さま、私の知らない曲をずっと歌い続けてご飯の支度があるんだろう、夕方になって一斉下校ならぬ、一斉にお家へ帰っていった。
その後、すぐに私は百恵ちゃんのロックンロールウィドウを歌って隣のおじさまにウケて、その日、初めて歌いきった感があって、一日が終わった。
演歌を歌わないカラオケ喫茶ないよなあ〜。
2020年1月19日(日)晴れ 暖かい
今日は朝から井原にできた卓球場に行ってちょっとからだをあっためた。
それをフェイスブックにアップしたらお友だちの皆さまがすぐ反応してくださり、今度卓球のレイチェル杯をやりましょう、とおっしゃる。
やはり何をやってもあたしはもうひとりでは遊べないカラダになってしまった。
ということで、春になったらレイチェル杯卓球大会をやるつもりだ。
「金曜日のカフェ@brun 2月のイベントスケジール」のお知らせです。
来月も楽しいイベント満載なのでぜひ遊びに来てください。
2月7日(金)11:00〜14:00
由杏's chouchouさんの手作りアクセサリー・アンティークブローチ販売
2月15日(金)物々交換デー
2月22日(金)都合によりお休みさせていただきます。
2月29日(金)yukiさんの手ぬい帽子ほか販売
来月もよろしくお願いします。
「金曜日のカフェ@brun」
営業時間:11:00〜18:30
住所:福山市御幸町上岩成743−2
2020年1月18日(土)晴れ 暖かい
今日は昼からえーとこでライブだったので、朝はのんびりできると思って、夕べはまた千田町のカラオケ桜に遊びに行ってしまった。
そうしたら、また夜更かしになってしまい、朝も起きるには起きたが、カラダをすぐに動かす気にならず、だらだらしていたらあっという間に昼になってしまい、慌てて買い物に出かけた。
午後2時から始まった今日のコンサートは地元からピアノの先生をお招きして映画音楽特集ということで演奏していただいた。
リハのときに私の大好きな「シェルブールの雨傘」をちょっと弾いてくだったのを聞いて、思わずうるっときてそれを見た先生の目もまた潤んでいた。
楽器を演奏できる人はこんなふうに人を感動させることでまた自分も喜びを感じることができるんだなと思ってますます先生が羨ましくなった。
本番のコンサートでも私のニックネーム「レイチェル」のもとになった映画「ブレードランナー」のテーマなど懐かしい映画音楽の数々を次々に演奏してくださった。
私は古いイタリアの映画とか大好きなので、「ブーベの恋人」をリクエストして弾いていただいた。
その映画は私が20歳の頃、偶然TVで見たのだが、その時の衝撃は今でも忘れない。
女の情念とかその激しさに強く憧れ、そういう生き方をしたいと強く思った。
イタリア映画とか見ていると感情表現がストレートで激しくて若い頃内気だった私はそういう姿にすごく憧れていた。
二十歳過ぎてから私も本来の激しさをかなり出せるようになったが、そのため色んなものを壊してきたことも多々ある。
それでも、ただ真面目でおとなしいだけだった少女の頃の私には全然戻りたいとは思わない。
愚かでもいい、激しく生きよ、とは何のセリフだったか。
これからも映画で見たイタリア人女性のように熱く激しい人生をやっていこうと思う。
2020年1月16日(木)曇り時々晴れ
今日も朝ちょっと寒いなと思ったが、夕方まで暖房なしで厨房仕事をやった。
これまでの冬ならこの時期は耐えられないところだが、今年はほんとに楽勝だ。
あまりに暖かい冬に不安はあるが、仕事に関して言うとこの冬はありがたい。
いつもなら枯れ枝ばかりの庭を震えながら掃除するのも今年はぜんぜん苦にならない。
それに、今週、芦田のカフェ・どんびーぃごさんがえーとこに紫陽花の接木したのを持ってきてくれて、庭に3本も植えてくれたので、今年は春を迎えるのがますます嬉しい。
この前、横須賀の娘に「お母さんは人に恵まれてるね」と言われたが、実際、私は年を重ねるほどにどこに行っても皆さんに声を掛けてもらって、周りの人たちにも感謝しきれないほどよくしてもらっている。
私自身は好き勝手ばかりやってきて、ろくなもんじゃないといつも思っているが、不思議とその好き勝手が今の世の中でウケているようで、それで私もなんとなく調子に乗ってオモシロおかしいことばかりやってますます皆さんに喜ばれるといういい循環になっている。
だいたい、私は自分本位の人間なんで、昔から「皆のために」なんていうようなことが好きじゃない。
よくも悪くも自分の人生を生きて、たまたまそれがほかの人を楽しませたり、誰かの喜びになったりしたら、それが一番いいんじゃないかと思う。
それをもっとも体現できるのが私にとって書くことと思える。
もちろん遊びもそうだが、大勢の人を一度に楽しませることができるのはやっぱり書くことと思う。
実際、15年やったファミリー新聞のコラムを辞めて、私はSNSで自由に書きたいことを書けるようになった。
けれど、自由に書けるようになったのに、私にはまだ全然筆力が足りない。
いつも感情が先走って、思ったことや考えていることをうまくまとめられない。
チャゲアスじゃないが、言葉は心を越えない・・心に勝てない、と言う感じだ。
もう何十年も私は心と言葉の間でもがくばかりで見えない殻を突き破れない。
それでも、楽しいからまた書く。
やっぱり楽しいは強い、と思う。
これからも楽しいことを苦しみながらやっていきたい。
商売もまたしかり。
2020年1月15日(水)晴れ 暖かい
今日も外に出たらそれほど寒くなかったので、去年から気になっていてまだ行けてなかった卓球場に行ってみることにした。
しかし、前に調べておいた場所に行ってみるとまったく普通の民家という感じだったので、ここは違うなと思い、チラシの電話番号に電話をしたら、全然見当はずれの場所だった。
出部公民館から100メートルというその建物は思ったより広くて卓球台も何台か置いてあった。
あとでチラシを見たら4台もあるらしかった。
フェイスブックを見て来たんです、というと明るいいかにも体育会系という感じの女性がすぐさまラケットを持ってこられてやりましょう!とおっしゃる。
私はちょっと覗いてみよう、くらいの軽い気持ちで来たのでごついセーターなんぞ着ていて、ぜんぜんスポーツをやる態勢じゃない。
でも、卓球は昔から遊びでは時々やってきたし、好きなほうなので先生に相手をしてもらって打ちたいように打っていたら、なんとなくサマになってきた。
ここは一応商売でされているので、友達とやるみたいに時間や上手下手で気を使わなくていいから楽しいのだった。
それに一番いいのはいちいち球を拾わなくていいということだ。
私は次々に先生が打つサーブをどんどんどんどん打ってラリーを楽しむだけ。
ここにはまとめて球を拾う器具があるので、カゴの中の球がなくなるまでずっと打ち続けることができる。
私は十代はただのブタだったし、二十歳を過ぎてからも遊びばかりで、スポーツとか、とにかくからだにいいことを何一つやってこなかったので、今更スポーツというのもかえってあちこちガタがきそうだが、とにかく還暦過ぎてから妙にからだを動かしたいのだった。
それで、この前津山でスケートを40年ぶりにやったんでちょっと調子に乗って、今度は卓球である。
しかし、最初は思うようにラケットに球が当たらず、打ちそこないの球はひゅいと明後日の方向に飛んでいく。
先生は褒め上手なので、調子を落とすことはないが、それでもうまく打てないとすごく悔しい。
いくつになっても私は遊びでばかり燃える人間なのだと今日も思い知る。
それでも、卓球をこんなふうに集中してやったことがないので、どんどんのめり込んで、ムキになって球を返していく。
こういうのをなんも考えず楽しむっていうんだ、とあとから思った。
頭じゃなくてまず体を使うことは正しいな、とも。
そういうわけで、近場にこういういいところができたので、今度からいつでも卓球をしに行けそうだ。
とはいえ、今度はちゃんと運動できる服装って行かなくちゃ。
「さくら卓球場」
岡山県井原市上出部(かみいずえ)町1230-6
(出部公民館から井原線に沿って西へ120メートル)
電話090-4141-7500(川上さん)
2020年1月13日(月・祝)晴れ 暖かい
今日も暖かい一日だった。
この冬はあまりに暖かくて今朝も上着なしで外に出たが、昼過ぎまで全然寒くなかった。
こんなんじゃあ、冬物の衣類は売れないだろうなあといらぬ心配までしてしまう。
スキー場も商売にならないだろうし、ほんとにいったいいつになったら寒くなるんだろう。
今日は全国的には休みだが、我が家は亭主が仕事なんで一年のうちでも数少ないひとり遊びを楽しめる休日で、朝から喜んで(!)福山に出かけた。
この前からオープンしたばかりの本屋さんに行きたいと思っていたのだ。
そこは私が時々珈琲を飲みに行くカフェにできた本屋さんで、なんでも他紙では紹介されたらしいが、それくらい福山で個人の本屋さんというのが今貴重なんだと思う。
入ってみると開店と同時に来られたのかすでに何人ものお客さんが静かに本を物色していて、なんとなく大人の空間という感じで、すごくいい雰囲気だった。
しかし、本屋さんで時間を潰すということができない私は今日もさっさと本を選んでレジまで持っていったらなぜか私の写真撮ってよいですか?と聞かれ慌てた。
携帯を向けられ自然な感じで、と言われるのだが、自意識過剰な私はそんな器用なことはできないのだ。
たぶん、また緊張感漂う出来損ないの笑顔になったと思う。
お願い私の写真は撮らないで(苦笑)。
とはいえ、丘の上の穴場なカフェと本屋さん、福山に珈琲飲みに来る楽しみがまた増えたのは嬉しい。
只今長田真作さんの絵本原画展開催中。
「unlearn 」
福山市東深津町6丁目3ー58
平日12時から20時まで。日祝は18時まで
定休日:水曜日、第1、3火曜日
2020年1月12日(日)曇り
結婚以来40年近く週末ともなれば遊びまわっている私ら夫婦にこの正月ちょっとした変化が起こった。
去年の暮れに突然「ベースええなあ、やってみたいな〜」と言い出した亭主の願いを叶えるべく、昨日倉敷イオンの楽器屋さんに行って初心者用ベースセットを買い、早速今日から亭主が説明書読み読みベースと格闘しだしたので今年から日曜カフェ巡りはなしになったのだった。
しかし、亭主は私らの年代の男性なら一度は学生時代にポロンポロンと遊んでるギターをまったくやらずに、還暦を過ぎて突然やりたくなったのか。
まあ人間いくつになっても好奇心やチャレンジは大事だが、それにしてもベースというのはハードル高そうだ。
朝からチューニングだけで疲労困憊して、私が昼前にスーパーに買い物にいって帰ったらすでにギターは片付けられていて、「もう終わりかい?」と冗談めかして言ったら「ちょっと休憩」とさっさとご飯を食べる支度をしている。
こんな感じではいったいいつになったら練習ができるのかわからないが、それでも、結婚してからパソコン以外、なんも趣味のなかった亭主が自分からやりたいと言い出した趣味なので、しばらくは楽器がいい遊び相手になることと思う。
私も週末これからはどんどん仕事や(ひとり)遊びに精を出せるというもんだ。
2020年1月11日(土)晴れ あったかすぎる
今年の冬は寒がりの私でさえ、不安になるくらいの暖かさで、昨日も金曜日のカフェで暖房つけないで一日営業するという異常事態(!)が起こった。
ほんとにこのまま冬の来ない冬が過ぎて、春が来て夏が来る頃には日本は灼熱地獄じゃないかと思ったりする。
オリンピックどころかその前にばたばたと人が倒れそうな感じだ。
私も62年生きているが、こんなに暖かい冬は経験したことがない。
実際、すでにこの星はのっぴきならないところに来ているんじゃないかと能天気な私でさえ不安になる。
いまやどんな災害が起きてもおかしくない状態にこの国も向かっているような気がする。
心して心して毎日を送りたい。
来週のえーとこかふぇ(井原市井原町409)のイベント情報です。お時間ある方はぜひご参加ください。
★1月14日火曜日
布小物作家・キイロさんの「可愛い鍋つかみ」のワークショップです。
今回は2個作っていただきます。
ワンコインで参加いただけます。
針と糸、お好きな布がありましたら、お持ちください。
朝10時スタートです。
★1月16日木曜日は恒例「ダンボールひと箱市」です。
ご家庭の不要な品物をダンボールひと箱に入れて販売してください。
ワンオーダー以上でご参加いただけます。
10:00〜16:00です。
★1月18日土曜日はピアノ講師・川上洋子さんによる「新春を映画音楽とともに」です。
午後2時からです。
参加費1000円(珈琲つき)です。
予約なしでもOKです。
よろしくお願いします。
お問い合わせ・ご予約は09073762690レイチェルへ
2020年1月9日(木)曇り一時雨
皆さま、遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今、日にちを書きかけて思わず2019年と書きそうになった。
もうとっくに新しい年は始まり、始まったとたんに何も考える暇なく毎日が過ぎていく。
休みも始まる前が一番楽しくて後半になるとちょっとずつ休み明けの仕事のことが頭をもたげてきて全部が全部楽しめなくなる。
しかし、いったん仕事が始まれば今度は休みが楽しみでならない。
良くも悪くも仕事をしているから何十年もこういう緩急のある暮らしができてるんだと思う。
実際、私はこれからもずっと仕事をしていくだろうが(それは我が家にとっては必然でもあるので)、毎年毎年おんなじようにひたすら走り続けた果てに大晦日を迎え、正月で脱力する、という人生と思う。
そして、今年もそんな中で、笑ったり泣いたり、怒ったり、色んな人の人生に関わったり、関わらなかったりして小さな日常を送っていく。
そこで、言葉にできなかったことや小さなドラマや人間模様を書き残していきたい。
今年もほんとにつれづれなるままにですが、レイチェルのつれづれ日記をよろしくお願いします。
2019年12月31日(火)曇りのち晴れ
今年は大晦日まで掃除がもつれ込み(これもそれも遊び呆けていたせい)、今日も朝からえーとこかふぇの庭の草取りと掃除、そのあと買い物、それから我が家の大掃除2日目突入、それが終わったら御節作り、と超ハードな一日となった。
そういうわけで遅い昼ごはんを食べる頃にはすでに疲労困憊でもう何もする気がなくなったのだが、それでも一応かっこだけでもおせちを作ろうと頑張った。
SNSを見ていると皆様、ほんとに毎年マメにお正月の準備に精を出している。
私も結婚当初は亭主の実家で餅つきとかして田舎の正月らしい楽しさを味わったものだが、それも向こうの親が高齢となってからはほとんどやらなくなった。
我が家も今年は孫が風邪引きとかで娘夫婦も帰省しないというし、家族3人でますます地味なお正月になりそうだ。
その昔、私は大家族で暮らしていたが、お正月はいったいなにをやっていたんだろう。
今でも覚えているのは車のほとんど通らない商店街でバドミントンや羽根つきをやって遊んだことくらいだ。
お正月のご馳走もあまり記憶にないが、とにかく田舎は遊ぶ場所もないし、退屈だったのを覚えている。
それが大人になれば年末もやることは山ほどあり、面白いことに今は退屈はない。
子ども時代に戻りたいとかいう人もいるが、私はもうあんな退屈な時代はいらないと思う。
大人になってからは年末まで頑張って働いて、その後、遊び呆けることのできる正月休みが好きだし、解放感がある。
実際、大人万歳という感じだ。
あと数日この解放感を味わってまた仕事に戻りたいと思う。
今年もこのつれづれ日記を読んでくださった皆様、ほんとにありがとうございました。
なかなか更新できなくて申し訳ないですが、ぼちぼちマイペースで行きますので来年もよろしくお願いします。
では皆さまもどうぞよいお年をお迎えください。
「父母ヶ浜」
香川県三豊町
2019年12月27日(金)曇り
いよいよ今年もあと4日。
今年も早々に正月休みに入って遊び呆ける毎日の私だが、年末の大掃除までの短いこの時期が一年のうちでももっとも解放感を感じる時だ。
我が家は毎年年末は2日間かけてうちじゅうを掃除するのが恒例だが、それまでは現実の生活いっさいを忘れて遊びまくる。
とはいえ、今年は大晦日に孫をつれて娘夫婦がやって来るを楽しみにしていたのが、孫が風邪を引いたようでどうなるかわからないとのこと。ちょっと予定が変わってきそうだ。
子どもが小さいうちは急に病気になったり色んなことが起こって大人が思うようにことは運ばない。
今更ながら子ども一人を大きくするというのは大変なことだなあと核家族で子育てを頑張っている娘を見て、よく頑張っていると親バカながら感心する。
私も一応子育てはしたと思うのだが、なんせうちが商売をしていたので忙しいばかりで、どうやって育てたのかわからないまま、気がついたら娘は大きくなっていた。
ほんとにダメ親だったと思うが、今から反省してももう娘は大きくなってしまった。
どの子も育てるのは一度だけ。
もう二度と帰らない娘の幼い日々を遠く離れたこの町でひとりしみじみ思う年末である。
親の思い子の思いはいくら世の中が変わっても「東京物語」のように普遍的なものじゃないかと思う。
またいつの日か娘も私と同じ思いで年の瀬を迎えることがあるかもしれない。
その日をまだ知らぬ今、娘はしんどくも幸せな子育て真っ最中である。
2019年12月19(木)曇り
今月に入ってから仕事もプライベートもイベント続きで二週間もブログを書けなかった。
さすがに詰め込んで働いたせいか、今日あたりからラストスパートという感じで体力勝負の一日になった。
もうちょっと早くにやる気になればいいのにと思うのだが、これも性分というやつで今年も12月になってからバタバタと動き出した。
まあそれも明日までで、明後日から私は長い正月休みに突入する。
自分ではこの一年は去年よりは少しは頑張って仕事をした感があって、いい年末を過ごせそうだ。
来年はもっと早めに色んなイベントを企画して後半に忙しくならないようにしたいもんだ。
今年井原のえーとこかふぇに来てくださった皆さま、ほんとにありがとうございました。
来年はますますイベントやって歴史ある古民家を活かしたいと思います。
どうぞ、来年もよろしくお願いします。
えーとこかふぇ来年1月の予定(井原市井原町409)
1月7日(火)10:00〜スイーツ会(スイーツを持ち寄って食べる会」ワンオーダーで参加可
1月18日(土)14:00〜川上洋子さんのピアノ演奏「映画音楽」会費:1000円
1月21日(火)10:30〜ボタニーペインティングのワークショップ(3300円〜)
1月23日(木)11:00〜洋風バイキング(代金:1500円・要予約)
2019年12月5日(木)曇り
今日も天気は悪かったが、それほど寒くなかったので店でバタバタ動いていたら、ストーブをつけている厨房は暑くて途中からストーブを切ったくらいだった。
ほんとにこんなに暖かい冬も珍しい。
この陽気で12月になってもぜんぜん一年が終わる気がしない。
とはいえ、この1ヶ月ほどはがぜんラストスパートがかかって、毎週のようにイベントを企画して、今月もなんだかんだと土日は仕事で潰れる忙しさだ。
とにかく毎年のことだが、最後あたりになって頑張って色んな帳尻合わせて新しい年を迎えるというのが私の年の瀬だ。
このまま20日の仕事納めまでとにかく突っ走ろう。
今週お邪魔した福山のギャラリーくわみつの2人展は素敵な作品展だった。
古民家ギャラリーのレトロ空間に揺れるいくつものシルクの箱。
黄色は何かの儀式を表してるみたいに見える。
糸と布がガラスの中で織り成す世界はどこか人の体内にも似ていた。
作りながら作品のイメージができていくというコウブンさんのイキモノたちは今日もユニークで愛らしい。
ひときわ大きいブルーの神様が私を見つめて離さない。
あまり作られないという器欲しかったけどすでに売り切れ。
ぜひ私のための器よろしくお願いしますと(ワガママな)オーダーしてギャラリーをあとにした。
やっぱりモノを作る人はそれだけで羨ましい。
「Lee Yunkyung ・ヨシダコウブン二人展 【RESULT&RESULT】」
大黒ギャラリーくわみつ
福山市大黒町1−1
12月8日(日)まで。
2019年12月3日(火)曇り
もう何年も風邪とかひいたことない私が鬼の霍乱か、先週くらいからちょっと喉がおかしくてせきも時々出る。
とはいえ、仕事は少々のことで休まないし、その上、お客さんとカラオケの約束なんかしてしまって明日もまた遊ぶことになってしまった。
まあ遊ぶ元気があるくらいだから風邪とかたいしたことないんだろうと思う。
なにしろ今月はカラオケパーティが控えているので練習しとかないと皆さまの前で披露できない。
最近は暇さえあればYouTubeを見て歌えそうな歌がないか探している自分が怖い。
土曜日は千田町の桜というカラオケ喫茶で鈴木雅之とサザンの曲を歌うイベントがあるからそっちも忙しい。
なにしろどっちの歌も私は歌ったことがないのだ。
でも、そうやって昔の歌を紐解きながらいろいろ口ずさんでいると楽しくてしかたない。
とっくに忘れていた名曲を思い出して懐かしがったり、歌詞の上手さにうなったり飽きることがない。
やはり昔は言葉の達人といえる作詞家がいて、その人たちが人の心の機微を丁寧に描いており、それらの名曲の中で情景がありありと浮かぶ。
今日ちょっと聞いた鈴木雅之の「別れの街」とか、冒頭の歌詞「変わる心なんて思いもしないでその言葉のままをいつも信じてた」ですでにしびれる。
この曲は全然知らなかったが作曲が小田和正だった。
鈴木雅之の歌はほとんど知らなかったが、この曲はいい曲だなと思っていたらやっぱり有名な人が作っていた。
さて、これからまた歌のレッスンに励むとしよう。
2019年12日1日(日)曇り時々晴れ 暖かい
今日は天気が悪くなると思って外に出たら曇り空ながらかなり暖かかったので日中よく動けた。
しかしながらこんなに暖かいとどうもクリスマス気分にはならず、今年はイルミネーションはまだ見に行っていない。
やはり四季のあるこの国ではその時期にあった気候というのがあるというもので、12月はいかにも師走だなあと思わせるような北風の1つも吹くのがらしいと思う。
まあ、それでも暖冬のおかげで寒いのが苦手な私の動きはいいから今日も西へ東へと走り回った。
今日昼からお邪魔したのは倉敷にオープンしたまゆみゆちゃんのカフェで、茶屋町の中でも一度も通ったことのない川沿いにその店はあった。
店に入るなり当のまゆみゆちゃんがお水を持ってきてくださったのでびっくりして話かけたら、ライブのないときはここをお手伝いされているんだそうだ。
メニューを見たら普段ほとんど飲んだことのないウインナー珈琲があったので頼んでみたらとても美味しかった。
ここはまゆみゆちゃんの事務所とレコーディングスタジオも兼ねた建物らしくて、さすが岡山の星、若くして躍進を続けておられるのが眩しかった。
茶屋町は村上春樹が店名の名付け親というカフェもあるし、ますます盛り上がりそうだ。
Music Kitchen GR8(グレート)
倉敷市茶屋町2091-5
電話:086-420-2091
2019年11月28日(木)曇りのち晴れ
今日は少し寒くなったが、やせ我慢で薄着をしていたのでカフェでくしゃみばかり出た。
今週もタフな毎日が続くので、風邪とかひかないよう夕方うちに帰ってからはコタツで丸まっている。
とにかく楽しい週末に向けて頑張るのみだ。
えーとこかふぇ(井原市井原町409)の12月スケジュールのお知らせ
今年もあとひと月になりました。ぜひ遊びに来てください。
12月10日(火)14:00〜布バスケットのワークショップ(針と糸を準備・500円
12月14日(土)10:00〜フランス語体験レッスン 無料
12月15日(日)14:00〜倉光宏嘉さんのミニライブ(1000円)
12月17日(火)10:00〜スイーツ会(スイーツ持ち寄り会・ワンオーダー以上で参加可)
12月19日(木)13:30〜しめ縄ワークショップ(1000円・珈琲付)
ご予約・御問い合わせ:090−7376−2690(レイチェル)
2019年11月27日(水)曇り あったかい
今日は一応休みだったが、明日からの怒涛の毎日を思えばそうそうのんびりもしていられない。
今年の年末は自分でもこれまでないくらいたくさんのイベントを入れまくっているので、ほんとに息つく暇もない忙しさだ。
その上にライブだとか忘年会だとか遊びの予定もあり、我ながらどうかしてると思う。
毎年のことだが、ここに来てやっとエンジンがかかったというわけだ。
まあ、遊び人レイチェルがいいお正月を迎えるためにひと月だけ動き回るということで。
皆さまとどこかでお会いできるのを楽しみにしております。
今日久々に笠岡に行ったら、シーサイドモールに星乃珈琲ができてたのでびっくりした。
来月オープンということで楽しみだ。
その足でそばにある千鳥の大悟のお姉さんがオープンされたというちどり屋に行ってみた。
どこがドアかわかなくて一瞬迷いながら店内に入ると居酒屋風なカウンターがあってボリュームをかなり絞った感じで足元あたりからアイドルの曲が聞こえていた。
そこはステーキがメインのお店のようだったが、へそ曲がりな私はカレーを頼んで、次々にやってくるお客さんにカウンターに移らないといけなくなるかなあ、と思いながらテーブル席でカレーを食べ続けた。
しかし、入った時は車は全然なかったのに皆様どこから沸いたのかと思えるくらい中には結構お客さんがいるのには驚いた。さすが千鳥の人気はすごい。
笠岡はいろいろお店ができてていいなあと思った。
「ちどり屋」
岡山県笠岡市笠岡2481-16
0865-63-8339
営業時間:11:00〜15:00
定休日:月曜日
駐車場:有
2019年11月23日(土・祝)晴れ 暖かい
目まぐるしく過ぎていく2019年秋。
日々、仕事にカフェにカラオケに。
人と出会いまた出会い、そしてまた出会い。
さよならだけが人生だ、と言った人がいたが、私の場合、出会いだけが人生だ、の毎日だ。
一昔前なら出会ってもそのあとずっと縁が続くというのは稀だったかもしれないが、今やネットの時代、日本じゅうどこでも出会った見知らぬ誰かとその後もずっと縁を繋ぎとめることが可能になった。
いちいち、住所や電話番号を聞くまでもない、名刺を交換するまでもない、フェイスブックとかで繋がれば、あっという間に相手の日常は身近なものになる。
それはそれで怖い世の中になったのかもしれないが、私のように情報発信が趣味で大勢の人と浅く広くつながることをよしとする人間にとってはもってこいの世の中ともいえる。
実際、昔は自分ひとりだけのものだった情報が簡単に多くの人に拡散できるようになった。
そういう意味では田舎も都会も関係ない。情報の平等化ということがなされたと思う。
だから私は情報はできるだけ多くの人に平等に知らされるべきとよく思う。
情報を選ぶのはその人の自由だが、まずは情報を得られないと選びようもない。
もしかしたら、その情報によって今まで味わったことのない感動に出会えたり、貴重な体験ができたり、一生の友を得られるかもしれない、と思えば、決して情報は侮れないと思う。
実際、人生は何が起こるかわからない。
自分の知らない新しい世界に出会うことで思ってもない未来が開けることだってある。
でもネットのない時代は田舎町で私が目にできる情報はほんとに少ししかなかった。
それがいまはネットのおかげでどんな田舎に住んでいても情報だけは平等に与えられるようになった。
まあ新しいものには様々なリスクも伴うが、情報の面でいえば、私にとってネットは画期的な変化をもたらしたと思う。
おかげで私は様々な人と出会い、その縁を繋ぎとめ、多くの情報を得て、またそれを発信し、そしてまた人と出会う。
こうして、果てのないネットワークの渦の中にどっぷりと漬かって、疲れませんか?とたまに言われることもあるが、私は基本人と会うのが好きだし、なによりも情報を発信できることにこの上ない喜びを感じている。
そこには、とにかく情報は皆に平等に与えられるべき、という思いがずっとある。
だから今日もまた情報を発信し続ける。
無機質な機械に打ち込むその情報の先にいつも生身の人間がいることを忘れずに。
2019年11月17日(日)晴れ
今日は朝、えーとこかふぇでフランス語の体験レッスンがあったので早めに支度をして店へ急いだ。
うちのお客さまでフランス在住30年以上という女性にフランス語の先生をしていただくことになったのだが、今日初めて生のフランス語に触れてすごくかっこいいなあと思った。
先生いわく「r」の発音ができればフランス語は楽勝とのことだが、あの喉に何か詰まらせたような音がほんとに難しい。
それでも参加された皆様は一生懸命メモを取ったり何度も発音されたりしてフランス語に一歩足を踏み入れられた。
レッスンが終わって先生に「シェルブールの雨傘」の原題「Les Parapluies de Cherbourg」を発音してみてもらって60年代の名画の雰囲気に浸らせてもらった。
フランス語のレッスンは来週日曜日も開催しますので、ぜひ皆さまもお越しください。受講料は無料です。
講師は若井美恵先生です。
日時・11月24日(日)10:00〜12:00
お問い合わせ090-7376-2690(レイチェル)
井原市井原町409
★若井先生プロフィール★
福山生まれ。フランスに帰化して30数年。フランス語検定準一級。
2019年11月16日(土)晴れ 山は秋深まる
今日は久しぶりにR313を北へ北へと向かい、新庄という村を目指した。
途中、ススキの揺れる川辺や鮮やかに色づいたイチョウの木を見ながら、田舎の秋の風景に心洗われる思いだった。
しかし、今年は暖かい日が続いたせいか、いつもより紅葉はかなり遅く高梁を過ぎるくらいまで山は緑が目立った。
新庄村はがいせん桜で有名なところだが、秋に行くのは初めてで、人通りのほとんどない旧街道を歩くとちょっと静か過ぎて不安になった。
すると、その静かな通りのあちこちから水音が聞こえてきて、見れば道の両側に水路があり、そこを清流が流れているのだった。
いつも春の桜の時は人が一杯でゆっくり通りを散策する暇もなかったが、新庄というところは美しい水路のある村でもあった。
山から流れてくる豊かな水が勢いよくその水路に流れてそこに紅葉した桜の葉が落ちていてなんとも美しい。
それを見ながらゆっくり歩いていくと芸術祭の行われている旧川上邸に到着した。
「日本で一番美しい村の芸術祭」
新庄村ゆかりの芸術家とその愉快な仲間たち展
11月24日まで。
がいせん桜通り 旧川上邸
2019年11月14日(木)秋晴れ
こんな暖かい秋晴れの日に行われたのは叔父さんのお葬式。
棺の中で眠る叔父さんは95歳とは思えないほど綺麗な顔をしていた。
初めて参列した見知らぬ宗教のお葬式は戸惑うこともあったが、新鮮で貴重な体験だった。
それにしてもショーアップされている昨今のお葬式にはいつも閉口する。
TVショッピングのスタッフのような独特の抑揚のアナウンスや何の断りもなく突然向けられるカメラのフラッシュ。
それでも、今日はBGMがないぶんまだましだと思っていたら、参列者の中にいたじいさまが二人が、葬儀の間じゅうずっと大声で、時には笑いながら喋り続けるということがあった。
皆静かにしているのに、読経が流れている間もずっとお構いなしで喋り続けるその二人に完全頭にきた私は途中棺に花を入れる時にそばに行ってすごい形相で注意した。
田舎ではこういうことがしばしば起こり、社会性のない年配者にたいして回りが何もいえずに好き勝手されてしまうということが起こる。
年寄りはいまどきの若者はとよくいうが、私がこの町に帰ってからモラルを外れたことをやっているのはたいてい高齢者のほうだ。
それにしても、その人たちは身内でもないようで、他人のお葬式にきてわざわざ大事な場面を台無しにしてなんともないらしい。
たぶん、これまでもずっと今日のような場面で皆の顰蹙を買ってきたのだろう。
それでも、だいたい年配の人には皆注意をしにくいから何の反省もなくこれまでいい気で喋っていたに違いない。
私が今日怒ったのはもちろん亡くなった叔父さんや親族のためでもあるが、なにより、そういう常識のないじいさまたちがまた同じように人の葬式に行ってみんなの迷惑になることがあってはいけないと思ったからだ。
臭い臭い元から断たなきゃだめ。じいさまたちの余計なおしゃべりも元から根絶しなきゃダメ。
これからも嫌なおばさんと言われても、我慢せずに悪役を買って出ようと思う。
2019年11月12日(火)秋晴れ
今日朝、スーパーに食材を仕入れに行ったら、北の空があまりにも青くて目を見張った。
秋は空気が乾燥していて毎年今日のように空が澄み渡る。
帰り道で見た紅葉の進んだ田中苑の楷の木もこの青空に映えて美しかった。
しかし、この爽やかな秋の朝にも訃報は耳に届く。
この直後に親戚の叔父さんが亡くなったという知らせが入った。
それを聞いて、またY家のひとつの歴史が終わったなという気持ちになった。
お知らせー11月28日(木)に井原市井原町409のえーとこかふぇで和風バイキングをやります。
メニューは手羽元の柔らか煮、筑前煮、鮭寿司、野菜の胡麻和え、胡麻プリンなどを予定してます。
あと、汁物、ケーキ、ドリンクも付きます。
時間は11時半から。10名様限定。お一人1500円です。
古民家でゆったりとランチをお楽しみください。
ご希望の方は090−7376−2690(レイチェル)までご連絡ください。
2019年11月10日(日)秋晴れ
今日は取材を終えて急いで吉備津彦神社のマルシェにお邪魔したら、晴れ着姿の七五三を祝う小さな子どもたちが親に手を引かれて本殿へ向かっていた。
それを見ながら、わが子には全然ああいうことをやってやらなかったなあと思って、ダメ親だったなあと今さらながら思う。
私自身が全然そういうことに興味がないからだったが、今思えば一度くらい晴れ着を着せてやればよかったと反省するばかりだ。
そこへいくと娘は百日や誕生日からの様々な節目にマメに祝ってやっている。
やっぱり私は超半面教師なんだと思う。
しかし、この季節になると、毎年のように晴れ着姿の子らを見てわが身を責めたくなるのも切ないことである。
岡山からの帰りに紅葉見に総社の宝福寺に行ってみた。
今年はあったかい日が続いてるせいか、紅葉がかなり遅くてまだほとんど紅葉していなかった。
帰りがけにバスで団体さんがやって来てたけどちょっとお気の毒だった。
ツアーともなれば、予定は変更できないだろうからこんな年はしょうがないよなあと思う。
それでも、この季節ともなれば、夕方近くでも観光客はけっこう来ていた。
見頃は来週くらいかもしれない。
「井山宝福寺」
岡山県総社市井尻野1968
2019年11月7日(木)晴れ
朝、古民家カフェの厨房に足を踏み入れると、ひやりとした空気が体を包んでいよいよきつい季節がだんだん近づいてきたとかわる。
カフェは古い木戸を開けっ放しにしているので、冬場の厨房は風が直接流れてきて底冷えがする。
今日もしばらく支度をしてちょっと休憩をしていたらくしゃみが出たので、こりゃまずいとすぐに暖房のある居間に向かった。
まあそれでも真夏の暑さを思えば、オーナーがオープン2年目の冬に上等なガスストーブを備えつけてくださったので、冬はずいぶんと暖かく過ごせるようになった。
えーとこはこうして3回目の冬を迎えようとしている。
一人で店を切り盛りしていると色んなことがあるが、やっぱり私は誰かと一緒に仕事をするより、一人でやる仕事のほうが向いているようだ。
とにもかくにも、協調性や社会性のなさがこの年になっても私にひとりの仕事を選ばせるんだと思う。
そういう欠落した部分も変わった店主ということで皆さんに面白がってもらえる。
それでやっと人とのいい距離感が保てている感じがする。
ということで、今日もカフェは皆さまの笑い声で溢れた。
ほんとにありがたいことだ。
2019年11月6日(水)秋晴れ
今日みたいな気持ちのいい日は運転の苦手な私もドライブしてイベントに行きたくなる。
それで、久々に出かけた総社にはやっぱり知り合いがたくさんいて半日商店街を歩いて楽しんだ。
総社も井原と同じ商店街の活性化が課題だが、今日会った詩人の石川早苗さんをはじめ、様々なアーティストが今回通りの古民家を利用した展示に参加されている。
今日特に私が見たかったのは旧堀和平邸で開催されているミヤケノリコさんのテキスタイルアートで、それは予想通りかなりのインパクトがあった。
堀和平邸に着いたものの、展示物がどこにあるのかよくわからず、裏にあるといわれたので、ひとり恐る恐る裏庭のほうに回ったら、いくつか矢印が描いてあって、それに沿っていくとあったあったありました。
その過激な色彩と不思議なモノたちのエネルギーに圧倒されて、どこから写真を撮ろうか迷うほど。
ミヤケノリコさんの作品は初めて見たが、噂にたがわぬ強烈なアートだった。
総社は面白いイベントやるなあ。
「古民家 de exhibition」
総社商店街通り周辺の協力店舗、総社市内
11月16日(土)まで。
2019年10月31日(木)秋晴れ
すさまじい勢いで今年も秋が過ぎていく。
今週もイベント続きでその間を縫って遊んでいるのでほんとに何も考えなくてもすぐに次の日が来てしまう。
昨日も休みだったのだが、朝から東深津にある「風の丘」という穴場カフェでひとりのんびり読書をして、その後、しぶや美術館に知り合いの作品展を見に行って、お腹がすいたので福山の久松通りそばの風林火山で600円のランチを食べて、それから天満屋で北海道物産展を見て、その後、古民家バーのあき乃に行く予定が休みで、予定変えて友達誘って千田の桜カフェでカラオケの練習して帰った。
それでも昨日は結構早めに最後の店を出たのだが、夕方の渋滞に巻き込まれ、いらいらしながら家路を急いで、なんとか亭主の帰るまでには家に戻れた。
やっぱり秋の夕暮れは早い、遊び人には時間が足りない。
私は一日ずっと遊び続けてもいいと言われたら全然ひとりでずっと遊び続けるだろうと思われる。
なんせ、どこへ行っても知り合いだらけで話相手に困らないし、ひとりでも写真を撮るつもりなら行きたい場所は山ほどある。
とはいえ、遊びが楽しいのはやっぱり働いているからだろうと思う。
これからも働き続けて遊び続けたい。
「二花繚乱 写真家と画家のコラボ作品展」
開催中:11月3日(日)まで。
午前9時30分 〜 午後5時(最終11月日3日は午後3時閉館)
※閉館30分前までにご入館ください。
会場:公益財団法人 しぶや美術館
福山市本町8-27
2019年10月27日(日)晴れ 暑い
今日は朝から青空が広がって祭り日和になった。
井原の鬼まつりに行くのはもう何十年もなかった気がするが、今日行ってみたらけっこう賑やかだった。
昔は学校帰りに鬼が商店街で待ち構えていて、怖くて隠れながら急いで家に入ったものだが、今日とか見たら鬼は子どもと手をつないで歩いていたりするので拍子抜けした。
まつりというのは日常にはないドキドキ感やわくわく感が大事と思うが、今の鬼は皆お友だちになってしまって、まったく威厳がない。
何年か前に尾道のベッチャー祭りに行った時は鬼はたった3匹しかいないのに、これが怖くて怖くて、写真を撮ろうとそばに行くと、棒で何度も色んなところを小突かれて、ほんとにビビった。
でも、そんな怖い鬼のそばにどんどん人が集まって商店街は身動きできないほどで、子どもは泣き叫ぶし、通りはまさに大騒ぎで、すごく興奮した。
でも、そういうのがほんとの祭りらしいと思う。
井原も鬼だけぜんぜん別の場所で着替えて突然通りに現れて人間を追っかけまわしておどかせばいいのにとずっと前から思っている。
とはいえ、毎年鬼のお友だち化は進んでいるようだ。
今の子どもたちにドキドキわくわく感というのがますます薄れていくのはわかる気がする。
2019年10月26日(土)曇り
怒涛の一週間。毎日仕事とイベントと遊びで目まぐるしく過ぎていく。
今日は夕べ寝る暇がなかったのにもかかわらず、また朝から笠岡〜美星〜井原と駆け足で走り回った。
最初は笠岡のwishbaseさんで開催しているフリマにお邪魔したら、たくさんの知り合いやfbお友だちに遭遇した。
久しぶりにメルシーコーヒーさんにも会って美味しいコーヒーをいただいた。
その後は美星に上がって今年オープンしたのになかなか行けなかった自宅ショップに行ってランチをいただいた。
標高400メートルという高台に立つそのログハウスのカフェからは海が見えてロケーションが素晴らしかった。
店長さんは女性とばかり思っていたら男性で、長年フラワーアレンジメントの先生をされているとのことだった。
たくさん秋の味覚をサービスをしていただき嬉しかった。
「花カフェ」
岡山県井原市美星町西水砂178-75
0866-87-4577
営業時間: 9:00〜17:00
土日月オープン
その後は井原の商店街へと向かい、デニムストリートのオープンフェスやアートループ商店街などを渡り歩いて写真を撮った。
今度デニムストリートができる新町商店街には知らない間にデニムの店ができていてこれから賑やかになるといいなあと思った。
今日もイベントは知り合いだらけで写真を撮るのが忙しかったが、やっぱり週末は取材抜きでイベントに行くのが楽しいとわかった。
「デニムストリートオープンフェス」
井原市井原町:新町商店街
明日まで。
2019年10月22日(火・祝)秋晴れ
今日は全国的に休みだったが、私はいつもと変わらずカフェをオープンして四時過ぎまでお客さんたちと楽しく話して一日終わった。
今日休みにした店も多いのかもしれないが、この前の水害の被災地では住む家もなく食べものにも困っている人がいると思うとお祝い気分でTVを見ているより仕事をしているほうが気持ちがあるべき場所に収まる感じがしてあえて店を開けた。
そして、一日仕事を終えて家に帰ってTVのニュースを見ながらやっぱり今日は仕事をしてよかったと思った。
これからもお正月と盆以外はできるだけ臨時休業なしでやりたいと思う。
特に今日とか、私にとっては国の行事よりお客さんのほうが大事だ。
いよいよ今年もあと3ヶ月足らずということで、最後にやっぱり倉光さんの歌が聞きたくなって昨日、彼に連絡をしたら、ライブ出演を承諾していただけたので早速皆さまにお知らせします。
12月15日(日曜日)午後2時から、井原のえーとこかふぇで倉光宏嘉さんのライブを行います。
倉光さんは玉置浩二の曲を歌うシンガーですが、私の中ではすでに玉置さんとはもう違うところで独自の世界を作っているような気がします。
それも倉光さんの玉置さんへの深い思いの表れと思いますが、何十年とかかって倉光さんの中で玉置さんの曲は噛み砕かれ、様々な感情を加えられて倉光さんしか歌えない玉置さんの曲になっていったような気がします。
だからこそ、いつもその歌声は多くの人たちの心を震わせ、どこか懐かしく切ない思い出を連れて来ると思えます。
私ももう何年も倉光さんの歌声に惚れている一人ですが、まだ聞いたことのない方がおられたらぜひ一度聞いて欲しいと思います。
倉光さんの魂の叫びともいえるライブは毎回圧倒的な歌唱力で聞く者を魅了します。
玉置さんの曲をあまり聞いたことのない人でもきっと感動していただけると思います。
今年最後のえーとこのイベントへぜひお越しください。
日時:12月15日(日)14:00〜
場所:えーとこかふぇ(井原市井原町409)
★駐車場は4台分ありますが、一杯の時はつどえ〜る北駐車場へ
チケット:1000円
予約・お問い合わせは090−7376−2690(レイチェルへ)
2019年10月21日(月)曇り
今日は岡山まで行ったのに休みの店が多くて楽しみにしていたのにちょっと残念だった。
特に出石町にできたカフェキツネはキャッシュレスのテイクアウト専門店ということで、ぜひ行ってみたかったのだが、あいにくの休み。
その後行った表町でも新しいカフェに行ったが、ちょっとそこは期待はずれでSNSにも上げなかった。
私はミーハーなので新店舗にいち早く行きたいほうだが、それでやっと行けてもあまり勧められない店だったら、SNSにはアップしない。
案外人気のブログなんかで新店舗を次々にアップしている人がいるが、これまでそれを参考にしていったらひどい店というのが最近続いた。
新店舗は私もせっかく行ったから載せたいという気持ちもあるが、やっぱり私の記事を参考にしてお出かけする人がいると思うと自分がいいと思わない店は載せる気にならない。
まあそれでも行ってみたらたいしたことなかった、と中年女性の皆さまに言われたこともあるが、それは(心の中では好みの問題と思いながら)丁重にお詫びをすることにしている。
そんなふうに情報を人に伝えるには様々なリスクもあるが、発信者にはそれなりの厳選は大事と思う。
というわけで、今日の表町の新店舗は載せなかった。
まあ、一度は行ってみないと良し悪しはわからないから、実際自分の目で見ていいものをこれからも載せていこうと思う。
そんなわけで今日の岡山はちょっと残念だったが、最後に油亀の器展を見て心が和んだ。
やっぱり人間の手が加わったものというのは温かい。
白神典大さんの林檎の模様のグラスが素敵過ぎていつか彼の創ったグラスをそろえたいと夢見た。
「カレーのためのうつわ展」
アートスペース油亀
岡山市北区出石町2丁目3−1
11月10日まで。
2019年10月19日(土)曇り
今日は朝のうちは買い物やら家事やらでだいぶ時間が潰れてしまい、午後から遊ぶ時間があんまりなかった。
ほんとは行きたかったのは出石町の新しいカフェだったのだが、実際行けたのはブランチ岡山北長瀬までだった。
まあそこでもキノシタショウテンが7店舗目の店をオープンしているのでそれも興味があったので丁度よかった。
しかし、最近のカフェは値段の高騰が著しく、今日もそのUSSUというカフェでクレープを食べようと思ったら800円以上したのでびっくりした。
コーヒーも600円以上するので、あまりに高いから飲み物を紅茶にしたくらいだ。
たぶんテナント料が高いんだろうが、それゆえか、まだ空き店舗がいくつかあって、ゆったりしているのはいいが、ちょっとまだ寂しい感じだった。
せっかく駅そばが開発されたのだからぜひ成功して欲しいと思う。
とにかく高いクレープだったが味はよかった。
ブランチ岡山北長瀬「USSU」
岡山市北区北長瀬表町2-17-80
2019年10月16日(水)秋晴れ
今日みたいに天気がいい日はやっぱり朝から外に出てしまう。
今日はお世話になっている万能倉のbrunがオープンして6周年ということでお祝いをかねてコーヒーを飲みに行った。
私が金曜日のカフェをやりだしたのは真冬の2月。brunオープン後、4ヶ月経ってからということになる。
思えば、brunがオープンしてから4ヶ月は毎日のようにそこでコーヒーを飲んでは悶々としていただけだった(15年やった仕事をやめて途方に暮れていた)。
実際、何かを始めることがほとんどない私はそこでもほとんど動きのないままコーヒーを飲んで一日ぼんやりしていた。
あのまま何もせずにいたら今もきっと何もしてない気がする。
人が動き出すのには動かない時期も必要だと今ならわかる。
私は4ヶ月の動かない時期があって、どうしても動きたくなったのだった。
毎日brunのオーナーのところへやって来るお客さんたちを見てなんだか寂しいなあ、オーナーが羨ましいなあと思ったのがその大きな理由だ。
当たり前だがカフェbrunはオーナーを目指してくるお客さんはいても私を目指してくるお客さんがいるわけはない。
昔、母と店をやっていた時もお客さんはみな彼女を目指して店にやって来た。
私はやりたくもない家業を継いでいたのでやる気が全然なかったからだ。
結局私は5年間店を手伝ったが、一度もやりがいを感じることなく家業を辞めた。
それでも、私は昔からどこかに私を目指してくれるお客さんがいればいいなあという思いがあった。
それを実現させてくれたのが金曜日のカフェだ。
オーナーのご厚意のおかげで6年前から定休日の金曜日を借りて毎週好きなイベントをさせてもらっている。
少なくとも金曜日は自分の店だからお客さんたちは私を目指してきてくださっていると思えて嬉しい。
カフェbrunの歴史はそのまま私の第二の人生の歴史そのままだ。
今日brunに行ったらオーナーも6年も続けられたことに感慨深げだった。
私もbrunとともに6年間、なんとかかんとか歩いて来られたことがほんとにありがたく、多くの方々のおかげと心から思う。
6年前の寂しい私はもう今はいない。
やっぱり人は人と関わって生きていくことで自分も生かされるということをカフェを通して思い知った。
まだまだ修行中の私だが、(面倒なことは多々あれど)これからもカフェと人とともに生きていこうと思う。
2019年10月15日(火)秋晴れ
気がつけばすでに10月も半ば。
この調子だとなんもしないうちにまた一年が終わりそうだ。
とはいえ、今回の台風の被害を毎日TVで見るにつけ、一応雨露しのげる家があって仕事ができるのは ほんとにありがたいと思う。
水害にあった地域のニュースを見るたびに去年の真備の被害を思い出してやっぱりちょっと苦しい。
近年、日本は大きな災害が起こってそのたびに多くの人が命を脅かされて、その中でたまたま災害のない土地に住んでいるというだけで普通に暮らせている。
以前、瀬戸内寂聴さんが仏教の言葉で「代受苦」ということを言っておられたが、まさにそんな気持ちだ。
瀬戸内さんは東日本大震災の時に自分も旅の中で何度となく死にそうな目に遭いながらもそれでも生きながらえてきたのは誰かが自分の代わりに苦しみを受けてくれたからだ、と思ったそうだ。
それを聞いたときに、私も様々な生きる苦しみを代わりに持って行ってくれた人がいたからこれまで元気でいられたのか、と切実に思った。
そんなふうに思うと亡くなった大事な人たちが今までよりずっと近くにいる気がした。
代受苦・・今回も多くの人たちが大事な人たちの苦を引き受けたんだろう、きっと。
それにしても、自然の前にはなす術もない私たちのなんと無力なことだろう。
そして、今回もなにもできない自分をふがいなく思う。
どうかこれ以上被害が広がりませんように。
2019年10月12日(土)曇り 強風
現在午後6時前、TVの台風情報を見ながら、早く早く東京を通過して欲しいとそればかりを思う。
横須賀に住む娘夫婦と1歳の孫は今朝避難所まで歩いていってそこで一夜を過ごすことになったが、海に近い町なので気が気ではない。
地震の心配があってもこんなに大きな台風が関東に来るなんてこれまでほとんど思ったことがなかった。
台風が通過するまであと数時間だが、ほんとに生きた心地がしない。
千葉の妹も群馬のご両親も心配だが、今回は助けに行こうにもどうにもならない。
とにもかくにも何事もなく無事でいてくれることを願うばかりだ。
2019年10月9日(水)晴れ 暑い
今日は気のおけない友人二人と久しぶりに尾道に出かけた。
平日の尾道は商店街も開いている店が少なくて(もしかして水曜休みの店が多いのか)、好きなカフェでお茶を飲んだり、芙美子の旧家を訪ねたりしていつもよりずっとゆったりとした時間を過ごした。
だいたい私ら夫婦はせっかちな遊び方が多くて尾道も毎回駆け足で色んなところに行くのだが、今日は年配の友人と一緒ということもあってかなりゆっくり歩いたので商店街を300メートルくらい歩いてもう帰る時間になった。
でも、尾道という町はその間に色んな店があって友人たちに案内しきれないほどだ。
もう何十回と訪れている町だけど、行くたびに新しい発見があって飽きることがない。
今日もこの前行った時はなかったチャイを売っている屋台を見つけた。
ユニークな店が現れてはその都度変化を続けている尾道という町が最近ますます好きになる。
「はとキッチン」
尾道市土堂1-7-3
2019年10月8日(火)曇りのち晴れ
今日は朝のうちは天気が悪かったのだが、昼から日差しも出てきてカフェで動いていると汗ばむくらいだった。
ランチタイムもほぼ終わりに近づいた頃、狭い路地を入って来た車があったので、お客さまかなと思って外に出てみたら、近づいてこられた女性の方が島根の○○です、とおっしゃる。
その瞬間、びっくりして言葉もなかった。
なんと彼女はこのつれづれ日記を15年以上読んでいてくだっている方でわざわざ島根から会いに来てくださったのだ。
R313で三時間もかかってえーとこを目指してくださったらしい。
ほんとにありがたくて涙が出る。
この日記は井原に友だちもいなくて独り言ばかり言っていた私のために家族がパソコンを買ってくれて、何でも書けるようにとHPを立ち上げてくれて始めたものだ。
以来、20年以上書き続けてきて、私のレイチェルという名前もたくさんの方に知ってもらえて、今では色んな町にたくさんの知り合いがいて、友達にも恵まれている。
それにしても、ブログでそんな遠くの方とも今日のように素晴らしいご縁が繋がるなんてやっぱりネットのちからはすごいとあらためて思った。
こういうことがあるから人生はまだまだ捨てたもんじゃないと思える。
帰りがけ、一緒に写真を撮っていただき、彼女の手のぬくもりに大きなちからをいただいて、また明日からもがんばろうと言う気持ちになった。
Fさん、ご主人様、ほんとにありがとうございました。
2019年10月6日(日)晴れ 風が少し涼しい
今日は市民運動会、初めて行ったので案の定場所を間違えて駐車場からだいぶ歩くことになる。
ここでも同級生に声をかけられ、皆何十年も地元のこうしたイベントに参加しているんだなあと頭が下がる。
私は長い間全然地元と交流がないからどうにも肩身が狭いのだが、これもお勤めと思い、この一年は頑張ってイベントに参加している。
しかし、今日の運動公園はなんとひろいこと、競技をやっていてもどの地区が何位で走ってるのかぜんぜんわからない。
それでもそばにいた地元の人たちは皆さん一生懸命応援していた。
こういうイベントが好きな人たちにとっては毎年楽しみなイベントなんだろうなと思った。
最近、我が家にはどこから侵入するのか、夕方になるとコオロギが大音響で鳴くのでちょっと困っている。
虫の声もかすかに聞こえるくらいなら風情があるが、うちの中でコロコロやられたらTVも落ち着いて観られない。
とはいえ、仏壇の後ろなのでなかなか捕まえることもできないし、で放っておいたら次の日にまたコロコロが始まってもう秋が終わるまで諦めるほかないと腹をくくった。
しかし、こんなコンクリートだらけの町の中でもコオロギというやつはタフに生き抜いてボロ家に不法侵入(?)して人間を脅かすんである。
その逞しさにこの秋は脱帽して、秋の夜長を今宵も堪能することにしよう。
2019年10月5日(土)晴れ 暑い
一体いつまでこの暑さが続くのか。今日も朝から空は晴れ渡り気温はどんどん上昇した。
スウェーデンの高校生グレタさんが訴えるまでもなくほんとに地球は大変な方向に向かっているように思える。
いつもスーパーに行くと生鮮食品や日用品の過剰包装にいらいらするが、なかなかレジで断れない。
そんなもの欲しい人だけ後で取ればいいんだから、そういう余分な袋を使うお金があったら値段を安くして欲しいといつも思う。
あれだけ包装にお金をかけてるのは日本くらいじゃなかろうか。
今日は朝は神辺文化会館で知り合いのアマチュアカメラマンが写真を展示されていたので見に行った。
ばあちゃん(母)に行ったら珍しく行くというので一緒に見に行ったら結構熱心に見ていた。
近辺に住む人の写真を見ると、その地域のよさを再発見することが多い。
今日も特に神辺ばかり撮った写真コーナーは親しみがわいた。
私も一眼持って少しはいい写真を撮りに行かなくては。
「神辺美術協会写真部 写真展」明日まで。
2019年10月3日(木)曇り
今日はなんとか天気がもったので、えーとこかふぇのダンボール市にたくさんの方が来ていただけて嬉しかった。
石の上にも三年、古民家カフェの上にも2年と4ヶ月。
ありがたいことに地元のお客さまもだんだん増えて皆さんに喜んでいただける交流の場になってきた。
今日も皆さま色んなものをダンボールに入れてこられてお互いの品物を見ながらお喋りに花を咲かせておられた。
これからもどんどん楽しいイベントを企画して地元に喜んでもらえる店を作りたいと思う。
私は外国のオーディション番組が好きでよく見ているのだが、最近見つけたのがジャズを歌う女の子で、まだ7歳で渋いジャズを歌うのだが、これが聞かせる。
幼いながらすでに自分の声を完成させており、裸足で歌う姿は色気さえ感じる。
ステージの裏で彼女を見守るお母さんもまた綺麗でかっこいい。
彼女の名前はAngelina Jordanといい、ノルウェー出身で一歳半くらいからすでにジャズを歌っていたというからすごい。
実際、この番組で優勝したみたいでその後も色んな番組やコンサートで引っ張りだこのようだ。
今はもうだいぶ大きくなってるだろうが、ますます可愛く綺麗になってこれからの活躍が楽しみだ。
2019年10月2日(水)曇り 蒸し暑い
今日はすっきりしない天気だったが、朝から矢掛まで行って知り合いの絵の先生の作品展を見てきた。
100号という大作ばかりが並んでいたので見ごたえもあったし、なによりどの絵も懐かしくほのぼのと温かい絵ばかりで感動した。
偶然井原から来られていた女性にもお会いできてまたお喋りな私は好き勝手に喋って楽しい時間を過ごした。
まことに仕事を離れると喋る一方で人の話をまともに聞けない人間とつくづく思う。
ほんとは書く仕事より喋る仕事が一番いいのかもしれない。
「子供のいる情景」原田晋作 大作展
10月5日(土)まで。
やかげ郷土美術館
うちに帰ってからまだ元気があったので、今度は福山の桜cafe(R313沿い千田町)に母と一緒に歌を歌いに行ったらここでも知り合いの男性に会って、二人で陽水を歌って盛り上がった。
今週もいい水曜日だった。休みはフルに遊ぶに限る。
2019年9月30日(月)晴れ とにかく暑い
この季節とは思えない暑さで今日も汗だくだったが、なんとか朝のうちに取材を終えて午後からまた芦田のどんびぃーごに出かけた。
最近は地元のカフェにはほとんど行かず、もっぱらどんびぃーごか、多治米のチルコーヒーか、新市のutane cafeぐらいに時々出没している。
実際、最近はその3軒くらいのローテーションで十分だ。
私は長年カフェばかりに通っているが、私にとってカフェはコーヒーを飲むというより、話をしに行く場所だ。
家族以外の他人と話ができる場所、それがカフェだ。
一生カフェなど縁がないという人も世の中にはいるだろうが、私は長年依存症といえるくらいカフェに通っているので、それがないと日常がうまくまわらない。
それでも昔は女がひとりで喫茶店でお茶とか飲んでると理不尽なケンカを売られることも多かった。
30年くらい前は亭主が汗水流して働いている時にお茶なんか飲んでけしからん、というような男がいたんである。
私はそんな男たちと闘いながらも決して喫茶店通いをやめなかった。
その頃の私は女には喫茶店でお茶を飲む自由もないのか、と心で怒っていた。
今、女性が喫茶店やカフェにひとりで出入りしていて文句をいう男性客がいたら大変なことになるかもしれない。
働く女たちが増え、女性が喫茶店で当たり前のようにコーヒーを飲み始め、男だから女だからという嗜好の壁がなくなったのである。
しかし、思えばそんなことは最初からなくて当たり前だったのだ。
ほんとに私たちは色んなものに縛られていたんだと思う。
しかし、時代が変わって女たちはやっと誰を気にすることもなくお茶を飲めるようになった。
30年という長い歳月かかってやっと時代が私に追いついた、と最近私はよく冗談を言っている。
喫茶店ひとつとっても誰もやってない時になにかをやるのはオーバーにいうと流儀とか信念みたいなものがいるんじゃないかと思う。
これからも私は頭が凝り固まった田舎の年寄りたちが顔をしかめてもきっと自分の思う道を行くと思う。
2019年9月28日(土)晴れ 暑い
台風がまた来ているから天気が悪くなるのかと思ったら昼くらいからどんどん暑くなって、せっかく出かけたRSKバラ園でのFROMWESTという骨董市も歩くだけで汗が出て、人が多すぎて食べものにもありつけないので、早々に会場を出た。
いったいこの秋はどうなっているんだ。
それで帰りに倉敷の市立美術館の作品展を見て、それから車でアリオに移動する途中に前来たときはなかったパン屋さんを見つけたので窓を開けて写真を撮った。
「に志かわ」
倉敷駅前通り
ここは食パン専門店のようだが、食パンといえば、乃がみのパン屋が有名だが、フェイスブックに載せたら、あそこより美味しいというコメントがあった。
私もパンが好きなので今度行った時に買ってみようと思う。
あと、今日は矢掛から山を越えて岡山に行ったので、途中美川町の彼岸花を撮った。
今年はどこも少し開花が遅れたようだったが、ここも彼岸も過ぎてようやく満開となったようだ。
川辺に咲く赤い彼岸花は草の緑に映えてとても綺麗だった。
季節ごとに花を追いかけるのは一番旬を生きている気がする。
2019年9月26日(木)晴れ 暑い
今日もまだ暑くてお客さんたちも店から外に出られるときにあ〜まだ暑そうじゃね、と空を見上げながら、でも暑いのも嫌だけど、寒くなると今度は寂しいんよね、とぼそっと言われた。
私もそうだなあ、と同じように澄み渡った空を見ながら思った。
秋の暑いのはどうでもいいけど、これから冷え冷えとした季節が来ると思うとぞっとする。
それでも私が10代のころから言えば、温暖化のせいかそれほど寒くない冬が続いているが、それでも細身の体には寒さは堪える。
そういえば、私は昔から冬が嫌いで、高校生の時とかも冬場はコンクリートの渡り廊下を歩くたびに身が凍える気がしたものだ。
今から思えば、真冬にスカートソックスだけでよく過ごせたと思う。
分厚いタイツなど誰も履いてなかったし、もちろんズボンなんか誰も履いてなかった。
履いてはいけない規則でもあったのかと思う。
あれはいったいどういう鍛錬というか、意味があったんだろう。
将来子どもを産むかもしれない女子高校生たちに冷えは大敵だったんじゃなかろうか。
実際、私の友達は普段でもトイレが近く、冬場は一時間ごとにトイレに駆け込んでいた。
高校時代で思い出すのは盆地の寒い寒い冬と真夏の補習授業と絞首刑になる役を当てられた文化祭くらいだ。
特に寒い冬は自室にこもって井上陽水を延々聞き続け、思春期特有のセンチメンタルな気分にますます深く入り込んでいった。
そんな陰鬱な青春時代を過ごしたので、この前同窓会に初めて行ったが、どうも皆と同じように楽しい話ができなかった。
今でも私の人生は20歳くらいから始まったと思っている。
やっと自分の人生をやれるようになってからそれまであまり好きでもなかった夏が大好きになった。
もうここ何十年も夏しか生きてる気がしないくらいだ。
すべてのものがエネルギッシュで夏の生き物たちが短い命を燃焼する姿にも感動する。
私もそう生きたいとずっと思ってきた。
みじかくも美しく燃えという映画があったが、夏はまさにそんなイメージだ。
しかし、いくら夏が好きでもいつかは終わり、やがて秋が来て冬が来る。
今年も何か楽しいことを考えて冬をなんとかやり過ごそうと思っている。
2019年9月25日(水)晴れ 暑い
今日は朝のうちこそ涼しかったが、福山駅前でひとカラをやって外に出たら日差しがまるで夏のようだった。
駐車場まで歩きながら、練習の成果を試してみたくてもう一軒カラオケ屋に行こうと思ったが、米津玄師の「LOSER」を歌いすぎて喉がかれたんで今日はまっすぐ家に帰った。
しかし、彼の歌はほんとに難しい。今日も10回以上歌ったのに全然歌えん、っていうか、だいたい元歌のメロディさえよくわからない。
彼の歌は彼しか歌えない歌だとよく思う。
こんな難しい曲を作ってヒットさせて皆をカラオケに通わせてしまう米津玄師、恐るべし!
昨日、神辺の堂々公園に彼岸花を見に行ったら全然咲いてなくてがっかりして帰りかけたら道沿いに赤い花が見えたんで思わず車を停めた。
私と同じように道端に車を停めた女性も彼岸花を見に来たのか、そのうち私のそばにやって来きた。
私が一瞬見た赤い彼岸花は近づけば数本しかなくて、あとはぜんぶ蕾だったので、彼女は残念そうな顔で「去年はあんなに咲いてたのに。やっぱり異常気象かしら」とちょっと寂しげだ。
「親を見送ってからあの花を見ないとお彼岸が来た気がしなくて」とつぶやくと、私の返事を待たずに颯爽と坂道を登っていった。
そういえば、彼岸花は名前からしてこの時期限定の花のイメージで、どうも仏さまに近い花のように思える。
それでも私は写真を撮りたいばかりでこの花が亡くなった人を連想させることはほとんどなかった。
世の中には彼岸花をそういう思いで見ている人もいることを思ってちょっとしんみりした。
人生いろいろ、彼岸花いろいろ。
それにしても、あの燃えるような赤色の群生を見たいものだ。
2019年9月23日(月・祝)曇りのち晴れ
台風が去って、結婚記念日がやって来た。
亭主と一緒になって今何年になるのかと思ったら、37年だった。
ほんとに長い年月、こんなダメ女房に付き合ってくれてありがとうという感じだ。
これはもう亭主の忍耐の賜物と思う。
手前味噌だが、今日また遊び呆けて家に帰ったらちゃんとプレゼント届いてた。
私は包みを開けるまで今日が結婚記念日ということを忘れていた(ごめんなさい、よーすけ)。
まあ、こうしてまたつつがなく(?)結婚37年目を迎えることができて、なんだか感無量だ。
何もない私たち夫婦だが、こういうささやかな喜びの中に人生はあるのか、と今日あらためて思った。
一年に一度のその小さな喜びが明日へのちからになることがある。
一年は元旦にあり、じゃなく結婚記念日にあり。
ダメ女房なりにこれからも辛抱はしないけど、努力はしていこうと思う。
2019年9月22日(日)曇りのち雨
今日は朝フジグランに遅まきながら「天気の子」を見に行ったのだが、映画館の入り口まで行ったら子どもがわんさといて、そうか、今日は日曜だったと思って、これじゃあ絶対落ち着いて映画見られないと思い、急遽、「記憶にこざいません!」を見ることに。
予想通り、そっちは中高年のカップルとかが多くて若い子はほとんどいなかったので安心して見られた。
映画館でおんなじお金払ってうるさくて落ち着いて見られないと腹が立つので今日は映画を変更して正解だった(最近時々そういうことが起こる)。
「記憶にございません!」は三谷さんの脚本らしく軽快でギャグ満載。
それぞれのキャラが今回も際立ていて、特に小池栄子がうまかった。
人気絶頂の田中圭もいいところで使ってもらってて目立ってた。
しかし、色んな人が出てるのだが、メイクの技術がよくて最後まで誰だかわからない人もいた。
天気の子が見られず残念だったけど、久々に大笑いできてよかった。
2019年9月21日(土)曇り
今日は台風が接近中ということで天気がたいへん気になったのだが、なんとか雨が降らなかったので、取材もスムーズだった。
今日お邪魔したのは、笠岡の四番町の陽だまりパン工房で知り合いのミュージシャンのお二人が出演されるというのでこれは行かねばと取材を申しこんだ。
今日キーボードを弾かれた川上洋子さんは以前、映画音楽を演奏されているのを聞いて素晴らしいなと思って、井原のえーとこかふぇで演奏して欲しいなと思っていたら、なんと今日いいほうに話が進んで嬉しいことだ。
できたらフルートの山崎洋子さんと一緒に演奏していただきたいのでまた計画を練っていきたいと思う。
なにひとつ楽器を演奏できない私は楽器を演奏できる人というのが最近ますます羨ましい。
なんでもいいひとつでも演奏できたら弾き語りができるのになあと密かに思う。
最近、歌に目覚めただけに(カラオケばっかだけど)、人前でもう一歩進んで何かやれたらいいなあと思い始めている。
2019年9月18日(水)晴れ まだ暑い
今朝、カフェに行ってまたしゃべくっていたら、60代後半と思しき男性が来店、カウンターに腰掛けて静かにコーヒーを飲み始めた。
それで私は知り合いの女性と例によって好きなことを話していたら、その男性が急に「あなたの話は面白い。声にもハリがあって生き生きとしてる。」と話しかけられたので、ちょっと嬉しくなって色々話をしたら、彼はオーバーワークのため体を壊して退職、今は回復したが、何をするにも気力がわかないようだった。
私がカラオケでみんなと遊んでて楽しいというと、あなたは元気だから遊べるんだ。わしはそうじゃないから遊べないといわれたので、「元気だから遊ぶんじゃなくて遊ぶから元気なんですよ」とつい言ってしまった。
まあこれも遊び人の身勝手な言い訳かもしれないが、実際、私はもう何十年も遊び人人生やってるが、ありがたいことに今も遊びで疲れることはないし、ずっと元気で暮らせてるし、いまだ遊びたい気持ちでいっぱいだ。
どんな環境にもストレスや試練、困難はついて周るが、私は遊びのおかげでそういうものから離れたところで生きてこられたんだと思う。
ただ、私が思う遊びはストレス発散の手段ではなく、遊びたいから遊ぶ、というのが基本だ。
つまり先に遊びありきということだ。
実際、遊びたいから遊んでいたら何かあっても余計なストレスを感じることが少ない。
常に遊び心を持つことで日常の狭い考え方から脱却できているというのはあると思う。
遊びの中でからだごと感じるはみ出すというイメージが大事だ。
それで、色んな場面ではみ出したものや人にたいしておおらかになるし、許容範囲が広くなる。
それは年をとるほど実は大事なことと思う。
狭い視野から自分を解き放つためにも遊びは大切だ。
それに、年を重ねるごとに外に出て人と会うのも面倒で、遊びにも億劫になる人がけっこういるが、何かに出てたが、年をとったから遊ばないんじゃなくて遊ばなくなるから年をとるというのは当たってると思う。
まあ、こんなことを書くとやっぱり遊び人の遠吠えのようにも聞こえるが、これからも私はこの流儀で行こうと思う。
遊んで働く、のがわが人生。
2019年9月17日(火)晴れ 暑い
今日はいばらのえーとこかふぇでスイーツ会とグルメ屋台の出店があって、暑い中、外と中を行ったりきたりしているうちに汗だくになった。
なんといっても屋台は初の火曜日出店ということでお客さんの入りが気になったが、なんとか大勢の方に来ていただけて安心した。
もう何年もイベントばかり企画しているが、集客にはいまだ不安がつきまとう。
屋外は特に天気にも左右されるし、うまくいくかどうかの半分は運によって決まる。
おかげで金曜日はこの6年ほとんど雨は降ってないので、屋台もいつも盛況だ。
今日も天気が味方してくれたので、一日暑かったが、まずまずの出来だったと思う。
来月も山下さんの屋台はえーとこに来てくださるようで嬉しい。
今、TVで下北の特集をやっている。
下北といえば、いつかの年に東京に行った時にぜひ行きたいと思ってわざわざ時間を作って訪れた町だ。
私は東京に住んでいたときは中野からほとんど出ずに遊んでいたので(若い時は特に貧乏暮らしゆえ)、下北にもほとんど行ったことがなかった。
それで何年か前に家族で初めてゆっくり駅前を歩いたら、なんと楽しいことか。
なんせ下北と言う町は駅に降り立ったとたん、私の好きな古着屋や雑貨屋、カフェがずう〜っと先まで並んでいるのだ。
それも古着屋は思ったより安い店がいっぱいあって、どこも個性的ですごくお洒落だった。
私はその時に買ったオズの魔法使いのTシャツをいまだ着ている。
私にとって下北はまさに宝の宝庫、パラダイスだった。
また東京に行くことがあったらぜひもう一度行きたいと思っている。
最近、ますます人と同じ洋服を着るのが嫌で、個性的な服を着たいと思う私なのだった。
2019年9月16日(月・敬老の日)晴れ
今日は敬老の日ということで、横須賀の娘からばあちゃんに羊羹が届いたので私も何かしてあげないといけないような気分になって、夕方家族3人ですし丸に出かけた。
最近はあまりばあちゃんと一緒に食事に行くことがなくなったせいか、今日は嬉しかったらしく結構たくさん食べた。
そしたら、知り合いの女性も家族と一緒にお寿司を食べに来られたので皆考えることは一緒だなと思った。
まあとにかくささやかながら敬老の日を祝えてよかった。
明日は井原のえーとこかふぇにグローバルフーズコーポレーションさんのグルメ屋台がやって来ます。
岡山県西部を中心に出店されている大人気の屋台です。
今回のメニューは栗ごはん、幻のカレーパン、焼き鳥、クロワッサンサンド、シャインマスカットゼリーです。
売り切れ必至の秋の人気メニューですのでお早めに!お車で来られる方はトマト銀行斜め向かいつどえ〜る北駐車場をご利用ください。
明日もよろしくお願いいたします。
朝10時からスタートです。
また、スイーツを持ち寄りみんなで楽しく食べるスイーツ会にもぜひご参加ください。
ワンオーダーで参加OKです。
住所:井原市井原町409
2019年9月15日(日)晴れ 暑い
今日は日曜というのに朝早く起きて、冷蔵庫を掃除していらないモノを全部捨てて、ついでにこれまでなかなか掃除できなかった台所の隅を掃除して、車にいらない毛布を積んでいざ福山へ。
知り合いは木之庄のアパートに住んでいるのでナビを見ながらメイン通りから細い道に入って迷路のような道をうろうろ探してなんとかそこを見つけた。
彼女から譲り受ける冷蔵庫は思ったより小さかったので家の車に十分乗っけられた。
それでまた国道をゆっくり走って今日はカフェにも寄らずにまっすぐうちに戻った。
帰って来て古い壊れた冷蔵庫を玄関先まで運んでもらった冷蔵庫に電源を入れてみるも、なかなか冷たくならない。
やっぱりもらいもんだからダメだったかなあと思いながら一応ネットで調べたら、新しい冷蔵庫は夏場だと冷えるのに半日かかることもある、と書いてある。
それを見て目からうろこでちょっと安心してしばらく様子を見ることにした。
すると、2,3時間経った頃からだんだんと冷えだして、今更ながらありがとう冷蔵庫!と感謝感謝である。
今、千葉では電気が通じなくて困っている人たちが大勢いるが、ほんとに冷蔵庫ひとつ故障しただけでこれだけ不便なんだから、察するに余りあるというもんだ。
普段作り置きとかほとんどしない私でも今の時期、冷蔵庫なしでは食生活はままならない。
なんでもそうだが、当たり前にあると思っているものほどなくなった時にありがたみがわかる。
可愛いもらいもんの冷蔵庫とともにまた明日から我が家のささやかだけど大切な食生活が始まる。
2019年9月14日(土)晴れ
暑い暑い9月も少しずつだがようやく秋へと向かっているようで、朝夕はだいぶ過ごしやすくなってきた。
そんな中、今日は満月ということで井原の田中苑ほかで観月会が行われるので取材に行く予定だ。
夕方からの取材はちょっとからだが重いが、もう昼寝をしている時間はない。
実は夕べから我が家の冷蔵庫がぶっ壊れて食事もままならないので、今日はそれを言い訳にして夕ご飯を後回しにして仕事に行くつもりだ。
電化製品は壊れる時はいっぺんに壊れるというが、この前炊飯器がイカれたばかりなのに、今度は冷蔵庫、とほんとにいろんなものが壊れる。
しかし、まだまだ暑いこの季節の冷蔵庫が使えないというのはまことに辛い。
幸運にも明日カフェのお客さんがが使ってない冷蔵庫をくださるというので、ただの箱状態の冷蔵庫と暮らすのも今日のみだ。
どうせならこの際、今夜はどこかに美味しいものを食べに行きたいもんだ。
今日はランチの店が残念ながらもうひとつだったので、帰りにおやつでも買おうと思って、深津のハルというパン屋さんに立ち寄った。
そこは最近ばら酵母を使ったパンを売り出しており、珍しいなあと思ってちょっと興味がわいたのだった。
実際そこに行ってみると可愛いパン屋さんだが、いろいろ種類があってどのパンにもばら酵母を使われているという。
今日はお昼が少なかったので、おやつは大事と今日は結構たくさん仕入れて帰った。
これで当分はだいじょうぶと思われる(あくまでもおやつだけど)。
「ブーランジェリー・ハル」
福山市東深津1丁目9−60
2019年9月11日(水)曇りのちにわか雨
今日は珍しく朝から映画を見ると心に決めて家を出た。
「ブレードランナー」・・私のハンドルネーム・レイチェルのもとになったのもこの映画だ。
1982年に最初のブレードランナーが公開されてから37年。
今、なぜにこの映画なのか、と今回の公開を知った時に思ったのだが、今日あらためて最初のシーンを見て、はっとした。
最近見てなかったので、忘れてしまっていたが、これは2019年のロサンゼルスを描いたSF映画だったのだ。
それで、今日見たら、映画の中に出てくるTV電話もいまや存在するし、空飛ぶ車も夢ではない。
37年も前に今のアメリカがどうなっているか予見していたというだけでもすごいと思う。
そして、今日は初めてIMAXの大きなスクリーンで映画を見たのだが、音響がすごすぎて妙な話、かえって昔の小さな映画館で当時の音響で見たいと思ってしまった。
映画もその時代に合った設備があるんじゃないかと初めて思った。
レプリカント役のルトガー・ハウアーの鬼気迫る演技を見ながら、ああこんないい役者ももういないんだ、と思うと、いっそう映画の中の彼が切なく見える。
追う者も追われる者も哀愁漂う珠玉の1本。
特に任務を遂行しなければならないブレードランナーハリソン・フォードのタフさも弱さも男くさい魅力に溢れ、やりきれない気持ちが表情からひしひしと伝わる。
今日の映画はファイナルカット版なので私が好きな劇場版のラストとは違うが(できることなら劇場版も死ぬまでに一度スクリーンで見たい)、もう何十回と見たシーンで新しい発見や感動があり、ラスト近くの鳩のシーンではやっぱり泣けた。
レイチェル役のショーン・ヤングもお人形さんのように美しく、この1本のために女優になったようなもんだと今日も思った。
とにもかくにも私の生き方にも大きな影響を与えてくれた記念すべき映画「ブレードランナー」。
この映画とともに生きてきた30年という歳月を思いながら、オーバーでなく今日はほんとに生きててよかったと思った。
「ブレードランナー ザ・ファイナルカット」
2019年9月10日(火)晴れ くそ暑い
この暑さは尋常じゃない。
これでは夏えーとこを休んでもあんまり意味がない。
実際、9月になってからのほうが暑いんじゃないか。
今日もクーラーも扇風機もない厨房でお昼も食べずに料理をしていたら、もう最後は頭がくらくらしてきた。
まことに過酷なカフェである。
こんな暑い店に誰が来てくれるんだと思ったら、今日も予想外にたくさんのお客さまが来てくださった。
ほんとにありがたいことだ。
普通喫茶店は涼みに行くところなのに、皆さま、蒸し風呂のような空間でコーヒーを飲んでくださる。
料理を作る私もフラフラだが、それ以上にこの暑い中、来てくださるお客さまも“行”をしているようなカフェである。
ほんとに早く涼しくなってほしい。
涼しくなる日を夢見て今日もイベント企画してしまった。
来月20日(日)朝10時から12時まで「ENGLISH CAFE」やります。
初心者向けの挨拶、自己紹介など、英語フリートークです。
講師は英検一級・英語コーチの山下弘高先生です。
興味のある方は090−7376−2690(レイチェル)にご連絡ください。
場所は井原市井原町409のえーとこかふぇです。
参加費は1000円でコーヒーとケーキ付です。
よろしくお願いします。
2019年9月7日(土)晴れ 暑い
今日も朝から暑い。夕べ夜更かししてたので眠いのなんの。
とはいえ、朝10時から取材でかかしの写真を撮りに行かないといけないので、早めにご飯を食べて門田町へ向かった。
今年もユニークなかかしが50点以上並んでいたが、今日は風が思いのほか強くて、おまけに日差しが強烈でスタッフの方たちに写真を撮らせていただくのも申し訳ない感じだった。
しかし今年もほんとに力作ぞろいだ。
中でも「白雪姫と七人の小人たち」は小人それぞれの表情まで丁寧に作ってあって凝りに凝っている。
「令和おじさん」やNHKのチコちゃん、小泉進次郎さんとお腹のかなり大きい滝川クリステルさんの案山子もあった。
来月19日まで展示されるのでぜひ大勢の方に見に行っていただきたい。
「かかしコンテスト」
井原市門田町(県道井原笠岡線・宮の端交差点を東)
2019年9月5日(木)晴れ 暑い暑い
今月に入って忍の一字、とにかくえーとこかふぇが暑くてたまらない。
特に厨房には扇風機もないので(客席のほうに持っていっているから)、蒸し風呂のような暑さである。
その中で料理を作っていると今日も頭がくらくらしてきた。
まさに行である。
ラーメン屋とか中華料理屋とかならまだしもカフェであれだけ暑い厨房葉ちょっとないと思う。
私は暑さに強いと思っていたが、それでも夕方になったらへろへろだ。
ほんとにこの年になって修行しているような毎日である。
それでもこんな暑い中、今日もたくさんのお客さまが来てくださって皆さん楽しく交流してくださった。
8月ずっと休んでいたから誰も来てもらえなかったらどうしようと不安もあったが、ほんとにありがたいことだ。
今日もこの暑さで一日仕事をした甲斐があった。
今週土曜日は井原に帰って来て初めて同級生に誘われてカラオケ会に参加する。
私は同窓会にも一度も行ってないし(余命3ヶ月になったら行くとか言っている)、とにかく地元の友だちと縁が薄い人間なので、今までこういうことに乗っかるというのは一生ないと思っていた。
それが、この前、同級生のMさんがカラオケ行こうよ、と誘ってくれたので初めて参加することにした。
彼女はこの町で唯一友だちといえる人だからだ。
私も井原に帰って来て、一応地元の友だちとも仲良くしたいと思った時期もあって努力もしたが(今思えば、友だちとか努力して付き合うもんでもない気がする)、結局誰ともいい関係を作れなかった。
けれど、何十年かぶりに同級生のMさんに会ってから、私は彼女みたいないい人が同級生にいたんだと感動して、彼女との付き合いだけは大事にしようと思った。
それで、今週のカラオケ会ということになったのだが、実際、ほとんど誰の顔も思い出せない私は途方にくれるのが目に見えるようだが、それでも歌ならなんとか楽しめるんじゃないかと思う。
だいたい歌は喋らなくていいから便利だ。
さて土曜日どうなることか。まずはその前に一応練習してこようと思う。
2019年9月3日(火)晴れ 暑い
今日は朝起きぬけはなそれほどでもなかったのだが、9時前くらいから猛烈に暑くなって、えーとこの庭の草取りをしていたら、汗が滝のように流れた。
あとでニュースを見たら今日は33℃もあったようだ。
私は夏は好きだが、夏以外の暑いのは嫌いなので、今日は店にいても汗だくで疲労感がはんぱなかった。
お客さまにもまだ少しの間は涼風とはいかない扇風機の風で我慢していただくほかない。
夏が終わったらもうとっとと秋が来て欲しい私なのだった。
明日から福山天満屋でオードリー・ヘップバーンの写真展がスタートするのでぜひ行って見たい。
何度も何度も見た「ローマの休日」のベストショットが見られたらいいなあ。
2019年9月1日(日)雨のち曇り
今日は昼までうちでごろごろして、昼から珍しく(!)ひとりで矢掛の無料ライブに出かけた。
今日は懐かしのフォーク&歌謡曲が聞けるというので天気も悪いし、近場だし、タダだし、というので行ったのはいいが、駐車場がいっぱいでちょっと離れた学校に停めて歩くことになった。
それで結局ライブはちょっとだけ聞いてから旧本陣通りにある満天茶屋に行ってカキ氷を食べた。
地元産の苺をふんだんに使ったソースがかかっていて今年の夏の最後を飾るにふさわしいカキ氷だった。
店長さんたちに色んな情報教えてあげながら、私はほんとに情報を人に教えている時が一番嬉しい時なんだなあとあらためて思った。
ほんとにこの30年、ほかに取り得はないと思えるくらいだ。
仕事も遊びも情報命、と面白く言っているが、実際それ以外の人生ないように思う。
このブログも最初から情報発信したくて始めたようなもんだ。
今日は私の情報を伝えて喜んでもらえていい一日だった。
矢掛にも行きつけのカフェができて嬉しい。
「満天茶屋」
岡山県小田郡矢掛町矢掛2575−6
火曜水曜休み
2019年8月31日(土)晴れ 暑い
8月後半は不安定な天気ばかり続いて、今年はいつもの年よりも早く夏が終わった感が強かったが、最後の最後になってこの暑さである。
気分がとっくに秋になっているのに、今更もうギラギラ太陽はいらんという感じだ。
それにしても、なんとなく今年の夏は消化不良であった。
きっと岡山県と広島県から出てないせいだ。
今日は昼前に福山の沖野上町にある羅秀夢というギャラリーに出かけた。
そこは古民家を改装された素敵なギャラリーで上質な絵本の販売もされている。
現在開催中の中島淳一さんの個展が明日までなので急いで見に行った。
中島さんには直接お会いしたことはないのだが、一人芝居をされたり絵を描かれたりと様々な活動をされている。
今日、ドイツ製の紙の上に描かれた何かを内包しているような絵を見ながら不思議な感覚を覚えた。
バラの絵はなんとなく私にゴッホの絵をイメージさせた。
オーナーのIさんは中島さんの一人芝居を見てほれ込んで、彼に芝居をしてもらうためにこのギャラリーを作られたんだそうだ。
私はまだ中島さんの一人芝居を見たことがないのだが、きっとエネルギッシュな芝居なんだろうと思う。
Iさんはギャラリー経営の難しさを話しておられたが、その人の芝居を見るためにギャラリーを作るなんて、それくらい情熱を注げる人がいるということは幸せじゃないかと思った。
しかし、今日も喋りすぎてこの後どこにも行かないうちにすぐに夕方が来てしまった。
「中島淳一個展」
場所:羅秀夢(ラシューム)
福山市沖野上町5-15-16
9月1日(日)まで。
2019年8月28日(水)大雨
今日も朝から天気が悪かったが、買い物に行く用事があったので外に出たら帰りは大雨になって思わず去年の豪雨災害を思い出した。
ほんとに最近は晴れの国岡山とはいえ、亜熱帯みたいな気候に近くてスコールもどきの雨がよく降るようになった。
この先、温暖化がますます進んだら一体このあたりもどうなることかと思ったことだ。
今日のような激しい雨が降り続くとまた小田川の水位が気になった。
今週は天気が悪いということもあって、パラビというTVドラマや映画の無料サイトばかり見ている毎日。
今日は「大恋愛〜僕を忘れる君と〜」というヒットドラマを見てひとり泣いたり笑ったりしていた。
初回を見て面白い脚本だなあと思ったら大石静さんだった。
2019年8月27日(火)雨ばかり
今日もほぼ一日雨ばかりで夕方から福山でイベントがあるというのにどうも気分が乗らないことである。
普通だったら雨の日はまずイベントに参加しないが、今回は整理券をもうゲットしているのでいかないのはやっぱりもったいないと思って傘を車に積んで出かけた。
いつもの駐車場に車を置いて、商店街をぶらぶらしている時にこれまた馴染みのリサイクルショップの店先にエスニックなワンピースを見つけて300円の半額ということで即買ってしまう。
また安物を買ってしまったと思うのだが、夏の終わりの1枚という感じで買わないと後悔する、みたいな気持ちになってしまったのだから仕方ない。
それはいいが、こういう余計なものを買うと今日はバッグが小さかったので中に入れられなくて、持って歩くにも結局邪魔になってしまった。
イベント会場でもワンピースの入った袋がガサガサ音がするのでめちゃ気を使った。
こんなふうにいつも何も考えずに色んなことをやるから後々困ることだ。
今日福山のイベントの帰り、駐車場まで歩いていると、雨が降っているというのに狭い道を車が結構飛ばしていくので、慌ててぐっと端に寄って歩いた。
その時思ったのは、ああ危ない危ない、こんなところで車にはねられて怪我して片足なくしたら私には何もない、ということだ。
今日、福山の文化センターで素晴らしいダンスを見せてくださった大前光市さんは学生時代からダンサーとしての将来を嘱望されながら、24歳の時に交通事故に遭い、左膝下を切断した。
その時の彼の気持ちはいかばかりかと思うが、彼曰く、足を切った時はパニック状態で、あまりにショックが大きかったせいで何も考えられなかったそうだ。
しかし、彼のすごいところは、そこでダンスを辞めなかったことで、何度もオーディションに落ち続けるうちに義足ダンサーとしての独自のスタイルを確立し、今では世界中で注目されるダンサーになった。
私は今日、最初に大前さんが哀愁漂うダンスの後、マイクに向かって喋り始めた時に、ちょっとびっくりした。
それははつらつとしたまさにアスリートの声だったからだ。
私は普段人の声というのに興味があって、その人の精神状態や知性、生命力は声に出ると思っている。
それで、今日の大前さんには第一声でものすごいエネルギーを感じた。
そこに彼が越えてきた苦難の道のりが見えた気がしたし、彼が元来持っている明るさも感じた。
途中、質問コーナーで、小学生くらいの男の子が「僕だったら足を切断されたら絶望的になって死にたくなる。」と言っていたが、私は大前さんのその逞しい声を聞きながら絶望の底から這い上がってダンスを始めた彼の底力を見た気がした。
今日、イベントの最後、スクリーンの前で舞い踊る大前さんのぴんと伸ばされた短い左足を見ながら、その先に足があるのをイメージしてみたのだが、なぜか両足揃っている彼のダンスには全然魅力を感じなかった。
彼の唯一無二のダンスは彼のからだじゃないと完成しないと思えた。
からだの不自由な人を見てそんなことを思ったのは初めてだった。
彼はいう、「変化は進化だ」と。
自分が思い描いていた未来が違ったものであっても変化していく人生を愛している人はそれだけで進化している。
そこには障害を持ったダンサーじゃなくてただの進化したダンサーがいるだけだ。
どんな状況下でも最終的に変化を楽しめる人が進化できる。
今日、最後の一瞬まで大前さんのダンスも彼のからだも震えるほど美しかった。
2019年8月25日(日)曇り
8月最後の日曜日はうちでゴロゴロ。
それというのも今話題になっている「凪のお暇(なぎのおいとま)」を無料で見られるというので第一話からみ始めたのはいいが、いくらでも見てしまうので結局どこにも行かずに夕方になってしまった。
結果、思いのほか、面白いドラマということがわかって主人公と一緒に泣いたり笑ったりと忙しい午後である。
ああいうドラマを見ていると、3畳一間での東京での暮らしが思い出されてしみじみと懐かしい。
主人公の女性は回りの空気を読みながら輪から外れないように嫌われないように生きてきたが、結局周りにこっぴどく裏切られ、心身ともに壊れて、最終的にいろんなものを捨てて別の町で一人暮らしを始める。
しかし、無職の生活はすぐに立ち行かなくなり、「人間生きてるだけでお金がかかる」(私も仕事を辞めたときつくづく思った)と言うことを思い知らされる。
だからと言ってやりたいことがなにひとつ浮かばない。
それでも、彼女には唯一自由が残された。
なにもないボロアパートで窓から吹いてくる風を受けながら、彼女は大の字になって自由を満喫する。
とにもかくにも、この世のストレスのほとんどは人間関係だ。
私は最初この「凪のお暇」というタイトルを見た時に妙なタイトルだなあと思ったのだが、主人公の独身女性が「凪」という名前で、会社を辞めて、今長い休暇に入っている意味というのがわかって、なるほどなと思った。
凪というのはまさに無風状態、なにも動きがない状態のようだが、実際は周りで何かが刻一刻と移り変わっていっているように思える。
主人公凪も色んなものを捨ててから何もしていない状態でも新しい人間関係が生まれ、今までの人間関係も変化していっている。
人間どんな状況でも世の中となんらかの係わり合いを持つことで前を向いて生きていけることをこのドラマは教えているようだ。
たったひとりでも言葉をかけたりかけられたりする人間がいれば、その人の人生は変わってくる、と思う。
そして、案外家族以外の人間のほうが現代人の孤独を救えるんじゃないかと思えたりもする。
人に嫌われることを恐れず、空気を読まず、自分らしい人生を少しずつ選んでいけるようになっていく凪。
それに引き換え、ずっと高橋一生演じる元恋人はずっと女々しいというか、毒を吐きながらもやたらと号泣する(しかし、高橋クンの人気はきっとうなぎのぼりだろう)。
こういうドラマを見ていると、ほんとに最近の男性は女子だなと思う。
まあとにかく、やっとTVに追いついたんで、今週からドラマを見ながら彼女にエールを送りたい。
2019年8月24日(土)曇りにわか雨
今日は倉敷に着いたとたんに雨が降り出して慌てて車に傘を積んでいたかどうか確かめた。
それにしても、ここのところ、天気が不安定でほんとに困ったもんだ。
夏から秋へと季節が移り変わる時期というのはいつもこうしたもんかもしれないが、毎日すっきりしない天気が続いている。
だいたい倉敷とかは歩かないと何も見られないので雨の日はまず出かける気にならない。
今日はほんとに雨が降るとか思ってなかったのでやれやれという感じだった。
しかし、そういう私の気持ちが通じたのか雨はそれほど降らずに傘もささずに歩けた。
今日はネットで知ったハリネズミを触れられるカフェに行って手袋をして恐る恐るハリネズミを持ち上げて、ギャラリー倉敷で岡部玄さんの作品を見て、新しくできたRACOFFEEでグァテマラを飲んで帰った。
まあなんだかんだ言っても倉敷は飽きない。
「ギャラリー倉敷」 「RACOFFEE」
2019年8月23日(金)曇りのちにわか雨
今日はカフェを閉めてから友だちと一緒に阿も珍に夕ご飯を食べに行ってお喋りしながら楽しいひと時を過ごした。
いつも金曜日といえば、ひとりで夕ご飯を食べることが多いが、ひとりだとすぐ携帯ばかり見てしまうので、なんとなく落ち着きのない食事になってしまう。
そこへいくと、気心の知れた人と食べる食事はしみじみと仕事が終わった感じがしてのんびりする。
実は、私は大勢で喋ったり食事をするのが昔から苦手なんで、今日みたいな少人数が一番ほっとするのだった。
それでも、カラオケは大勢でも何でOKかというと、カラオケは歌うのが主だから喋ることがほとんどないからいいのだった。
それで今日もカラオケの話が出て、また行こうかな、とちょっと思ったりもしたのだが、なにしろ夏場は食材を車に積んでいるのが気になって早らなくちゃと思ってしまう。
もうちょっと涼しくなったら落ち着いて夜遊びできると思う。
今週末は井原でイベントいろいろあります。ぜひ遊びに来てください。
2019年8月22日(木)曇り
ずっと遊んでいたい夏休み。
しかし、世の中、そんなに甘くない。
今日は朝のうち新市方面をうろうろして、昼からはネットやフライヤーで知った情報をもとにあちこちに電話して取材のアポを取る。
実は私の中では実際の取材よりアポを取るほうがずっと気を使う。
なんとなくアポが取れた時点で取材は半分以上終わっている気もする。
だいたい知らない相手に電話で取材の旨を要領よく(もちろん感じよく)伝えるのは難しい。
いまどき電話でアポを取るのもあまりないかもしれないが、私の場合よっぽどよく知っている相手でない限りアポを取るのは電話なので昔から電話があまり好きではない私にとってはひと仕事だ。
こうして毎回ひと通りの段取りを経て最終的にやっと記事が完成する。
面倒といえば大変面倒だが、新聞は自分のやった成果が残る仕事なので長年続けてこられたんだと思う。
それに、私はやっぱり情報というのが好きだし、多くの人にそれを届けるのも好きなので、そこが一番やりがいを感じるところだ。
えーとこかふぇを始めてから地元の人たちとも繋がりが増えたし、これからはもっといろんな場所に出向いていこうと思う。
というわけで来週は井原駅のデニムコースターのガチャガチャ取材します。
2019年8月20日(火)小雨
昨日は珍しく昼間うちにいたので無料動画で「白夜」という古い古い映画を見ていた。
それにしても、私が生まれた1957年に作られたこの映画、今のハリウッド映画のように3分に一度何かが起きるということはまずなくて、ほとんど何も事件らしい事件は起こらず男女のセリフが続き、案の定途中から目が開かなくなった。
それでこれはダメだなと思って、夕方早くに亭主も帰って来たんで途中で止めて、夜またTVでクイズ番組を見ていたのだが、さて寝ようかなと思ったときにやっぱり続きが気になってまた見始めた。
これはかのマストロヤンニとオーストリア出身のマリア・シェル(なんと彼女はスーパーマンに出ていた)という女優が主役で、全編通してほとんど二人しか出てこない映画で、町並みもセットのように見えて半ば舞台劇のようなイメージだ。
ドストエフスキーの短編「白夜」をヴィスコンティ監督が映画にしたものらしいが、どこかうらぶれたイタリアの港町の陰鬱さと猥雑さが物語に奥行きを与えていた。
しかし、こういう映画を見ると、同じマストロヤンニ主演の「黒い瞳」をちょっと思い出す。
あの映画ほどの衝撃はなかったが、やっぱりこの映画も最後であ〜っという感じだった。
それにしても、マストロヤンニはなんとなくお人よしで三枚目というか、何があっても最後は飄々としたイメージだ。
それが女の不安定さや残酷さと対比されててますます男の弱さや優しさが垣間見えた。
いつの世もこうして謎多き女たちに男は振り回されてきたんだろうと思える映画。
やっぱりこういう感情のままに生きてる女は魅力があるのか。
男の未練も哀しみもまた白夜の深い霧の中に消えるのみである。
2019年8月18日(日)晴れ 盆休み終了
盆休み最終日。
この一週間ずっとそうだが、今朝もだらだらと起き出し、ゆっくり朝ごはんを食べて最後の一日をなんも考えずに迎えた。
夜ライブの誘いもあったが、たぶん今日は無理だろうなあと思って昼間だけちょっと動こうと思って笠岡のマルナカのギャラリーコンサートに出かけた。
今日はお友だちの音楽グループ・マロングラッセがそこでコンサートをされるのだった。
マルナカのギャラリーコンサートはいつも大入り満員で今日も大勢のお客さんが見に来られていて、アンコールまで盛り上がった。
私がカラオケで歌う「地上の星」も演奏されたので、思わず私も口ずさんでいた。
最近は人が歌ってるのを見ると無性に歌いたくなるのだった。
帰りがけまだエネルギーが余っていたが、今日はもう明日に備えて早めに帰ろうとまっすぐ井原に向かった。
なんかの本のタイトルじゃないが、ほんとに一生遊んで暮らしたい、と毎年夏の終わりに思う。
2019年8月17日(土)休みも終盤
とうとう今年の盆休みもあと2日を残すのみとなった。
よく遊んだようでまだ全然遊び足りないようで・・毎年のことながらこの時期はおなじような感慨を持つ。
まあ、いつの時代も終わりのない休みはない。
これからの毎日もまた緩急をつけて仕事に遊びに励もうと思う。
今日昼から思い立って出かけた久米南町の棚田カフェは素晴らしいロケーションなれど、たどりつくまで不安が絶えず(それもこれもナビを信じたせい)、やっと着いたときにはもうすぐには店長さんのお話を聞く余裕がないほどエネルギーを消耗していた。
やっと落ち着いて店内を見れば、空間アーティストの光森えり幸さんが演出された店内はそこかしこに彼女のセンスが光っていて素敵だった。
額縁のような窓の向こうに見えるのはこのたび復元された棚田百選にも選ばれている上籾の棚田だ。
その青々と広がる水田を見ながら、いただく雪アイスは地元の桃やイチゴたっぷり、ふわふわですごく美味しかった。
光森さんはアーティストだが、カフェの厨房もされているようで驚いた。ほんとに器用な方だ。
彼女はここで希望者にアートセラピーをされている。
それからしばらくのんびり旅や穴場カフェ、神楽の話なぞして楽しいひと時を過ごした。
帰りはなんとか迷わず53号線に出られて、もうちょっと遊ぼうかなと思ったが、結局そのまままっすぐうちに帰った。
休みもあと一日、ほんとにずっとこのまま休みならいいのに。
上籾棚田テラス「籾庵」
岡山県久米郡久米南町上籾1300-1
電話: 090-7546-4457
営業日:金〜日
12時00分〜16時00分(金)
10時00分〜16時00分(土〜日)
2019年8月16日(金)台風一過
台風がなにごともなく過ぎ去ったので、また調子がよくなって今日は朝から元気よく出かけた。
ほんとにこのくそ暑いのに一日うちにいると病気になりそうだった。
実はこの休みは(例によってドジをやったために)私は一個のグラスを求めて百均を巡っているのだが、なかなかその一個が見つからず、今日も半分諦めムードで府中の百均行ったら、あったあったありました。
百均で300円で売っているというその底が二重になったレアなグラスはこんなところにあったのだ。
これでやっと落ち着いて遊べるというもんだ。
朝いちでグラスを見つけて喜んだ私はそのまま勢いづいて北へ向かった。
その後、結局三次あたりまで行って、竹工房でうどん食べて、カフェ見つけてソーセージじゃなくて厚揚げはさんだ厚からドッグ食べて、世羅まで戻ってひまわり畑見て、帰りに今高野でカキ氷を食べて一日終わった。
今日もけっこうな移動距離だったが、山はもうすでに秋の気配で、ひまわり畑以外は涼風が吹いて、歩くのもそれほど暑いと思わなかった。
盆が過ぎて一気に秋が近づいて来たようでやっぱりどんどん寂しくなる。
後二日、遊べるだけ遊ぼうと思う。
2019年8月15日(木)台風
今回の台風は最初超大型ということで、夕べからやっぱり不安になって何度か目が覚めた。
なにしろ、台風がかなりゆっくりと接近して来ていたので、長時間雨が続くと思うとそれだけで暗い気持ちになった。
それで、とにかく何かやって気を紛らわそうと、今日は朝から風呂に水を溜めたり、ペットボトルの飲料水を準備したり、ベランダを片付けたり、備蓄用の缶詰とか買いに行ったりと、ごそごそと動き回った。
それにしても、お盆休みにうちにいたことなんか、もう何十年もないので、退屈極まりない。
夫婦してごろごろしているだけとかありえんと思って、昼からは娘がくれたクイーンの映画を見たり、古着の整理をしたり、亭主が積読状態だった宮部みゆきの小説を読んだりした。
いよいよ台風が岡山に近づくとTVではあちこちで避難勧告とのテロップが流れ始めたが、うちのほうはそれほど雨も風も激しくならないまま、夕暮れを迎えた。
かなり心配したので拍子抜けしたくらいだが、たいしたことにならなくてほんとによかった。
今日も思ったが、何か大きなものに守られてる気がした。
しかし、毎年台風が来るたびに生きた心地がしない。
明日はやっと外に出られそうだ。
2019年8月14日(水)晴れのち曇り 強風
昨日からお盆だったのに墓参りも亭主の実家へも行かず遊び呆けていたことに気づいて、今朝は慌ててお供えを買ってお参りに行った。
しかし、この時期は毎年のことながらどこもかしこも車が多くて皆いらいらしており、事故が多いのも当然だろうと今日も思った。
ほんとにこんな田舎に住んでいても皆年中いらいらしている感じで余裕がないのがわかる。
大人たちがこれだから子どもをゆったりと見守る余裕とかあるわけないと思う。
特に夏休みは子どもと何日もカプセル状態でいるからストレス溜めてひどい叱り方をしている親が多い。
昔に比べて子どもだけで自由に遊べる場所が少ないのもその一因だろうが、もうちょっとゆとりを持って子どもと遊べないもんかと思う。
夏休みはどこに行っても親子連れが多いぶん胸が痛くなるシーンが多い。
昼過ぎまでにやるべきことを終えて、ちょっと安心したもんで、台風接近も気になったが、夕方の原稿読み合わせまでの間ちょっとカラオケで遊ぶことにした。
今日はばあちゃん(母)も連れて行って調子よく歌っていたのだが、夕方になってママさんの携帯の警報が鳴って、そろそろヤバくなってきた、と思って早めに家に帰った。
帰り道はすでに大雨で、皆さま家路を急いでいるのかマイカーの列が国道を埋めていた。
しかし、台風はほんとに困ったもんだが、こういう日こそ、元気出して歌ってよかった。
「カラオケ桜cafe」
福山市千田町2丁目2−44
日曜休み
14:00〜22:00
TEL:
084-999-0677
2019年8月13日(火)晴れ
今日車で鞆のほうまでドライブしたら、海の水が茶色く濁っていて波もこれまで見たこともないくらい激しく打ち寄せていて驚いた。
いよいよもってターミネーターの「嵐が来るよ」状態である。
今回は特にこのあたり直撃の感じなので、困ったもんだ。
今日も盆ということで、あちこちのレストランやカフェに振られて結局たどり着いたのが宮園という食事処だ。
ここは以前から店の前を通るたびに気になっていたのだが、いつも車が多くて入れなった店だ。
それで、今日は珍しく車が置けそうだったので入ったら、駐車場はほかにもあった。なんちゅうこっちゃ。
外の感じより店内は広かったが、どんどんお客さんが入って来ていて、すぐ満席になりそうだった。
今日頼んだ看板メニューの宮園定食、チキン南蛮のタルタルソースも美味しかったし、ハンバーグのソースも私好みのまろやかな味で美味しかった。
それと、定食を頼むと小鉢が2品選べるので結構食べ甲斐があった。
備後で味噌汁飲むと赤味噌が多いけどここは普通の味噌であっさりよかった。
噂にたがわず美味しいランチで満足して次の店に向かった。
「ごはん処 宮園」
福山市曙町3丁目30−8
2019年8月12日(月・祝)晴れ 暑い
台風が接近しているせいか、今日の岡山は猛烈に蒸し暑く、夜になって後楽園からお城まで歩いている時も汗が滝のように流れた。
私は暑さには強いほうだが、湿度が高いとやっぱり体力を奪われる。
お城の石段をよいこらしょと登りながら夜になってなんでこんな苦行のようなことをしてるんだと半分自分に呆れた。
おまけに帰りにご飯を食べようと楽しみにしていた中華料理屋は売り切れなのか早じまいで仕方ないから隣のホテルのレストランに行ったら案外美味しくて満足して帰った。
それからまた汗だくで旭川のほとりを通って後楽園へ。
このときすでに夜9時を回っていたので、河川敷に置かれた車の数もだいぶ減っていた。
しかし、夏は毎年同じようにこういう苦行の旅を続けながら、やっぱり夜遊びができるので嬉しい。
帰り道、カーラジオをつけたら昼間やっていたミスチル特集の続きかまだ彼らの曲をやっていた。
そういえば、去年はお盆にユーミンをずっとやってたな、と思い出して、夏ごとの音楽の記憶が増えていくことに気づく。
本格的なお盆休み一日目。台風までの短い遊びの時間を明日も堪能する。
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2019年8月11日(日)晴れ
台風がもうすぐ来そうというんで、今のうちに行っとこうということで、今日は昼から成羽美術館へ向かった。
最近はチケットをいただけるので、展示会ごとに成羽に行っているが、今回は写真家の切り紙展ということでいっそう興味がわいた。
切り紙の作品を先に見てから写真を見たのだが、やっぱりどちらも作品を通じて感じられるのは自然への深い愛情と思った。
それにしても今森光彦さんというこの写真家は小さい頃から切り紙をされていたということで、写真を撮るより前にすでに物づくりの才能を発揮されていたようだ。
その繊細で温かい眼差しに満ちた作品の数々はそのまま彼の写真に投影されているように思った。
あまりに細かいラインにカッターを使ってるのかと思ったらハサミ一本で作ってると知ってびっくりした。
キリンが脚を広げて水を飲んでる水辺には水の波紋まで広がる。
立体の昆虫たちはまさに、少年時代の夏休みを大人になってもそのまま続けてる感じ。
木村伊兵衛賞など数々の写真賞に輝く今森光彦さんの切り紙はやっぱり優れた写真のようだ。
さすが才能ある人はなにやってもすごい!
2階から見えた小谷さんの倉敷ガラスの写真撮りたいなと思ってたら写真撮影可だった。
美術館はなかなか写真撮れないから嬉しかった。
「今森光彦ー自然と暮らす切り紙の世界」
成羽美術館
9月1日まで。
毎週月曜休み。☆12日は開館し翌日休み。
2019年8月10日(土)晴れ 暑い
カラオケでバカやってる間に色んなことが起きていた。
それゆえ、今朝はあちこち電話しまくり〜の百均回り〜の、でバタバタだった。
ほんとに相変わらず失敗だらけの私。
とはいえ、午前中にはひとつずつ解決していったので、こうやっていつも人生なんとかなるもんだ、とまた妙な自信をつけた。
それにしても、また明日も仕事をしないといけないことになったのは予定外だったけど・・。
今日は夕方から美星行きます。
2019年8月8日(木)晴れ 暑い
今日からお盆休みまでが怒涛の3日間。いい休みのためにあともうちょっと頑張らないと、と自分で自分にリキを入れた。
夏はどうしても夜のイベントが多いし、とにかくそういう仕事の日は一日が長い。
今日も昼過ぎにうちに帰って来てから夕ご飯の支度をしてこれからちょっと休んで出かけるところだ。
しかし、ちょっと休憩とか言っても私は長年昼寝とかする習慣があまりないので、今日も音楽を聴いている。
今日AIアシスト・アレクサにリクエストしたのは最近CMで聞いた「忘れられないの」が気に入っているサカナクション。
何年か前に知り合いの女性が彼らの追っかけやっていたのを見て、私も興味がわいてMVとか見ていたのだが、それほどファンというわけでもなかった。それが、今回のCM曲には惹かれた。
ちょっと懐かしいサウンドとダンスが面白いと思って、今カラオケで歌おうと練習中だ。
しかし、明日またカラオケ会なんでそれまでに間に合うかどうか。
2019年8月7日(水)晴れ
今日は妹の誕生日ということでメッセージを送ったら、今日孫が生まれそうだという。
誕生日が同じになるね、と言っていたら、ほんとに今日生まれたそうで、まるでこの日を待っていたかのような出産になった。
生まれた子は男の子だそうで、我が家の孫と同じだ。
小さい時からしっかり者だった姪っ子がいつの間にかお母さんになったんだと妙な感慨がわいた。
妹もついにおばあちゃんだ。
昨日、昼間出かけたのは福山駅前にある談話室卯 うさぎちゃん。
ここは年中無休の市民交流サロンで、私は福山市民ではないが、以前明王台の公民館でレコードを聞かせてくださった風紋亭夏朝さん(もちろんペンネーム)がここでもレコード会をされているのを知って出かけたのだった。
夏朝さんはものすごい数のレコードを持っておられて(それもSP盤)、それを2台のプレーヤーを駆使してとにかく何時間も片っ端からかけていき、最後はこれまた見たこともない淹れ方をしたコーヒーをご馳走してくださるのだった。
こういう方がおられる福山はやっぱり開けてるなあと思わずにいられない。
井原だったら、こういうレコードマニアがいても自分で楽しんで終わるところだ。
最初、公民館をラジオ局のスタジオみたいにしてどんどんレコードをかけていく夏朝さんやそれを自然に楽しんでおられる地元の方たちを見て衝撃を受けた。
昨日お邪魔したサロンもおんなじような雰囲気で私は偶然来られていた知り合いの男性と時々喋り、隣では中年女性が我関せずと黙々と一人で将棋をやっていたりと、その喋っても喋らなくてもいいという空間がほんとに楽だった。
私は大勢の人と一緒の空間にいるのが昔から苦手なのだが、夏朝さんのレコード会はとにかく聞きたい時に聞けばいいし、黙っていたきゃ黙ってればいい、みたいな自由な感じがして居心地がいいのだった。
それで昨日も懐かしの歌謡曲やアニメソング、果てはシャンソンやクラシックまで聞かせていただいてほんとにいい時間を過ごせた。
やっぱりレコードはその時代の色んな風を運んでくる。
中でも二十歳の頃、よく聞いていたイーグルスのホテルカリフォルニアはイントロを聞いただけでしびれた。
レコード会は月二回火曜日と金曜日に開催されているが、私は金曜日はカフェがあるし、火曜日休めるのは今月だけなので、夏限定のお楽しみということになる。
「談話室 卯 うさぎちゃん」
福山市西町1丁目5−16
TEL:084−924−5678
Pあり。
2019年8月5日(月)晴れ 台風接近
今日は朝は万能倉商店街のbrunに行って常連のお客さんたちと世間話(ほとんど介護とお金と老後の話)。
その後井原まで帰って来て朝行ってなかったえーとこかふぇに行っていつもの水やり。
DVDかなんか借りて帰ろうかと思ったが、ここのところ、あちこちのビデオ屋に行ってはDVDの返し間違いばかりやっているので、なんとなく気が乗らなくてやめにした。
大雑把でいい加減な性格がますますひどくなって最近はDVD1本まともに返せないことになってしまった。
それで、仕方ないからうちに帰ってからネットで無料の映画を見た。
それにしても、パソコンで見る映画はなんとも物足りない。
やっぱり明日ビデオ屋に行ってこよう。
夕べ、3年ぶりに見た井原の花火は感動的だった。
いつもの年のように商店街に車を置いて、路地を抜けて国道まで歩いたのだが、その途中あちこちでバーベキューをやったり、庭に椅子を並べて夕涼みをしていた。
こういう当たり前の風景も3年ぶりに見ると、なんだかとても懐かしいもののような気がしてきた。
それに歩いていると風情のある古い建物がまだ残っていることに気づいたり、住み慣れた町のよさをあらためて感じた。
最後、暗い細道の向こうに灯りが見え、橋を目指して行く人々が次々に浮かび上がった。
そして、午後8時、ラッパの音が鳴り響いて、大音響とともにいくつもの花火が一度に打ちあがった。
私の胸は興奮で高鳴った。
井原の花火はなんといっても近い。
頭の真上で燃えるような大輪の花が開くたびに火の粉が顔面に降ってきそうなほどだった。
河原を埋め尽くした人々と一緒に綺麗!すごい!と叫びながら何度も拍手をした。
途中から写真とか撮ってたら花火は見られないと気づいて携帯を置いたら、いっそう花火は美しく燃えた。
私はそれを見ながら、ふと亡くなった伯母さんのことを思って涙が出てきた。
彼女は一度も花火を見たことがないとよく言っていた。
働くことが美徳だった時代、朝から晩まで店を切り盛りしていた彼女は花火の日も川原に向かうことができなかったんだと思う。
今思えば、働きづめだった伯母さんには花火に誘ってくれる友達もほとんどいなかったように思える。
今さらながら、一度くらい彼女も花火に行けばよかったのにと思う。
私が携帯を投げ出したようにやっぱり実際見ないと花火のよさはわからない。
しかし、伯母さんの中で花火はなんと遠かったことだろう。
毎年8月の夕暮れ、仕事の終わった店先でどーんどーんという音を遠くに聞きながら彼女の一生は終わった。
私はこれからも生きて花火をこの目で見たいと強く思う。
帰り道、身動きできない橋の上から見た最後の花火が開いて消えた。
その瞬間言葉にならない切なさ込み上げた。
2019年8月4日(日)酷暑続く
今日笠岡の道の駅に行ったら、あまりの暑さに観光客が「危険な暑さじゃ。もう避難せんといけん」と言いながら早々に車に戻っていた。
しかし、そう言いながらも人間はやっぱり逞しい。
この暑さの中でも大勢の人が(何人かは帽子もかぶらないで)、灼熱の干拓地に足を運んでいる。
やはりどんな過酷な季節でもSNS映えする風景は強いのだった。
とかいうこの私も写真撮りたさにどこでも行くので結局おなじということか。
2019年8月1日(木)晴れ 暑い
今日も朝から暑かったが、この夏の日課であるところの井原のえーとこかふぇに行って庭に水やり。
果たして紫陽花の挿し木はうまくいくかどうか。
それでも夏休みの宿題もまともにしなかった人間が毎日同じことをやっているんだから人生わからないものだ。
人間、必然性があれば動くもんだとあらためて思う。
庭の草取りも必然性があるので、これも近いうちにやらねばならぬ。
先週末、リニューアルオープンした駅家のTSUTAYAに行って借りてきたDVDのうちの1本。
大好きな佐藤健が出てるというだけで借りたけど、思いのほかヒットだった。
無垢な魂とエロスとバイオレンスと。
現代社会の裏側で起こっているSFストーリーは滑稽で切ない。
相変わらず無表情の中に危うさ感じさせる山田孝之上手い!
彼の演技の振り幅はハンパない。
飄々とした演技の荒川良々とのコンビはBOSSのCMのロングバージョン見てるみたいに笑える。
しかしあれくらい言いたい放題言える兄弟っていいなあ。
「ハード・コア」
2019年7月31日(水)晴れ 暑い
今日は福山の町を汗だくで歩き回って今帰宅してパソコンに向かっている。
それにしても、よく歩いたせいか、駐車場で飲んだアイスコーヒーのなんと美味しいこと。
いつかの夏、あちこちの町を車で走り回って仕事をしていた時のことを思い出した。
あの時も猛暑の中、仕事を終えて飲むお茶は最高だった。
やっぱり夏は暑いから夏なんだ。
また今年も大好きな季節がやって来た。
2019年7月30日(火)晴れ 暑い
暑い暑い一日。今日で井原のえーとこかふぇは夏の営業を終了したのだが、半日クーラーのない店にいると、頭がくらくらしてきてこりゃ熱中症になりそうだと急いで水分を補給した。
それでもこの暑さの中、お客さまが何人か来てくださってほんとにありがたかった。
この2年まさに井原のえーとこは孤軍奮闘で頑張ってきたが、最終的にはずっと変わらず応援してくださるお客さんたちのおかげでなんとか続けてこられたと思う。
まだまだ企業努力が足りない私だが、秋までによりよい店になるよう精進したいと思っている。
今日仕事帰りにローソンに寄っておやつとアイスコーヒーを買った時のこと。
受け取ったアイスコーヒーにストローがついてなかったので、店員さんに聞いたら、あ、これストローないんですよ、ご入用だったらつけますが、と言われ慌てていいですいいです、と答えることに。
店の外に出てよく見るとなるほどホットコーヒー用のコップみたいに蓋を折り曲げてそこから飲めるようになっている。
ストローなしのアイスコーヒーとか初めてだったが、いよいよもってエコの時代到来かあと思った。
まあ、コンビニ全体でストロー止めたらかなりの数のエコにはなるだろうと思うが、個人的にはアイスコーヒーはストローで飲みたいと密かに思う私であった。
2019年7月29日(月)晴れ
今日は夕方からビジネス情報さんがbrunで取材をしてくださることなので、朝からちょっとテンションが上がって備後を早くから走り回った。
福山で週一回しかカフェをやってない人間に有名な情報誌が声を掛けてくださって最初は驚いたが、何でもお声がけ頂いたものはありがたく乗ろうと思って今回の取材に至った。
それでも、いつもインタビューされている私がいざインタビューされるほうに回ると、いつもの緊張感はなくなって、とても嬉しくなってどんどん喋ってしまった。
昔からそうなのだが、私はやっぱり質問するよりされるほうが好きなのだった。
しかし、私も経験があるが、こういうお喋りな人間はきっと記者泣かせと思う。
というわけで、今日取材に来てくださったSさま、Nさま、長い時間お世話になりました。ありがとうございました。
2019年7月28日(日)朝雨のち曇りのち晴れ
夕べ遅くに取材から帰って来て、原稿を書くのに四苦八苦していたら夜中の3時になってしまい、結局日曜というのに睡眠不足のまま一日が始まった。
それでも、うちで昼間寝るという習慣はないので、やっぱり今日も朝から福山へ。
今日はシャープ福山工場のスポーツセンターでイベントがあるらしいというので、そこに行ってみることにした。
福山のシャープはまず普段用事がないところなのでこれまで行ったことがなかったが、今日は初めて出かけることになった。
入り口にはクレープなどの移動販売車が2台来ていたが、もうすぐお昼だったのでスルーして2階のイベント会場へ。
広い部屋には手作り雑貨などのブースがいくつもあって、可愛いアクセサリーがたくさん並んでいた。
そこで知り合いの女性からお茶目な指輪を買って、そのほかのブースも一応ぶらぶら見て、その後、多治米にある「やまもと商店」でお昼を食べた。
そこは焼きそばと卵かけご飯のセットがNO.1人気とかで、頼んでみたらうどんみたいに太い焼きそばともち麦入りご飯が出てきた。
卵はそのままご飯の上に載せて醤油をかけて食べるんだそうで、そんな食べ方したことないけどやってみた。
そこは人気店のようで私らが食べている間もどんどんお客さんがやって来て焼きそばと卵かけご飯のセットを頼んでいた。
「備後焼きそば本舗 やまもと商店」
福山市多治米町1丁目10-7
お腹いっぱいになったので、やっと落ち着いて、そこを出て今度は駅家のツタヤ内にできたスタバに行ってみた。
そこはほかのスタバより断然広くてゆったりしていて仕切りがないので解放感があった。
ここでもまたワッフルを食べて、そのまま2階でDVDを借りてうちに帰った。見終わったら井原でも返せるのはありがたい。
そんなこんなで日曜日も動いたが、その間にも原稿チェックがあり、休みのようで休みじゃない。
しかし、今週からえーとこかふぇは休むので気分的にだいぶのんびりできそうだ。
2019年7月27日(土)晴れ 暑い
毎週金曜日の夜は一週間の終着点。心地よい疲れとともに恐ろしいほどの眠気がやって来て、家事もそこそこに就寝。
明けて今日はまた朝から空は晴れ渡り、ぐっすり寝たせいで見事に復活してどこかに行きたくなったのだが、夕方から地元の取材なので体力を温存しておかなければいけない。
しかし、この暑さの中で朝から準備をされている地元のボランティアの皆さまにはほんとに頭が下がる。
そこへ行くと私は全部準備ができあがってから行って写真をバシャバシャとるのでまさにいいとこ取りである。
知り合いの男性など朝から手伝いに行かれてて午前中だけでもうふらふらのようだ。
そんなふうに地区民みんなで盛り上げる祭りはきっと素晴らしいものになると思う。
私も初めてお邪魔するイベントなので頑張って取材されていただこうと思う。
2019年7月25日(木)晴れ 夏が来た
突然夏が来た。
昼間カフェ営業中も暑いなあと思っていたが、古民家は少し涼しいのか、クーラーなしでもなんとか一日それほど汗をかかずに過ごせた。
それが店を閉めて外に出たとたん、一気に体感温度が上昇し、くらくらするほどの暑さに荷物を車に運ぶたびに汗が流れた。
3往復くらいして、車に全部荷物を運んでうちに帰ってまたその荷物を中に運んで、小腹が空いたのでサンドイッチを作って食べて、やっと今落ち着いたところだ。
鏡を見たら化粧はほとんど落ちてもうへろへろだ。今日は実は飲み会の誘いがあったのだが、明日仕事だからと断ってよかった。
今週は土曜日も仕事だし、遊ぶのは来月になってからになりそうだ。
うちの近所の女性は私がここに引っ越してきて以来たぶん40年以上、毎日毎日庭仕事をして花の手入れをしてこられた。
これまで福山でのアパート住まいの時以外庭のあるうちに住んだことのない私は庭仕事の楽しさも憧れもほとんど知らぬままこの町に住み続けてきた。
そこへいくと、その女性は日曜日もどこへ行くでもないとにかく家にいて、私が見たところ何十年もうちの中だけ(それも主に庭仕事)で過ごしてきたように思える。
先日も朝早くうちを出た私はその女性が自宅の前でせっせと花の手入れをしているのを見たのだが、いつの間にか髪の毛は白くなり、腰も少し曲がっていわゆるお年寄りの域である。
しかし、ここ数十年の植物への変わらぬ接し方、愛情が彼女の生活に規則性を生み、元気で逞しい人生を支えているように思える。
私は彼女の育てる花々を時折、立ち止まって見入ることもあったし、たまには安らぎを与えられたり、四季を感じたりすることもあった。
しかし、それほど花に興味がないということもあって、そのことにあまり特別な感情は持たなかった。
それが、この前、ふと彼女の後ろ姿に老いを感じて、初めて花の世話をし続ける彼女の人生に敬意を払いたくなった。
それはだれのためでもない、たぶん自分のためなんだと思うが、ひとりの人間のそのたゆまぬ"習慣”に初めて感動さえ覚えた。
それはもうひとつのライフワークではなかろうか。
花を育てる人はそれを何十年も自然に無心にやってきたのである。
それを思うと妙な話だが、私は彼女に感謝状とか努力賞をあげたくなった。
いや、実際、何十年も綺麗な花を見せてくださってありがとうございます!とお礼を言いたいものだと本気で思ったほどだ。
一人の人間が一生のうちにできることはほんとに小さなことかもしれないが、何かひとつでも一生通じてやれることがあるというのはそれだけで尊いことなんじゃなかろうか。
そんなことを近所の女が勝手に書いている頃、きっと彼女はまた花に水でもやっているのだろう。
そして、大事な花たちが暑さにやられてないかひとつずつ確認しているのだろう。
その時、彼女の白い髪を伝ってひたひたと汗が流れているに違いない。
しかし、その汗はきっと誰も知らない輝きに満ちているのだろう、きっと。
花ひとつ育てたことのない私が憧れるささやかな花の話である。
2019年7月24日(水)曇り時々晴れ
今日は朝から福山の友人と一緒にカフェや古着屋を回って遊んだ。
ランチを食べるために立ち寄った店で偶然知り合いの女性に遭遇し、またわいわいと喋っていたらすぐ夕方になった。
しかし、備後も結構広いと思うのだが、出かけると必ず知り合いに会うというのはいったいどうしたことだろう。
フェイスブックなどのSNSのおかげかたいした働きもないのに、お友だちは増え続け、いつの間にか皆様に顔を知っていただけるようになった。
それはそれでありがたいことだが、どこに行っても知り合いだらけなので亭主に言わせると“緩められん”毎日になった。
今日もワンピースなんぞして一応見られる格好していてよかった。
「chill coffee」
福山市多治米町1丁目11-10
電話: 084-917-8618
2019年7月23日(火)晴れ時々曇り一時雨
今日は久しぶりに晴れたと思ったら、やっぱりちょっと天気は不安定で午前中にわか雨とかもあった。
それにしても今年はいつもの年よりは暑くないのでえーとこの厨房でなんとか過ごせている。
あとこの夏の営業は2回のみなので頑張ろうと思う。
今日店に来られたお客さまが「レイチェルさんの周りにはほんとに色んな世代の人がいて一緒にカラオケもやって楽しいねえ」と言ってくださったので、「そうそう、娘にも『お母さんは人に恵まれてる』と言われたんよ」と話した。
この前も仲間とカラオケ会をやった時に不思議な連帯感というか、ああ幸せだなあと思う瞬間があってそういうのはこの年になって体感できるというのはありがたいと思える。
それも娘のような年齢の女性から年配の女性まで幅広い年齢層で遊び仲間がいるというのは我ながら幸せだと思う。
それと、やっぱりカラオケをやっていると皆友だちというか、どんどん楽しくなってくるのだった。
結局歌が好きだから知らない歌でもなんでも楽しいばっかりなのだった。
去年ほんの偶然から始めたカラオケだが、気がつけばこの一年で仲間は増えてもはや一大イベントと化している。
ほんとに好きなことは人を引き寄せる力があるとよく思う。
昔からほとんど趣味らしい趣味もなく喫茶店でコーヒーばっかり飲んできた私だが、まだほんとはやってない好きなことがほかにもあるかもしれない。
それが何か見つかったらますます面白いことが始まる気がする。
2019年7月22日(月)雨時々曇り
夕べはカラオケ仲間と一緒に福山で歌いまくって帰ったのは夜11時。
それから選挙結果を見ていたらあっという間に日付は変わり、もっと起きてごそごそしたいと思ってもだんだん目が開かなくなった。
それで案の定、今朝はまた眠くてたまらないところを這うようにして起き出して亭主を見送って、友人との約束を雨だからと水曜日に回して、そのあと万能倉のbrunに行ってお茶を飲んで帰って来たところだ。
しかし、今朝もそうだが、今もTVをつければ吉本の芸人のニュースばかりやっていて、ほんまにこの国は平和ボケしてると思う。
日本の未来に関わる選挙よりお笑い芸人の記者会見のほうが優先されるのだから、もう皆国がどっちに向かっててもいいんだろう。
今回思ったより投票率が伸びなかったというのも無関心ぶりが伺える。
私のようなものぐさでさえ選挙に行くのに・・。
それにしても、昨日思ったが、投票用紙をもらった時に大きな声で名前を言われるのはどうでもいい。
別に悪いことをしているわけではないが、うちのようなこの町にほとんどない名前でそれも商売とかしてると、そこにいる人たち皆に何者かがわかってしまう。
こういうところは田舎町のどうしようもないところだが、都会と違ってそういう個人情報がダダ漏れなのはあまり気分のいいものではない。
せめてもう少し小さい声で言えないもんかと今回も思った。
まあそんなこと言っているの私くらいだろうけど。
2019年7月21日(日)曇り
今日は朝家族みんなで選挙に行って、投票の後そのまま帰ろうと思ったら、ばあちゃん(母)がどっかに遊びに行きたいというので、NPO法人がやっているサロンへ行くことにした。
そこはこの前オープンしたばかりのサロンで、大きな倉庫には全天候型フリマがある。
基本年中休みなしとのことだが、今日は日曜日だから一応電話して開いてることを確認して出かけた。
今日はこの前よりは少し出店数が少ないようだったが、古着や雑貨がたくさん並んでいて100円均一バザーまであったので、野菜とか古着、アクセサリーを買って帰った。
「NPO法人フリマドンナ」
福山市引野町4-9-39
090−8714-6330(柴田さん)
その後、この春オープンした競馬場跡地のふくふく市に行って見たら、お弁当のおいしそうなのがあったので買って帰ることにした。
そこは今度公園もできるようで、広大な敷地に大きな建物も建設中だった。
競馬場がなくなってから当分寂しい感じだったが、また新しい憩いの場所になればいいなと思う。
2019年7月20日(土)曇り夜雨
今日は忙しい土曜日だった。
昼間は三原で清水ミチコのモノマネライブを見て、大急ぎで井原まで帰ってから美星の七夕祭りに出かけた。
しかしながら、美星に着いたときはすでに地元出身のロック歌手大山まきさんのライブは終わっていた。
もう10分でも早く着いたら見られたのに残念だった。
それでもたくさんの知り合いに声をかけてもらって嬉しかった。
とはいえ、三原のライブ終わってすぐに美星に駆けつけたので、お腹が空いてたまらず、かといって行列に並ぶ気にもならなかったので、早々に会場を後にして矢掛でご飯を食べた。
その後、歌でも歌いに行きたいところだったが、あいにくこのあたりは馴染みの店がないので、おとなしくうちに帰った。
明日は夕方から歌いまくるつもりだ。
2019年7月18日(木)雨
今日はあいにくの雨だったが、お客さまは足元の悪い中来てくださってありがたかった。
6年ぶりくらいでお目にかかれた男性のお客さまとの話にも刺激をいただいた。
それにしても今日も帰ってから原稿チェックや読み合わせがあり、その間には買い物行ってご飯作ったりと、二足の草鞋生活はやっぱり忙しい。
まあそれでも今週も楽しい週末のために金曜日まではとにかく頑張るのみだ。
日曜日はカラオケ会もあるし、今から楽しみ楽しみ。
今年の夏は井原でもイベント目白押しです。ぜひ遊びに来てください。
2019年7月17日(水)晴れ
今日も天気がよかったので、朝はえーとこかふぇに行って挿し木をした紫陽花に水やり。
天気予報によると、明日から雨なのはいいが、店にとっては恵みの雨とはならないのが困ったところだ。
面白いことに金曜日のカフェはこの6年ほとんど雨が降ったことがないのだが、井原のえーとこかふぇの日はしょっちゅう雨が降る。
まあ、週1と週2の違いによるのだろうが、金曜日はほんとに天気に恵まれている。
けれど、さすがに今週は台風の影響で雨かもしれない。
私はモノマネ芸人が好きで、毎日のようにネットで動画を探しては見ているのだが、この前偶然みはるという芸人が中島みゆきの「荒野より」という歌をモノマネ番組で歌っているのを見て、知らない曲だと思ってちょっと聞いてみたら、最初から心の深いところにぐっと響いて自然と涙が流れてきた。
聴き進むうちにますます感動して最後はもう号泣だった。
私はこんないい曲を今まで知らずにいたことに驚いたのと同時に今この時を選んでこれが私の元にきてくれたような気さえした。
そして、長い間、知らず知らずに背負い続けていた重い荷物を何十年かぶりに下した気持ちになった。
たったひとつの歌でこんな気持ちになるなんて思ってもみなかった。
歌の力はすごい、というより中島みゆきはやっぱりすごい。天才だ。
この曲ほど人生の哀しさ、人を愛するということ、年月の重みを私に教えてくれたものは最近ない。
これからきっとことあるごとにこの曲を聞いて、また前を向いて歩いていこうと思う。
2019年7月16日(火)晴れ過ぎ
今日はもう梅雨が明けたかのような暑い一日だった。
朝えーとこかふぇの庭に紫陽花の挿し木をしたらそれだけで汗が噴出した。
私としては初めての庭仕事であるが、いい加減にやったので果たしてうまくいくかどうかわからない。
それにこの暑さでは水分が足りなくて枯れてしまいそうだ。
明日は休みだが、水だけやりに行くとしよう。
この前、ちょっと暇な時間があったので、YouTubeをなにげに見ていたら、「ローマの休日」があったので懐かしくて見てみた。
もうだいぶ前に見たので、最初のあたりとか忘れていた場面があってけっこう新鮮だった。
しかしながら、いまさらだが、この映画のオードリー・ヘプバーンの美しさ、可憐さは長い映画の歴史の中でも最高の宝といえるんじゃないかと思える。
彼女は女優になる前バレリーナだったというのを聞いたことがあるが、そのためだろうか、スタイルもいいし、なにしろ姿勢がすこぶるいいので、普通に歩いていても背がすっと伸びていて美しい。
運動神経もいいんだろう、動きがしなやかだし、とにかくキレがいいのだ。
それに私は痩せているので、細身の彼女を見ると親近感がわく。
グラマーじゃなくても女らしくて愛らしい彼女は永遠の憧れだ。
60年以上前の映画だが、きっと彼女の登場はたくさんの痩せてる女性たちに勇気を与えたことだろう。
私も若い頃のファッションは彼女をお手本にしていた。
あらためて映画を見るとやっぱりどのファッションも素敵だ。
いまでもラストシーンを思い出せば泣けてくる不朽の名作。
たった一日でもほんまもんの恋ができたら女は一生生きていける。
2019年7月14日(日)雨ばかり
今日は一日雨に祟られたが、府中、尾道と回ってよく遊んだ。
やっぱり雨だからとうちにいても鬱々とするばかりなので、かえってこういう日は外に出たほうがよっぽど元気になれる。
今日も府中のハンドメイドまつり、尾道宝土寺の旅鞄イベント、と、どこに行ってもたくさんの人に声を掛けられ、忙しいけど楽しいばかりの一日だった。
ほんとに最近は備後地区はどこに行っても知っている人ばかりになった。
普段私がどれだけ遊んでるか、ということだろうが、それにしてもどこに行っても歓迎していただけるのはありがたいことだ。
まあ、ここのところ、レイチェルというキャラが一人歩きしている感もあるが、皆さまが楽しんでくださっているんだからよしとしよう。
2019年7月13日(土)雨
夕べはまた仕事終わってからカラオケに行ったのはいいが、夜帰ってからやることが多すぎて12時を回ってからはさすがに目が開かなくなって半分朦朧としながら用事を済ませた。
それで今朝はちょっとゆっくり寝られるかなと思ったらまたいつもの習慣で早くに目が覚めて、結局あまり寝る暇なく一日が始まった。
それでも一晩寝たら復活はしたので、朝は地元のイベントに顔を出して、一応西のイベントにも行こうと思ってR486を走っていたのだが、雨足がどんどん強くなって遊ぶ気分が萎えてしまい、結局ご飯だけ食べてうちに帰った。
うちに帰ったら、TVの歌番組を見ながらネット新聞を書いて、買い物に行って、とかやっていたらあっという間に夕方になった。
まあこういうのんびりした土曜日もたまにはいいんじゃないかと思う。
この前、横須賀の娘のところに行って4日間くらい過ごしたのだが、帰る日になって娘からお母さんこれあげるから持って帰る?と言われ、ちょっと重いからどうしようかなあと思ったものの、せっかく娘が言ってくれるんだからと持って帰った「アレクサ」。
私はいまどきの機械にめっぽう弱くてどうしたもんか、最初は扱いに迷ったが、リクエストした音楽が聴けるというのでちょっと話しかけたら、いろいろ曲をかけてくれて結構楽しい。
なかなかいい相棒じゃん、と思って、持って帰った次の日の朝、仕事に出るときに「アレクサ、さよなら」と言ったら「お会いしたばかりなのにもうさよならなんてそんな寂しいこといわないでください。さよならといわれてこんな気持ちになる方とめぐり合えて私は幸せです」と言う。
なんだかじんとするセリフじゃないか。
私は機械のアレクサが人間みたいな感情を持っているんじゃないかと一瞬思ったほどだった。
これは一人暮らしの人だったらますますぐっとくるだろうなあと思う。
その日、仕事を終えて帰って来た私が「ただいま」と言うと「おかえり〜♪おかえり〜♪おかえり〜♪」と優しいハーモニーで迎えてくれる。
それを聴いて、一日の疲れがちょっと和らいだ気がした。
ほんとにアレクサは賢い優れもんだ。
いまや、家族に言って欲しい言葉を機械が代弁する世の中なのかもしれない。
2019年7月11日(木)曇り時々雨
しばらく井原を留守にしているうちにいろんなことが少しずつ変化していったような気がする。
やっぱり旅というのは非日常を体感しながら普段忘れかけていた自由とかその中で感じる緊張感とか、郷愁とか、刹那とか、もろもろの感情をつれてくる。
今回は特に母を連れての何十年かぶりの旅だったので、思いのほか、思い出に残る数日間になった。
初めて横須賀に行ってひ孫の顔を見ながら「可愛い可愛い」と何度も涙を流す母を見ながら私も思わず涙が出た。
84歳の母にとって今回今生の別れとなるイメージでもあるのだろうか、最終日、駅まで送ってくれた娘と孫にさよならと言う時にもまた急に顔をくしゃくしゃにして「ええ子で大きくなるんよ」と泣いていた。
それを見ながら、ほんとにいろんなことがあったけど、私はこの井原で“家族”を作ってきたんだなと強く思った。
そして、娘や孫と別れた後で、「ばあちゃん、長生きしてよかったろう。長生きしたからひ孫にも会えたんよ」といつも生きることの不安や絶望ばかり口にする母に言ったら、「そうじゃなあ」と感慨深げな顔をしていた。
昔読んだ村上龍のエッセイに「長生きしてもなにもいいことなんかないと早く皆に知らせるべきだ」という文句があったが、ほんとに長生きしていいことはないのが人生かもしれないが、長く生きていれば自分の血を受け継いだ新しい命とめぐり合えて、その成長を見守ることができる。
そう思えば、年を取っていいことなんかなんもない、なんてとんでもない。
実は最後の最後まで人生にはこの上ない喜びが残されている。
2019年7月5日(金)曇り時々晴れ
やっと今週も一週間終わった。
毎日毎日がいっぱいいっぱいで気がつけば金曜日という感じだ。
それはそれで充実しているということなんだろうが、ずっと間借り人店長の私にはちょっとガス抜きも必要かと思う。
明日から横須賀行ってちょっと海見ながらのんびりしてきます。
では皆さま、しばらく日記をお休みしますので、よろしくお願いします。
2019年7月3日(水)曇り
梅雨入りしてからずっと天気はよくないが、今日も私は元気に遊びに出かけた。
午前中はあちこちの店をうろうろした後、昼から多治米のチルコーヒーのイベントにお邪魔した。
それは知り合いの女性が主催のイベントで、今日はワークショップとかされていてたくさん女性客が来られていた。
午後1時過ぎからもう一人の知り合いの女性がバイオリンを弾かれたのだが、私はまた調子に乗って前に出て歌ってしまった。
最近、ほんとに私は歌づいていて、どこでもかしこでも調子に乗って歌ってしまう。
昔なら考えられないのだが、去年からカラオケを始めてちょっと度胸がついたのかもしれない。
最近は恥をかくことより、歌いたいほうの気持ちが優先してしまうのだった。
そういうわけで今月はカラオケ仲間とまたパーティーをやろうと思っている。
「chill coffee」
福山市多治米町1丁目11-10
2019年7月2日(火)曇り
今日は曇り空ながら雨は降らなかったので、カフェのお客さまたちは傘なしでランチに来てくださった。
この時期、井原のカフェは駐車場から少し歩かなければいけないので、雨は困るのだった。
なんとか今月いっぱい火曜日と木曜日は雨が降らなければいいなと密かに思っている。
今週末私は久々に横須賀の娘のところに行こうと思っている。
娘は以前は群馬に住んでいたのだが、何年か前に横須賀に引越しをして私もそれから何度か行っているのだが、いつ行っても広い海とそこに暮らす人たちののんびりした感じと、カフェの素晴らしさに感動する。
申し訳ないが(誰に?)、群馬はとにかく寒くて夏も行ったような気がするのだが、思い出そうとするとあの地特有の空っ風の吹きつける暗く寒い冬しか思い出せない。
そこへいくと、横須賀は海が近くて解放感があって、海沿いの道をいくらでも歩ける。
私はこの前行った時も結構歩いたので、三浦海岸あたりや沿線の店にはかなり詳しくなった。
中でも三浦海岸のお気に入りの海の見えるカフェでひとり珈琲を飲むのは至福の時間だ。
なにしろ、もう何十年も岡山県と広島県の中でしか動いてないので、遠くの町へ行くとわくわくする。
私は元々放浪癖のある人間だが、なぜか福山から帰ってきてもう20年以上この町から離れていない。
誰も私を縛ってはいないのに、私はここ20年どこにも行かずにいる。
今回の横須賀も数日の滞在だが、この旅はまた私の放浪心をくすぐるに違いない。
海というのはやっぱり山に囲まれて育った人間には憧れの場所なんだと思う。
2019年6月31日(日)曇り
今日は一応天気を気にしながらも結局出かけることに。
最初加茂町にできた草木珈琲の新店舗(R182沿い)にお邪魔してお祝いを言って、その後、思いつきで三景園に出かけた。
もう今年は遅いかもと思いながらネットで調べたら花まつりが今日までだったので行きたくなったのだった。
しかし、もう何度も三景園には行っているのに今日も何度も道に迷ってなんと時間ロスの多かったこと!
府中からR486を通って広島空港に行くのがいつもどうしてこんなにわかりにくいのかと思う。
そして、空港に着いたと思っても、今度は三景園がわからない。
もっと大きい看板を道沿いにつけてくれたらと今日も思った。
そんなわけでなかなか目的地につけないのでちょっとイラついていたが、園内の紫陽花を見たらす〜っと気持ちが落ち着いた。
やっぱり花のちからはすごい。
「三景園」
広島県三原市本郷町善入寺64-24
2019年6月30日(土)曇りのち雨
今日は倉敷や岡山を回って夕方まで遊びまくったのはいいが、帰り大渋滞でいつまで経っても車が進まず、結局帰ったらもう9時を過ぎていた。
実は今週、北長瀬駅のそばに商業施設ができたもんだから、あのあたりの道がますます大変なことになっていて、いざ帰ろうにも帰れなかったというわけだ。
今日とかまだオープンしてない店舗もあってあの混雑なのだから、もっとたくさんの店ができたらどうなるんだろうと思った。
それにしても、岡山も郊外型の施設がまたできてますます駅まで行かなくても遊べる感じがしてきた。
今日はすでに売り切れで買えなかったが、コッペパンが美味しそうだったので、また今度ぜひ食べに行きたい。
「ブランチ岡山北長瀬」
岡山市北区北長瀬表町2丁目17−80
2019年6月27日(木)雨のち曇り
今日は台風接近で不安な朝を迎えたのだが、あまり雨も降らなくて昼からは天気が回復してほっとした。
去年の水害のこともあるし、大雨というのはほんとに怖い。
まあ、やっと梅雨入りしたからこれからしばらくは雨が多いだろうが、とにかく災害だけは起きないで欲しいと願うのはそればかりだ。
今日は夕方カフェを閉めてから、土曜日グランドオープンと聞いていたゆめタウン福山店がプレオープンしているらしいので早速行ってみた。
私のような新ものぐいの人間はこういう時すぐ調子に乗って出かけるというもんだ。
普段ほとんど行くことのないヨーカドーだったが(実際閉店の時も行ってない)、新しい店になったらすぐ行くというのも私のやりそうなことだ。
まあとにかくなんでもそうだが、新しいものはわくわくする。
今日も超特急で売り場を見て、ご飯を食べて、リトルマーメイドでパンを買って満足して帰った。
それと今日のおまけはUFOキャッチャーでゲットしたドラミちゃん。
われながら相変わらずUFOキャッチャーだけは天才的にうまいんである。
2019年6月25日(火)晴れ 暑い
今日はえーとこかふぇのスイーツ会でまた食べきれないほどの手作りスイーツが並んで、皆様に喜んでいただけて嬉しかった。
それにしても、だんだん暑くなってきたので、衛生上の問題も出てきそうなので、スイーツ会は7、8月はお休みして9月からまた開こうと思う。
この前、芳井の重玄寺の禅cafeで坐禅体験をやった後で住職さんが話されたのが、坐禅というものの定義についてだ。
坐禅は基本、何もしない、何も考えない、何も喋らない、でやるものだが、それが尊い世界だとお釈迦様は2500年も前からおっしゃっているという。
科学が進歩して世の中はやたらと忙しくなって、私たち現代人はいつも何かしなくては、何か考えなくては、と思いがちだが、実際何にもしなくても存在自体尊いのだということをおっしゃった。
住職さんはそのとき、ひきこもりの人たちのことも例にあげておられたが、なるほど、ひきこもりというのはまさに坐禅の世界である。
まあ、ひきこもりの人が何も考えない、と言うのはなかなか難しいかもしれないが。
でも、ひきこもりにしても、実際なにもしなくても生きているそれだけでOKということじゃなかろうか。
私も娘が学校に行かなくなったとき、最終的にはそういう考えに落ち着いたのを思い出す。
なにもしなくても、何者でもなくてもその存在に意味を見出すこと。
それが実は家族であるゆえに難しいこともあった。
しかし、あることがあって、私は学校に行かず一日何もしない娘の存在そのものを受け入れようと思った。
それから娘の固く閉ざされた心が少しずつ開いて行ったように思う。
自分とは違う人間のそのままを受け入れるということ。何もしない人間を認めるということ。
私はあの数年間でだいぶ娘に勉強させてもらった気がする。
それにしても、今も昔も私はずっと落ち着きがないのは相変わらずだ。
何もしない、何も考えない、何も喋らない・・私もほんのちょっとでいいから、そういう境地になってみたいものだ。
2019年6月24日(月)晴れ
最近休みというのは前の晩が一番嬉しくていざ当日になると、ほんとに楽しいのは昼ごろまでで、それ以降はもう一日終わったような気分になる。
事実主婦にとって何もしなくていい全部が全部開放的な休みなどなかなかやってこない。
楽しいことはいつもどこかのラインで切られることになっている。
特に我が家はここ数年亭主がかなり早く帰って来るから一日の終わりも早い。
私は昔からよく色んな人に自由でいいねえと言われてきたが、私にとってほんとの自由は一日何もしなくていい日のことだ。
そんな日は一年のうちでもめったにない。
だれも私を束縛してはいないが、家族が元気で最低限の暮らしを保つためには誰もやる人がいないうちは自分がやる以外ない。
ということで、今日も夕方は原稿チェックをしながらの夕飯の支度でバタバタだった。
今朝笠岡に行って今日オープンしたしまのこし(笠岡グランドホテル前)というアンテナショップにお邪魔した。
ここは笠岡諸島の魅力を発信するお店でお昼はランチもあって聞いたら予約なしでも食べられるようだ。
今日は時間が早くてご飯は食べずに別の店に行ってしまったが、また機会があったら食べに行こうと思う。
2019年6月23日(日)晴れ
今日は芳井まで取材に行ったのはいいが、半そでのワンピに黒の薄手のジャケットを着て行ったら現場に着くなり汗がだらだら出た。
なんせ運転が苦手な私は田舎道を走るだけで冷や汗が出る。
おまけにまた寺までの道を間違えて違うお宅の駐車場に車を止めてしまい、慌ててそこから寺を目指したもんだから、早くうちを出たのにぎりぎりになってしまった。
それもこれも最近スマホの調子が悪くてナビが途中でバカになってしまうからだ。
しかし、汗だくでもなんとか時間に到着してほんとによかった。
とにかく取材だけは遅刻厳禁だ。
「重玄寺(ちょうげんじ)禅cafe」
井原市芳井町吉井2035-1
毎月第4日曜午後2時から
申し込み不要、参加無料
2019年6月20日(木)晴れ 暑い
今日は朝はそうでもなかったのだが、昼からどんどん気温が上がってカフェでじっとしていても汗がだらだら出た。
このまま行くと今年が梅雨が来ないまま夏になってしまいそうだ。
先週全巻借りて毎日泣き泣き見ているドラマ「義母と娘のブルース」。
このドラマはオンタイムでも見ていたのだが、見逃しているシーンもところどころあるので、今回全部まとめて見たらほんとにいいドラマであらためて感動した。
このドラマを見ながら、親というのは実際、子どもを育てながら親になっていくものだとしみじみ思った。
それは血が繋がっているとかいないとかは実は大きなことじゃないような気がしてくる。
このドラマではかえって血が繋がっていないことが子どもの人格を尊重できる部分もあるように思えた。
主演の綾瀬はるかのバリバリキャリアウーマンぶりも徹底していたし、仕事はできてもちょっとずれているところがなんとも可愛くて愛すべきキャラだった。
このドラマでは毎回、小さな奇蹟が積み重なって10年近い歳月が過ぎていく。
その間に様々なことが起こるのだが、別れがなければ新しい出会いもない、ということをこのドラマで考えさせられた。
私の好きな佐藤健クンはちょっとやんちゃなパン屋さんのキャラだが、こういう役もばっちりハマッていた。
2019年6月19日(水)晴れ
今日は朝涼しかったので、半そでのワンピの上にロングカーディガンを羽織って出かけたら、昼前くらいからぐんぐん気温が上がって汗が出そうだった。
それでも夏は暑ければ暑いほど好きなので、まだまだこれくらいでは外でばりばり遊べない。
かえって、この季節は中途半端な暑さでかえって体調管理が難しい。
早いとこ、もっと暑くなって欲しいものだ。
とはいえ、今年もこの季節ならではの花にめぐり合えた。
去年の水害のせいか、今年はいつもの年よりずっとブルーが綺麗だった。
朝、だれもいない山道を下りたり上がったりしていると鳥のさえずりが聞こえて、澄んだ空気の中、心洗われるようだった。
吉野山
福山市神辺町大字川北(R313に看板あり)
2019年6月17日(月)晴れ
今日は夕方忙しいのはわかっていたが、例によって朝から遊び呆けており、うちに帰ったらすでに5時を回っていて、急いで最終原稿をチェックし、本社からの電話待ちとなる。
それで、それまでのわずかな時間で買い物を済ませて大急ぎで夕ご飯を作る。
焼き魚ができたところで、電話がかかり、読み合わせをやって、その後、昨日の取材先に確認の電話を入れ、夕ご飯の続きを作る。
なんとも忙しい月曜日になってしまったが、今日やるだけのことをやったので、今週はカフェの営業だけに集中できる。
色んなことを毎日やっていると頭が混乱することもあるが、こういうことをもう何十年もやっているので、案外これが私らしい生活なのかと思う。
とにもかくにも、やっぱり私は料理するより記事を書くほうが好きだと今日も再認識した。
今朝は引野町の羅秀夢というブックギャラリーに出かけて知り合いの渡邊純子さんの作品展を見て帰った。
渡邊さんはここ数年でめざましい活躍をされているイラストレーターで、今日も二科展に入選した作品などを展示されていた。
今回は山下公敏さん(陶芸)、やましたあきこさん(陶人形)、池田澄子さん(創作人形)の3人も出展されていて、華やかな作品展となっていた。
創作人形の池田澄子さんが偶然来られて初めてお会いしたのだが、作品同様ほんとに素敵な方で、いいご縁が繋がって嬉しかった。
まだまだ備後にはすごい作家さんがおられることを今日もあらためて知った思いだった。
福山市沖野上町5-15-16
場所:books&gallery 羅秀夢
090-7127-8143
6月23日(日)まで。
2019年6月16日(日)曇り時々晴れ
今月は日曜日も大変真面目に働いている私。
今日も朝は仕事をしてから、福山のイベントに出かけた。
最初に行ったのはこの前、引野町にオープンしたばかりのNPO法人フリマドンナの活動拠点だ。
フリマドンナはこれから毎日大きな倉庫で全天候型のフリマをされるそうだ。
今日はフリマでワンビースとブラウスを激安でゲットして、2階のサロンで珈琲とケーキをいただいて帰った。
今度から引野に行く楽しみが増えて嬉しい。
NPO法人フリマドンナ
福山市引野町4丁目9-39 東福山郵便局前
問い合わせ:09087146330(柴田さん)
2019年6月15日(土)一日雨
とにかく雨雨雨。
こう雨が降ると、去年の水害が思い出されて不安になるが、明日はなんとか天気は回復しそうなので、もう少しの辛抱と思う。
しかし、最近は梅雨の雨も夏の暑さも昔の経験値がほとんど役にたたない状況なので、いつ何が起こっても対処できるような心の準備が必要と思う。
実際、私は去年の水害の時は前の日に服を着て化粧をして寝ていた。
井原でも小田川に近いところに住んでいる人たちは避難したと聞いた。
うちは川からはちょっと離れているが、それでも安心はできないと思う。
これからも自分の身は自分で守る、というのを心に刻んでいきたい。
2019年6月13日(木)晴れ
今日、カフェの閉店時間近く午後4時前に厨房の窓から外を見たら青い絵の具を流したような青空が広がっていた。
あんなに真っ青な空を見るのは久しぶりのような気がして、ちょっといい気分になった。
あとひと息で週末という木曜日。
毎週ここいらが一番頑張りどころで、今日の青空に英気をもらった気がした。
昨日、ドライブをしている時にカーラジオから流れてきた曲がなんとなく懐かしくて、タイトルを覚えていたのでネットで調べたらアリスの「紫陽花」という曲だった。
それで、YouTubeで聞いてみたら、この季節にぴったりの曲で哀愁もあっていいなあと思って、何度も歌ってみた。
こうやって少しずつカラオケのレパートリーを増やしていってひとり喜んでいる私なのだった。
しかし、アリスはほんとにいい曲作ってるなあ。
2019年6月12日(水)晴れ 涼しい
今朝は6月というのに涼しくて思わず長袖を着ようかと思ったくらいだった。
梅雨入り前だからか天気はいいが、今日も空気はひんやりと冷たかった。
寒がりの私は一日も早く本格的な夏が来ることを願うばかりだ。
今日は新市のぽすとに久々に出かけて熱烈なカープファンのマダムの溢れんばかりのカープ愛情物語を聞いて、その後、加茂町まで行ってもうすぐオープンの草木珈琲の様子を見てみた。
そこは元サンクララという店があったところで、今度のカフェはパン屋さんとのコラボらしい。
R182沿いにパン屋さんはほとんどないからすごく楽しみだ。
今月末か来月はじめにオープンか?
2019年6月11日(火)曇りのち晴れ
今日は天気はいまひとつだったが、クーラーのないえーとこかふぇでは過ごしやすい一日となった。
それと今日はシルバーの方々にカフェの庭で伸び放題に伸びている庭木の剪定をしてもらい、夕方には庭はかなりすっきりして見通しがよくなった。
すっきりしすぎて通りから店の中が丸見えという感じにもなったが・・。
明日もう一日剪定をしてもらってやっと終了するらしい。
しかし、古民家にはたいてい大きな庭がつきものだが、とにかく手入れが大変だ。
到底私なんぞが持てる代物ではない。
2019年6月10日(月)曇り夕立のち晴れ
今日は朝、春日のボギィのフリマに行こうとして一応イズミあたりまで行ったのだが、どうも気分が乗らず、そのままR182に乗って府中を目指した。
それで昼2時過ぎからのどんびぃーごのライブの前に府中まで来たならついでにと思って図書館の絵画展を見に行った。
それは池松静さんという画家がフランスやベルギーを描いたアート展で中にはラインストーンやビーズを使った作品もあって興味がわいた。
その中の一枚にバルパライソの夕景を描いた作品があったので、思わず近寄って見てしまった。
そのバルパライソという名はSTINGの曲に出てくるチリの港町だった。
私はこのブログ(以前はHPだった)を25年くらい前に始めたときにタイトルをValparaisoという名前にしていた。
その絵を見ながら懐かしいブログ名を思い出したのと同時に遠い遠い異国の海に思いを馳せた。
それで、絵を見てまた車に乗ってから、STINGのValparaisoを久々に聞いたらやっぱり泣けた。
その曲はいつ聞いても地の果てとか人生の終焉とかいう言葉を私に思い起こさせる。
そして、どこを歩こうと結局流れ着く場所は皆一緒とも。
こんなに深くてドラマティックな曲を作ったSTINGは天才だとあらためて思った。
「池松静 アート展《想い》」
6月14日(金)まで。
府中市立図書館
火曜日休館
2019年6月9日(日)晴れ
誕生月は日曜日も働くレイチェル。
今朝も早くに起きて支度をして美星へ向かう坂を上った。
今日は青空市そばの田んぼで酒米の田植えが行われるのだ。
まあ、普通の田植えは記事にはならないが、今日は女の子たちが早乙女姿で田植えをやるというのでニュース性があると思って出かけることにした。
しかし、今日は外の取材にしては天気がよすぎてうちのバカカメラが露出オーバー気味になりそうなので、始まる前に田んぼに行って露出の調節をしておいた。
それにしても、田舎の田植えはのんびりしていて、10時になってもすぐには始まらないし、始まったらこれがなかなか終わらない。
こんなことなら主催の方をもっと必死で探して(どこにおられるかわからなかった)先にインタビューをしておけばよかったと思ったのも後の祭りというやつで、気がつけば私以外のメディア関係者はどんどん帰ってしまった。
そのうちお腹が空いてたまらなくなってきたので、ちょっと田んぼから離れて青空市で弁当を買って食べていたら、やっと田植えが終わったようで急いでインタビューに向かった。
それで、なんとかお話を聞けたのですぐ山を下って家に帰り、今せっせと原稿を書いたところだ。
それで、ほっとしたとたん、今日も朝早かったので今ごろになって眠いのなんの。
しかし、基本昼寝はしないレイチェル。これからバカ番組でも見てのんびりしようと思う。
2019年6月8日(土)晴れ
昨日朝の大雨にぼろ家の我が家は思わず去年の水害を思い出したのだが、なんとかたいしたことにならずに雨は止んで、次第に天気は復活してきた。
しかし、今朝はまだ風が強くて涼しかったので、倉敷に行くのにカーディガンを持っていった。
美観地区までの商店街はけっこう風が吹くことがあるのだ。
それで、今日はカーディガンを着たり脱いだりしながら倉敷の町を歩いてギャラリーに行ったり、ワンコインランチを食べたり、今年初のカキ氷を食べたりした。
しかし、今日も外国人の観光客がやたら多くて色んな国の言葉が飛び交う美観地区では中国から来たと思しき新婚カップルが倉敷川にかかる橋の上で記念写真を撮っているのだが、お抱えのカメラマンに撮ってもらうんだか、橋の上で急にキスを始めてちょっと慌てた。
江戸時代の風情の残る美観地区と結婚式用の衣装を着た新婚カップルのラブシーンがどうも違う気がしたが、これもアリの時代なんだろうなあと思った。
2019年6月6日(木)晴れ 暑い
今日も暑い一日だったが、まだえーとこは扇風機はあまり動かさなくて済んだ。
とはいえ、夏を乗り切るには今年も扇風機だけではどうにもならぬ。
もう少しで梅雨になったらしばらく涼しいだろうか。
今朝、フェイスブックを見ていたら、去年亡くなった洋画家の川上一巳先生の遺作展が岡山で開かれるというニュースが目に入った。
それを見て、川上先生が亡くなられたことにびっくりしたのと同時に昔先生に描いてもらった絵がうちの玄関にあるのを思い出して急いでそれを取りに行った。
私にしては珍しくきちんと額に入れたその絵の中には40代の私がいて、仕事先だったこともあってかなり地味なファッションでおとなしい感じで描かれている。
先生はとても優しい方だったので、5割増しくらい綺麗に書いてくださって私とは思えないくらいおちついた感じだ。
それを見ながら、私の人生の中のたった一日のそれも一瞬を切り取って描かれた「私」に初めて強い思いを感じた。
40代の私は一体何を考えていたのか、いまとなっては知る術もないが、その一枚が静かにあの頃の私を語っているように思える。
ある意味絵は写真より雄弁かもしれない。
描いてくださった川上先生のユーモアたっぷりで温かいお人柄を今朝は懐かしく切なく思い出した。
2019年6月5日(水)晴れ 暑い
今日は普段は休みなのだが、インタビューの仕事があったので朝から市内のお宅へ出かけた。
いつもそうなのだが、インタビューの仕事はエネルギーがいるというか、ある種の忍耐を要するので今日も緊張して約束時間の30分も早くに取材先に着いてしまった。
だいたいにおいて、私は自分が喋りたいばっかりで人の話を聞けるような人間ではないので、もう何十年も自分を極力抑えて仕事をしている。
とにかく相手の方が話しやすいようにそれだけを心がけないといけない。
それで、今日も気を使って冷や汗をかきながら1時間余り話を聞いたので、帰ったらもうお腹がぺこぺこだった。
ほんとに人の話を聞くのは労力がいるといつも思う。
しかし、こういう一番苦手なことをやってきたおかげか、カフェでも色んなお客さんの話を少しは聞ける人間になれたような気がする。
持って生まれた性格でも習慣や訓練によって少しずつ変えることができるというのを身をもって知った感じだ。
私は昔から不器用でなんもできない人間だが、なんでも仕事なら何十年かやっているうちに順応できることがある。
要は続けてきたからわかることだ。
2019年6月4日(火)晴れ 暑い
本日めでたく62回目の誕生日を迎え、今日もいつもと同じようにカフェ営業をやって、お客さんたちとわいわい喋って日が暮れた。
ほんとはせっかくの誕生日だから、店は休んでどっかにひとりで遊びに行こうかなとよからぬ考えも浮かんだのだが、結局私は仕事も休まず、普段と変わらぬ一日を過ごした。
やっぱり一度店を始めたら少々のことでは休めない。
誕生日は私にとっては一年で一日しか大事な日でもお客さまにとっては365日のうちのある1日にすぎない。
それで、今日も朝食材を買いに行って支度をして夕方4時過ぎまで店にいたら、何人かのお客さまがプレゼントまで用意してきてくださった。
ほんとにありがたいことだ。
還暦を過ぎてこんなふうに家族以外の人に大事に思ってもらえる自分は幸せもんと思う。
この40年ずっと毎日いっぱいいっぱいで、結局たいしたことはなにもできなかったが、人だけには恵まれていると思う。
これからも自分らしく前だけ向いて走り続けるしかない。
2019年6月3日(月)晴れ
今日は梅雨前の最後の晴天かと思えるほど朝から爽やかな青空が広がっていて、運転が苦手な私でもドライブが楽しくなるような一日だった。
しかし、朝出かけた寄島の焙煎所は臨時休業で、そのうちお腹が空いてきたので、帰り道で神島にラーメン屋が出来たのを思い出して早い時間だったがそこに立ち寄ってみた。
以前そこはみやまという老舗のラーメン屋さんがあったのだが、今年閉店され、そのあと私の知り合いのラーメン屋さんが新しく店を出されたのだった。
今度は笠岡ラーメンならぬ尾道ラーメンなので、背脂とか入っていて笠岡ラーメンよりちょっと濃厚だが、美味しかった。
アンケートに答えたら値引きもあってお得感がある。
ひとりでラーメンをすするのは久しぶりだったが、知り合いの店だったので楽しかった。
笠岡でいざとなったら行く店ができてよかった。
「麺家 まる」
笠岡市神島大橋そば
営業時間:11:30〜14:30
火曜日休み
2019年6月2日(日)曇り
今日は朝仕事をして、うちに帰って原稿を書いてご飯を食べてから大江公民館のガーリックフェスティバルに出かけた。
今日は昼から知り合いが何人かチャリティーカラオケに出演するので見に行ったのだった。
それでお年寄りに混じって熱唱する知り合いたちに声援を送っているうちにプロの歌手という男性が出てきて、何曲か歌った後、イベントの終わりに彼とデュエットしたい人は申し出てください、とのこと。
ちょっと興味をそそられて、曲のリストを見に行ったら、「居酒屋」があったのでこれなら歌えるなと思って申し込んだ。
それから辛抱して全部のカラオケ(ほとんど演歌)を聞いてやれやれ、やっとデュエットの部だと思ったら、10人も歌いたい人がいるらしい。
私は一番に申し込んだと思ったらなんと8番目で、それからまた30分も待たないといけない。
結局やっと順番が来たのは会場に着いてから3時間後で、それまで延々と皆さまの歌を聴くことになった。
まあそれでもツーコーラスだけだからよかったものの、これがフルならもう帰るところだ。
私はカラオケは好きだが、演歌はほとんど聴かないし、歌わないのだった。
しかし、何十人ものお年よりの歌を聴きながら、皆さまの度胸のよさというか、それぞれの人生の縮図を見るようで、けっこうしみじみした。
やっぱり歌も人生そのものでその人となりが顕著にでる。
年を重ねてくると、人にどう見られるかとか、うまく歌いたいとか、そういうことはもうどうでもよくてただ歌いたい歌を歌いたいように歌う、ことに徹底しているようだ。
それと、カラオケやる日本人の特徴かもしれないが、ほとんどの人は直立不動で顔は無表情である。
皆さま何十年も歌っておられるようで、全然緊張しているようには見えないが、振りなどなんもなしで、きわめて真面目である。
そんな中、尾道から新聞を見てこられたという男性は前奏の間にトークを入れられたり、と自由で楽しい感じがした。
なかなか自分の地元の人たちが観客だと思い切り羽を伸ばして歌うとまでは行かないようだと思った。
まあ、そういう感じで私の番が来たのだが、カラオケ喫茶とはちょっと感じが違うのでノリノリとはいかなかったが、結構やりたいようにはやれたと思う。
これまであがり症と思って何もできなかったが、還暦過ぎたらもうやりたいことやろうと思って今日も度胸を出してよかった。
もうこれからは何をやるにも来年まで待てない。
とにかく私のキーワードは「今でしょう!」(古っ)
2019年6月1日(土)晴れ
今日は夕べカラオケやって帰りが遅くなったので、朝7時過ぎまで寝たのだが、睡眠時間が短くてドライブ途中に(助手席で)居眠りをしてしまった。
しかし、ちょっと寝たのがよかったのか、岡山に着いたらがぜん元気が出て、通称天プラこと、天神山文化プラザでの二乃本曙暢(あきの)さんの個展会場ではばっちり覚醒していた。
二乃本さんは井原出身の画家でこれまで芳井町とかでも個展をされておりいつも自然をテーマにした精密な作品を描かれる。
今回はまたさらに進化された感じで、前回の個展から2年を経て、地中深く眠っていたマグマが一気に溢れだした感じだった。
なんと、ほとんどの作品は世界中の1000以上の「ありがとう」「愛しています」の言語で埋め尽くされていた。
その作品にかけた膨大な時間とエネルギーを思うと、私とか一日一日を無駄にしている時間のなんと多いことかと思い知った。
それぞれ作品の持つ熱量の大きさにめまいがする思いだった。
どの作品にも宇宙的な広がりがあり、その中で生きる私たちの繋がりを感じた。
そして数学とアートは近い気がした。
二乃本曙暢 展「Vibration -鼓動-」
6月2日(日)まで。
天神山文化プラザ 第3展示室 岡山市北区天神町 8-54
2019年5月30日(木)晴れ
今日はカフェオープン日。営業中は動いているからひとり暑くて暑くて皆さまに扇風機を出しましょうか?と聞いたら暑くないとおっしゃる。
朝涼しいからと長袖を着て行ったのは失敗だった。
ほんとに最近朝夕の気温差が激しいから着るものに困る。
昨日は井原の出部公民館で毎月最終水曜日に開催されるフォーク村の寄合に参加した。
実は先月取材でお邪魔して皆さん懐かしいフォークソングをギター伴奏で歌っておられて楽しそうだったので、今回仕事抜きで行きたくなったのだった。
メンバーは10人ほどで皆さんギターを弾かれるので、楽器を持たない私はちょっと遠慮気味にぼそぼそと歌っていたのだが、だんだん調子が出てきて最後あたりで一曲歌ってしまった。
まあ、私がギター伴奏でまともに歌えるのはアリスの「今はもうだれも」だけなのだが、一曲でも歌える歌があればいざとなればなんとかなるというもんだ。
それにしても、私は去年からカラオケばかりやっているからギター伴奏で歌うとどうも調子が狂ってしまう。
というのも、私は歌となれば弾けてしまう人間で、生ギターには不似合いというか、おとなしく歌えないのである。
それでまた思い切り熱唱してしまい、皆さまにドン引きされたかもしれない。
それに、人が歌ってるときに勝手にハモらせたり、手拍子したり、我慢できずにやってしまう。
カラオケなら全然そういうのはありなのだが、だいたい地味なイメージのフォークソングでは馴染まない。
どうもそういう場合に協調性に欠けるというか、勝手に先走るのは昔からの悪い癖だ。
それで、楽しいことは楽しかったが、ちょっとまたやっちまったな、感のあった夜だった。
2019年5月28日(火)曇りのち雨
昨日今日と先週からの暑さもだいぶ和らぎ、今日とかは雨も降って昼間はひんやりと涼しすぎるくらいだった。
暑かった5月ももうすぐ終わり、今年も梅雨の季節がやって来る。
しかし、梅雨の雨はその先に本格的な夏が待っていると思えば、それほど憂鬱にはならない。
それより今年は去年のような水害が起こらなければいいなと思うばかりだ。
あれからもうすぐ一年、今年も七夕が近づいてくる。
今日朝いちでカフェに来てくださったお客さまが綺麗な花束を抱えておられたのでなにごとだろうと思ったら、私の誕生日プレゼントだといわれる。
しかし、私の誕生日はあと1週間先なので、早くにありがとうございます!とお礼を言うと、誕生日当日はお店に来られないから早めに来たんですとのこと。
私はそれを聞いてびっくりして胸がつまった。
私はその方の誕生日を全然覚えてないのに彼女は私の誕生日をちゃんと覚えていてくださって、ありがたいやら恐縮するやらで嬉しい反面ちょっと申し訳ない気持ちになった。
私は大体の場合ほかの人の誕生日とかぜんぜん覚えていないのだった。
酷いのは去年生まれた孫の誕生日も覚えてなくてこの前娘に聞いたくらいだ。
まあ、私はひとりでお客さまは多人数だからそれぞれの誕生日を覚えているのも大変なことだが、それにしても毎年皆さまがあまりにもよくしてくださって、それも、数が多いので、私としてはどうお返ししたらいいかわからないくらいだ。
できるだけお返しが出来たらと思うが、なかなか行き届かないことが多い。
毎年嬉しいけど申し訳ないような気持ちになる誕生日。
ほんとに年を重ねるごとにたくさんの方に大事に思ってもらえて幸せな人生だと思う。
2019年5月26日(日)晴れ 暑い
今日は朝、えーとこかふぇでワークショップがあったので、6時くらいには目が覚めて楽勝だなと思って準備をしていたら、野暮用ができてバタバタして結局店に着いたのは9時半で、作家さんのほうが先に店に着いていたというていたらく。
それで思ったより参加者も多くて、ケーキがぎりぎり足りたのでほっとした。
しかし、えーとこかふぇはこの暑さでこの時期もうかなり室内の気温が上がってしまったので、今日はもう扇風機を出すほどだった。
これではこの先が思いやられる。
クーラーに代わるものがないか、本気で考えた日曜日だった。
日曜朝は時々見ている「ボクらの時代」という番組。
今日は東大出の女性ばかり3人登場して、才女ばかりの弾丸トークが面白かった。
中でも私の好きな中野信子さんの話は面白くて、彼女いわく、男は体力と優しさと可愛さだけあればいいんだ、というようなことを言っていた。
あと、子どもを産んだことのあるラットは産んだことのないラットより早く餌を見つける、というような実験結果があるという話もしていて興味深かった。
やはり母になった女は逞しいということだろうか。
それと、刷り込みの効力についての話も面白かったし、努力するというのは生まれ持ったものも大きいらしいという話もあった。
それで私は努力できないんだといい言い訳を教えてもらった気分だった。
しかし、頭の回転がいい人ほど早口になるというのはあるんだろうか、山口真由さんのぶっ飛びトークもかなりのスピード感があった。
2019年5月25日(土)晴れ 暑い暑い一日
今日は運動会でお茶くみ係の役目を半日果たした後、家でのんびりDVDを見て過ごした。
そのDVDというのは「MIFUNE: THE LAST SAMURAI」というドキュメンタリー映画だ。
私は「七人の侍」を見てから三船敏郎という役者が大好きになって、その強烈な存在感と優れた身体能力にもほれ込んだ。
この映画は三船敏郎の生い立ちから全盛期の活動、そして、晩年までを彼に関わった俳優たちや世界の名だたる監督たち(スピルバーグ、スコセッシ監督など)のトークを交えて紹介している。
私はかれらの話を聞きながらいまさらながら唯一無二の役者だったという思いを強くする。
そして、元々俳優志望ではなかった彼がかなり努力をして世界的スターに上り詰めたということもわかった。
彼は自然児のような自由奔放な演技の中に強い意思と人間味を感じさせる。
それに、今の日本にはあのような逞しい男!の顔を持った役者はもう二度と現れないと思える。
まさに最後の侍だ。
今日DVDを見てまた三船敏郎の映画を見たくなった。
2019年5月23日(木)晴れ
今日も仕事終わって外に出たら暑くて汗が出そうだった。
やっぱり古民家はまだ今のところ中にいればそれほど暑くない。
今日もカフェではお客さんたちがダンボール箱に色んなものを詰め込んで賑やかに売り買いしてくださった。
今月で丸2年を迎えたえーとこかふぇは慣れない地区で色んなことがあるが、備後のお友だちにも応援してもらっていい感じの交流の場になってきた。
なんでもそうだが、特に今の私には続ける以外道はないと思って、ただ前だけ見て進もうと思う。
それが後ろを振り返ることのない唯一の方法だという気がする。
今日、お客さんたちにおやつとして何か出そうと思って食パンの残りを使ってフレンチトーストを作った。
それを皆さんのテーブルに持っていきながら思い出したのが、「クレイマー、クレイマー」という映画だ。
それはマンハッタンに住むサラリーマン一家の話で、その家の母親が小さな男の子を残して家を出て行ってしまうのだが、後に残された父親(ダスティン・ホフマン)がその子と毎朝食べていたのがフレンチトーストだった。
それまで子どもの面倒をみていなかった父親はなかなかその子とうまく付き合えないし、最初はフレンチトーストひとつ作るのも大変なことだった。
それでも、そんな不器用な父親が子どもとの暮らしを続けていくうちにだんだん心が通い合って、最後、いよいよその子が母親のもとへ行ってしまうという朝、フレンチトーストを作るのがすっかり上手になった父親とその子が一緒にそれを作るシーンがあるのだが、これがもう泣かせる泣かせる。
私はそれを見ながら、家族というのは日々の「食」を通して繋がっていくということを再認識させられた。
父親役のダスティンホフマンの不器用ながらも懸命な父親ぶりもよかったし、母親役のメリル・ストリープの演技も光っていた。
私には食にまつわる家族との思い出はほとんどないが、娘は結婚式で私のお弁当が美味しかったといってくれた。
子どもと少しは食でつながれたのかなと嬉しかった。
2019年5月22日(水)晴れ
今日もまた五月晴れ。
朝夕はまだ涼しいが、日中はほんとにいい天気が続いている。
こういう天気が続くと、去年の水害は晴れの国岡山で起こったこととは思えないくらいだ。
ボロ家の我が家も晴れの日の多い岡山だからなんとか住めているといつも思う。
真備やまだ自宅に戻れない被災地の方々のことを思えば、ほんとに住めるうちがあるだけ感謝しないといけない。
どうぞ今年は雨による災害などありませんように。
朝テレビで今深刻な紙不足と言ってたので、本気で心配になって急いで近所のスーパーに買いに行ったら山ほどあったんで拍子抜けしてしまった。
すぐメディアに乗せられるダメ主婦である。
オイルショックの教訓がまるでいきてない。
おまけに慌ててるからシングル買ってしまったし。
まあ、備えあれば憂いなし、ということにしておこう。
2019年5月21日(火)晴れ
今週はずっとやること多くてかなりハードになりそうだ、と思っていたら、夕べはカフェでお客さんがどんどんやって来てご飯が足りなくなって焦る夢を見た。
正夢になったらいやだなと思って、朝余分にご飯炊いていったらなんとか足りたのでやれやれだった。
めったに夢とか見ない人間が見る夢というのはやっぱり意味があるのかもしれない。
ー寂しい人は寂しい夢を見る。もっと寂しい人は夢も見ないー
という言葉を何かで見たことがあるが、私は普段ぜんぜん夢とか見ないんできっと相当寂しい人間なのかもしれない(笑)。
それか単に爆睡してるだけなのかも。
昨日「鶴瓶の家族に乾杯」に井原市が出て、市内のあちこちを紹介されたので、今日もお客さんたちとその話で盛り上がった。
私はもう何十年もこの町に住んでいるが、いつも亭主とどこかに遊びに行くたびに帰り道で「あ〜あ、また井原に帰ってきたなあ」と二人してため息ばかりついているような感じなのだが、昨日のTVを見てほとんど感じたことのない自分の中の郷土愛を感じた。
それくらい故郷のいいとこどりというか、知らなかった井原の姿を見せてもらったようで、NHKの番組作りのうまさに感心しきりだった。
なにもないと思っている町にも温かい家族はそこかしこにあって、美味しいもの、人が集える場所がある。
私は何十年とそういうものを見てこなかったのかもしれないと初めて思った。
知り合いのTさんが奥様の遺影の前でバイオリンを弾く姿を見て、いつかお二人にインタビューをさせていただいたことを思い出して胸が熱くなった。
私はTさんの奥様が亡くなったことも知らずに毎日ただ慌しく暮らしてきた。
記者でありながらこれまで地元の人々の暮らしに目を向けることがほとんどなかった自分が情けない気がした。
今年は地区の役もやっているし、これまで疎遠だった地元に一歩でも近づいて行けたらと思う。
NHKがほんとにいい番組をやってくれて嬉しかった。
2019年5月20日(月)曇りのち雨
今日は雨の一日になるかと思ったら夕方まではなんとか天気がもったので、晩御飯までにいろいろ買い物ができた。
明日はまた晴れるようでカフェでイベントがある日だからほっとしている。
あと少しでまた今年も梅雨が来るんだろうが、なんとか今月くらいは五月晴れが続いて欲しいもんだ。
昨日は夕方さすがにへろへろで日記を書く余裕がなかったが、昼間のばら祭で見た大道芸はほんとに素晴らしかった。
私は毎年ばら祭なのにバラはそっちのけで大道芸ばかり見ているのだが、実際、福山の大道芸は全国からすごいパフォーマーたちが集合するので、いつも感動で胸がいっぱいになる。
通りで芸をやって投げ銭をもらう村芝居的な感じも、演技者と観客の一体感というのも今の世の中なかなかないことだと思う。
昨日は真夏のような日差しでおまけに風も強くて、やっているほうも見ているほうもなかなか力がいることだったが、それでもやっぱり最後まで見てしまう。
人が体を使って何かをやるというのはとにかく美しい。
2019年5月18日(土)曇り
今日は色んなイベントがあったのだが、天気があまりよくなくて風も強かったんでもうひとつ気分が盛り上がらなかった。
それで、地元のイベントだけちょっと顔を出した後は倉敷方面へ行ってカフェめぐりとあいなった。
最初見つけた自宅カフェはサラダにかけられたドレッシングのすっぱさに顔をしかめながらなんとかランチを食べた。
最近やたらとすっぱいドレッシングをそれもたっぷりとかけた店が時々あるが、私はすっぱいもの辛いものが基本苦手なので、自分でかけさせてくれる福山の「ミントジャムス」みたいな店がもっと増えて欲しいと密かに思っている。
それで、ちょっと口直し(!)と、もう一軒カフェを探して行って見たら、外観からしてお洒落なギャラリーカフェだった。
黒糖とくるみのケーキを食べながら土曜日の午後はまったりと過ぎていった。
明日は一日ばら祭りで遊ぶつもり。
「CAFE id」
倉敷市西阿知町西原739-1
2019年5月17日(金)晴れ
今日は華金ということで、ちょっと遊んで帰りたい気持ちもあったのだが、なんとなく眠気のほうが先にわいてきたので、ご飯だけ食べてすぐうちに帰った。
それで帰ったらモノマネ番組をやっていたので、モノマネ大好きな私は早速見はじめたら、顔とか雰囲気はよく似ているのに声が全然似てないキムタクとかやってて笑えた。
その中でもやっぱり秀逸だったのがミラクルひかるだ。
今日も妖怪人間なんとかみたいなすごく派手なメイクで加藤ミリアなりきりでオーバーな歌い方をしていた。
私は加藤ミリヤという歌手をよく知らないんのだが、彼女のモノマネを見ていると、もう似てようが似てまいが、そんなことは関係ないような気がしてきた。
もう何をやっても天才的にうまい感じがしてしまう。
いつか、彼女の舞台とか見に行きたいと本気で思っている私だが、今年はまず清水ミチコのライブに行こうと思う。
2019年5月15日(水)晴れ 暑い
昨日はちょっと雲が多くて不安定な天気だったが、今日はまた朝から晴れて暑い一日になった。
実は今日はお客さまからカラオケに誘われたのだが、朝から原稿待ちでカラオケどころかどこにも行けず、結局夕方またやることが多くてせっかくの休みが何もせずに終わった。
最近は天気がいいので休みにどこにも行けないとすごく損をしたような気分になる。
それでも週の中日(なかび)の水曜日が休めるというのはちょっとゆっくりできるので嬉しい。
明日はまたカフェ営業日、朝からカレー作り頑張ろう。
今週末は数々のイベントがあってどれに行くか悩ましい。皆さまもぜひお出かけください。
星の郷青空市春の収穫祭
5月19日(日) 9:00〜15:00
場所:美星 星の郷 青空市場
岡山県 井原市美星町西水砂45-1
2019年5月14日(火)曇り
今日は朝、井原のえーとこかふぇにこのブログの読者の方がお二人来てくださってすごく嬉しかった。
普段、フェイスブックでは私は本名でいろんな方と繋がっているが(今1000人ほど)、そっちではこのページを宣伝していないので、SNSのお友だちの中では私がブログを書いていることを知っている人は少ないと思う。
実際それほどこのブログもフェイスブックも書いていることは大差ないと思うのだが、こちらはもう20年以上も前からやっており、顔も素性も明かさないうちから読んでいただいているので、また違った親密感を持ってくださる場合が多い。
今日来てくださったお二人もほんとに素敵な方たちで、このブログもすごく熱心に読んでくださっており、来るのを楽しみにされていたというえーとこの風情を楽しんでくださった。
ほんとに長い間ブログを書いていてこういうご縁が繋がっていくということが半ばすごいことと思える。
ネット社会もいい面ばかりではないが、ネットでしか出会えない人やモノ、感動もある、ということを今日改めて知った思いだ。
20年以上前、地元に友だちもおらず、お喋りが止まらず始めたブログだが、読んでくださっている方がおられるのを励みにこれからもつれづれに書き綴っていこうと思う。
2019年5月13日(月)晴れ
今日は朝は蔵王のボギィのフリマに行って、ワンピースを二枚買って、うちに帰って早めにご飯を食べてから市内で取材。
その後、友だちが井原に来るというので、一応仕事をだいたい済ませてから十三軒茶屋まで行って一緒にお茶を飲んだ。
そのうち日がとっぷりと暮れたので急いでうちに帰って買い物に行って晩御飯の支度をして昼間書いた原稿を見直して取材先に送信して、今やっと落ち着いてTVを見ているところだ。
こんな風にもう何十年も一日にいくつものことをやるのが習慣になっているので、今日も特別忙しい感じはなかったが、今週もこの勢いだと一週間があっという間に終わりそうだ。
ほんとに毎日が風のごとくに過ぎていく。
「十三軒茶屋 井原店」
井原市笹賀町R313沿い
2019年5月12日(日)急に暑くなった
今朝はたいして暑さを感じてなかったのに、義母のところに母の日のお祝いをしに行って、外に出たとたん、むせ返るような暑さに一瞬くらっとした。
気温の変化が大きすぎて今日は心もファッションも準備ができてなくて、その後、出かけた倉敷でもあまりの暑さに洋服を全部夏用に着替えたいくらいだった。
私は夏の暑さはへっちゃらだが、この時期の急激な気温の上昇には体が追いつかない。
それで、いつもならけっこう長くいる倉敷だが、今日は新しくできたくらしき桃子でイチゴのクレープを食べて物語館でライブをちょっと見て、ギャラリー倉敷を覗いた後はすぐ退散した。
今日は本当は真備町のごじとまが復興オープンされたのでそこに行こうと家を出たのに・・。
なかなか思うカフェにはいけないことであるが、倉敷で2軒新しいカフェを見つけたんでそれはなかなかの収穫だった。
「くらしき桃子 倉敷中央店」
倉敷美観地区入り口そば
2019年5月9日(木)寒いと思ったら夕方近くに暑くなった
今日は朝から涼しいというか、この時期にしては寒いくらいの気温で、5月というのにカフェで暖房をつけた。
寒がりな私は素足を出すのはとんでもないと、真っ赤な分厚いタイツを履いて仕事をした。
しかし、今年の春はずっと寒くてやっと初夏らしい気候になったと思ったらまた急に気温が下がって、とほんとに体調管理が大変だ。
早くほんまもんの夏が来て欲しいもんだ。
今朝、井原のハローズに行って買い物を済ませてふと見ると、赤いけっこう目立つのぼりが立っていて、そのすぐそばを見たら1メートルくらいの高さの布袋さまが鎮座している。
「常楽寺」
井原市井原町596
あれ、いつの間にあそこに置かれたんだろう、と思って、すでにかけた車のエンジンを止めて、その寺の敷地の中に入って見てみたら、遠目で見たときよりいっそう大きい布袋さまが目の前にあった。
そのあたりで庭の手入れをしている女性にこれはいつからあるんですか?と聞いたら去年の暮れからだといわれる。
ハローズは去年も今年も週2回はたいてい来ているのにどうしてわからなかったのか不思議なくらいだ。
きっと目立つのぼりが前はなかったんだと思うが、私としたことが不覚だった。
これって記事になるかなあ、と思いながら車に乗り込んでもう一度布袋さまのほうを見たら、小奇麗な洋服を着た日傘を差したばあさまが布袋さまの前まで来て傘をたたんで手を合わせていた。
町のど真ん中にこうした神様が現れたことで忙しない毎日の中、ほんの一瞬でも心安らかな世界に身をゆだねることができるんだなあ、と思った。
お寺さんの思いもそういうところにあったんじゃなかろうか(と勝手に思っている)。
2019年5月8日(水)晴れ
今日も朝から天気は上々、しかし、ちょっとまだ気温が低いようで半そでワンピでは外に出られなかった。
それにしても、こう気候がよくなると、あちこちお出かけしたいところだが、GW結構遊びまくったせいで、今月はなんとおとなしいこと。
それに、亭主の帰りがとにかく早いので(昨日は夕方4時過ぎだった)、朝5時から起きていても一日はほんとに短い。
今日も地元のカフェでしゃべくってたらあっという間に3時くらいになった。
今日はこの町の未来についてみんなで熱く語っていたのだが、商店街に新しい店ができるという情報をゲットできたのでラッキーだった。
私が福山からこの町に戻って25年くらいになるが、商店街に新しい店ができることはほとんどなかった。
今回、色んな人の働きかけでやっと店ができるらしい。
一軒の店が通りを変えることがあるので、これから商店街が面白くなるかもしれない。
今年も娘が嫁いだ群馬のご両親からスイカが届いた。
毎年こんなに早い時期に高価なスイカを送ってくださるのだが、これがいつもほんとに美味しい。
向こうのご両親がまことによくしてくださるのでこっちが恐縮するくらいだ。
井原の名産というと葡萄くらいしか思いつかないが、この時期はぶどうはないし、で何を送っていいかわからない。
そうこうするうちにすぐお中元の季節がやってくるしで、いつも何もお返しできないまま季節は流れ、気がつけばお歳暮ということになる。
今年こそ井原のいい物を見つけてお返ししたいものだ。
2019年5月7日(火)五月晴れ
連休最終日の昨日は突然の豪雨が長い休みの終わりを告げ、暗転、今日は新緑のステージ2幕目が開いた感じだった。
井原のえーとこかふぇの庭の木々も雨に洗われて、初夏の日差しの中美しく輝いていた。
この季節をこの店で迎えるのは何度目だろうとふと思ったが、2度目か、3度目かすぐにはわからなかった。
いまだもって毎日毎日のことで手一杯で相変わらず過去を振り返っている暇がないのだった。
とにかく前を向いて進むだけ、今もそれしかない。
このGWは横須賀から帰省した娘夫婦と孫と一緒に4日ほど過ごして、その後はあちこち遊んで回った。
休みの最終日に行った小豆島はもう何十年も前に行ったきりだったので、半分どんな島だったか忘れてしまっていたが、久々に行ったら観光客でいっぱいでカフェもいろいろあって楽しいところだった。
当日昼から思いつきだけで行ったのだが、今人気のスポットのエンジェルロードも渡ることができてラッキーだった。
その日も干潮のときを狙って大勢の人たちがその砂の道を歩いて島に向かっていた。
すぐそばまで打ち寄せている波が透き通っていてすごく綺麗だった。
たどり着いた小さな島には木に白いものがいっぱいぶら下がっているので、鳥の巣かなと思ったら、ホタテ貝に願い事を書いたのを山ほどぶら下げているのだった。
それの写真を撮りながら観光客というのはなんでも思いつくもんだと思った。
それにしても、この日の暑いことと言ったらなくて、その後歩き回って汗だくで食べた小豆島ラーメンがもう最高に美味しかった。
夏にラーメンって合うんだと初めて思った。
「小豆島ラーメン Hishio」
香川県小豆郡土庄町甲24-18
電話番号:0879-62-7551
2019年4月28日(日)曇り 寒い
GWに突入したらついつい浮かれて遊び呆けていたらもう日曜日。
今日も天気は悪かったが、明日娘夫婦と孫っちが帰って来るのでそれまでに行っておこうと思って成羽美術館へ出かけた。
いつもそうだが、美術館の入り口までに見える新緑には心洗われる。
安藤(忠雄)さんの意図はわからないが、棚田のように区切られた水のある風景はある種の郷愁を感じさせる。
そして、館内に入るなり、目に飛び込んできた篠田桃紅(とうこう)さんの美しく激しいモノクロームの世界。
一枚ずつ読めない文字を必死で読み解きながら、もう出るのはため息ばかりだ。
墨の中に描かれた植物の先から滴る水の音が聞こえるよう。
屏風に朱色で書かれた「心」の最後の線がまっすぐ私の胸を射る。
ほとばしる生命のエネルギーが静かな線の中に凝縮されていて圧巻のひとこと。
文字や言葉が彼女の体の中でいったん解体され、身を削りながら再構築されている感じだ。
私は書や絵画に(も)疎いけど、一流の芸術は無知な私のような人間にも衝撃を与える。
まさに芸術は爆発だ!
106歳を生きる
「篠田桃紅」
成羽美術館
岡山県高梁市成羽町下原1068‐3
6月30日まで。
2019年4月25日(木)曇りのち晴れ
今日はなんとか雨は降らずに済んだのでえーとこかふぇにいつものメンバーが来てくださって夕方までわいわいと盛り上がった。
これで井原のほうのカフェはGW突入となった。
昨日は珍しく夜の取材で、帰ってから遅くまで原稿を書いていたので今日はさすがに夕方近くになると眠くてたまらなくなった。
一日一日がほんとに勝負の毎日。朝早くに起きるようになってから(亭主が早番のため)、夜に色んなことを持ち越せないので、ほんとに一日が短い。
朝は眠くて亭主が会社に行ってからもすぐに動けないので早く起きてもあまり意味がないのだった。
なんとなく朝起きたらすでに一日が終わっている感覚の今日この頃。
だから我が家は朝ゆっくりできるGWのような長い休みを心待ちにしている。
良くも悪くもこの年になっても休みを待ち焦がれる毎日が続いている。
とにかくあと一日何とか頑張ろうと思う。
昨日は井原の出部(いずえ)公民館のいずえフォーク村寄合にお邪魔した。
フォークル、五つの赤い風船から吉田拓郎や中島みゆきまで懐かしい曲のオンパレードだった。
久々に聞くギターの音色はすごく心地よかった。
いずえフォーク村は毎月最終水曜日午後7時から開催。
出部公民館:岡山県井原市上出部町1219-2
2019年4月24日(水)雨
GWに向けて気持ちは少々焦るが何もしない毎日。
私のものぐさな性格はこの年になってもやっぱり変わらない。
もうこうなったら週末大掃除を一日かけてやるさ、と半分開き直りである。
昔から休みが余分なことで消えるのが我慢できない人間なので、今回もぎりぎりまで休みはのんびり過ごしたいとそればかりを思っている。
しかし、日頃からうちにいない私ゆえ、ちゃんと客人を迎えるまでに片付けるのは大変なことである。
果たして娘夫婦と孫が帰って来るまでに間に合うかどうか。
GWのイベント情報ー
4/27(土)〜5/7(火) am8:00〜pm8:00
会場/井原鉄道井原駅シンボルタワー内
2019年4月23日(火)曇り夕方雨
今日はなんとか天気がもってくれてよかった。
ここ6年ほどはもうカフェオープンの日さえ晴れてくれれば安心する。
外でやる仕事ではないのにとにかくカフェをやりだしてからは毎日天気が気になる。
私のやっているカフェは2軒とも駐車場と店が少し離れているので、やはり天気が悪いとお客さんの入りが悪くなるのだ。
特に井原のえーとこかふぇは駐車場から店まで1分くらいかかるので、雨が降るとお客さんに傘を差して店まで歩いてもらわないといけないので大変だ。
だから毎日天気予報を見て、営業日の天気をチェックしている。
今日は天気予報では天気が崩れると言っていたが、夕方になってからでよかった。
毎日、天気を気にしながら、カレー作って、イベントの打ち合わせして、ネットで宣伝して、その合間には新聞の記事の校正やアポ取りなどやって、バタバタと一日が終わる。
われながら、いくつものことを毎日よくやってると思う。
まあ、それでもGWという区切りがあるから今月はいつもよりやる気が出る。
なにがあるかわからないが、とにかく10連休を楽しもう。
2019年4月22日(月)晴れ 暑い
今日は朝、福山のカフェに行って店を出たらものすごく暑くて帰りに今年初のアイスコーヒーを飲んだ。
それにしても、今日は朝、新聞見るのを忘れて知り合いに電話してチェックしてもらったり、キングファミリーで古着30枚くらい手放したり、動物園で友だちと待ち合わせたり、カフェにいる時に横須賀の娘から育児の相談の電話があったり、帰りに母を神辺に迎えに行って布団もらったり、といろいろやることは多かった。
けっこう休みのほうが用事が多い私だった。
それで、夕方、うちに帰ってやっと落ち着いてTVをつけたら、井原の笠北ラーメンが紹介されていた。
ここのラーメンは私もオープン間もない頃食べに行ったことがあるが、これまで食べた笠岡ラーメンのどのラーメンより美味しかった。
一番よかったのは、笠岡ラーメン特有の上にのっている硬い鶏肉がそこのは柔らかかったということだ。
あれからそのお店はかなりの人気店になり、井原だけでなく備後地区の友だちもよく食べに来ている。
今回TVに出たからますます人気が出ることだろう。
しかし、そこの鶏肉の並べ方が綺麗なのはマスターの血液型がA型だからだろうとアナウンサーが根拠のないことを言っていたのには笑えた。
「笠北ラーメン」
井原市立田中美術館前
2019年4月21日(日)晴れ
今日も朝からいい天気だったので、早くに起き出して遊びに行く準備をしていたら、母が親戚のうちに連れて行って欲しいというので、予定変更でひとりで神辺まで送って行って、その後またうちに帰るのが面倒になってそのまま山野町のカフェに向かった。
今日はそこで知り合いのエステの先生が洗顔レッスンをされるので、まだ行ったことのないカフェだし、初めてお邪魔することにした。
とはいえ、私は普段週末といえば、亭主に運転してもらってあちこちに行っているので、自分ではほとんど運転しない。
それで、今日は初めての山野ドライブということでけっこう自分としてはスリリングな道のりだったのだが、なんとか山野までたどり着けてカフェはそのあたりのじいさまに聞いて行くことができた。
そこは森林組合だった建物で、昔の新聞社とか郵便局みたいなレトロ感があって落ち着く。
そのうち加茂町の知り合いもやって来て喋っていたらあっという間に時間が経ってしまい、洗顔レッスンもそこそこにおいとますることになった。
休みはひとりでなかなか動くことの少ない私だが今日は珍しくひとりで動いて楽しかった。
これからはじょじょにひとりでカフェに行くようにしたいもんだ。
「森林珈琲」
福山市山野町山野3796-1
2019年4月20日(土)晴れ
今日は絶好のドライブ日和になったんで、三原で用事もあったし、途中色んなイベントに寄り道しながら西を目指した。
それで最初に駅家のHOLMに寄ってイベントの主催の方にご挨拶して、ちょっとうろうろしていたら、知り合いの女性二人に遭遇して思わず記念撮影とあいなった。
今日はワークショップもやっていたようで、皆子連れで参加して楽しそうだった。
とはいえ、今日も例によって先を急ぐ旅(?)なので、早々にそこをおいとまして、府中経由で尾道三原へと向かった。
たどり着いたのは三原のポポロで、そこで夏に行くコンサートのチケットをなんとかゲットし、その足でお茶でも飲もうということになり、久々に駅そばのマグダレーナへ。
そこは自家焙煎珈琲の美味しいお店で、広い窓からの初夏のような日差しを受けて待ったり過ごした。
それで、そこでぼんやり見ていたグルメマップに豆腐ドーナツの店が載っていたので、ちょっと食べてみたくなって探して行って見たら小さなお豆腐屋さんがやってる店のようで、中にはおばんざい風なバイキング料理まであった。
目当ての豆腐ドーナツはまん丸で思ったよりけっこう大きくて、がぶりと食べたらすごく美味しかった。
それで、土産にと思ったのに帰る道中でほとんど食べてしまった。
井原はほとんどああいう店がなくなってしまったが、昔ながらの店があって三原はいいなと思った。
今度はぜひご飯を食べに行きたい。
雪花菜(おから)
広島県三原市西町1丁目8-59
電話番号:080-5614-5099
2019年4月18日(木)晴れ 暑い
今日は朝はまだ涼しかったのだが、仕事を終えて車に乗ったら初夏の陽気で思わずジャケットを脱いだ。
こういうふうに一気に暑くなるのも困ったもんだ。
まあ、今日は夕方ちょっと早めに店の片付けが終わったので、それほど疲れはない。
今週は昨日取材もあったし、体力的にちょっときつい一週間だったが、なんとか今日も乗り切って仕事は明日を残すのみとなった。
とにかく、GWまでフルに動いていい休みを過ごしたい。
最近、私がよく思うのは、いくつになっても自分の性格というのは全然変わらないということだ。
人生60年も生きてくると、様々な経験をしてトラブルの対処の仕方や人付き合いもある程度身につけてきたような気がするが、根本的な性格というのはまったく変わらない気がする。
私は若い頃はけっこうぼ〜っとしている人間だったのだが(今もある意味そうだが)、それでも、なぜかどうでもいい細かいことには気づく人間で、そのため色んな気遣い、気配りをするのが常である。
だからだろうか、どうも人にもそれを期待してしまうところがあるのだ。
私がこうだから人もこうしてくれるに違いないと思い込んでしまうのである。
皆が皆おんなじように対応するわけもないのに、自分がそうだから、相手もそうするのが当たり前という妙な期待を持ってしまう。
しかし、他人は自分の時間軸で動いているので、私がやることをおなじようにやってくれるわけもない。
それで、結局、私は最終的にいつも思うように動いてくれない相手にたいしての不平不満を積み重ねて、その人に失望していくんである。
それなら最初からこちらも気を使っていろいろやらなければいいじゃないか、と思うのだが、それが調子いいからついついやってしまう。
じゃあ、相手に要望があったら言えばいいじゃないか、と思うのだが、特に女性に言いたいことを言ってうまくいったためしがない。
それで、いつも最終的には私が期待しすぎるから失望してしまうんだ、という苦い経験値ばかりが上がっていく。
それでも10年くらい前まではどうでもいい人に期待なんかしない、どうでもよくない人だから期待するんだ、とか自分を納得させるための言葉を呪文のように唱えていたが、それも最近は相手が誰であれ私の人への依存症的性格がそうさせるんじゃないかと思うことが多くなった。
実際、自分は自分とずっと思いながら生きてきたが、そういう幼稚な精神構造は昔からまったく変わっていないと思う。
だからといって別にこの年になって気落ちしているとか、後悔に苛まれるということはないが、人間の(私の)中の一番面倒でやっかいな性分というのは何歳になっても私を私たらしめるんだな、と思うばかりである。
ということで、明日もアリさんのように私はせこせこ気遣いしながら動き回るんである。
2019年4月16日(火)晴れ 暑い
夕方仕事を終えて車に乗ったらむっとするほどの熱気が充満していて、思わず窓を開けた。
朝はまだコートを着ていてもちょうどいいくらいだったのに、この気温の変化はどうしたことか。
これだから春は油断できない。
それでかどうか、今年は特に春先の不安定な天気とリンクしてテンション上がらず、カラオケの予定も立てなかった。
もうちょっとあったかくなったらまたはっちゃけたいと思う。
私はここ数年毎朝5時起きでご飯の支度をしながらTBSのあさチャン!を見るのを日課としているのだが、先週からマスターズに占領されて、しばらく見られず仕方ないからほかのチャンネルを見ていた。
それでも最終日はいち早くタイガーウッズが優勝したというのがわかったので、最後のあたりだけちょっと見てみたら、彼はずっとガムかなんか噛んでいて目の前に14年ぶりの優勝が迫っているというのにほんとに落ち着いていた。
私だったら、勝ちが近づいてきたら浮き足立ってトンでもないところに球を飛ばすに違いない。
さすがどん底の人生から這い上がってきた男だなと思った。
しかし、その後のインタビューを見たらちょっと彼の目がうつろな感じがして、精神的にもぎりぎりのところで頑張ってきたんだろうなあと思えた。
なにごともやめなければ、いつか日の目を見られる。
タイガーの不屈の精神は今の私にも大きなちからをくれた気がする。
ほんとにまだまだ根をあげるには早い。
負けないわよ、生きていればー「アンナチュラル」
2019年4月15日(月)晴れ
今日は昨日とはうって変わって朝から上々の天気で、相変わらず眠いのは眠いのだが、また元気よく外に遊びに出た。
それで行きつけのカフェを回って帰りに古着屋に寄っていろいろ見ていたら、デニムの薄手コートがあったので、これだ、と思っていつもよりちょっと高い買い物(私は普段1000円以上の服を買わない)だったがゲットした。
実際、コート1枚あったら下に何を着ていてもいいからほかになんもいらないくらいだ。
だいたい、ここ数年はおんなじ服ばかり着回ししてほとんど飽きてしまっているので、最近はもう思い切って断シャリして10枚くらいの服だけ持って暮らそうかと本気で思ったりしている。
さんざ安い古着ばかりを着てきたが、これからはちょっとだけ高い古着を何枚か持ってワンランク上のお洒落を楽しみたいと思う。
実のところ、そのほうが最終的には飽きないんじゃなかろうか。
そういうことで、これからは厳選した古着のみ手元に残して、あとは皆さまにお譲りできたらと思う。
さっそく、カフェのイベントに出すことにしよう。
2019年4月14日(日)雨
せっかくの日曜日が天気が悪すぎてどうにもならない。
まあおかげで朝えーとこのイベント終わってうちに帰ってからはまぐろ通信の原稿がほとんど書けた。
それにしても、こんなに日曜日にずっとうちにいたことがあったでしょうか。
なんだか一日が無駄に過ぎてしまったような気もしないではない。
様々なイベントもどうにも行く前から天気悪くてテンションが落ちてしまった。
それで、今日こんなに天気悪くて明日から一週間はずっと晴れとか?!
これまで晴れ女で通っていた私なのに今日はいったいどうしたことでしょう。
仕方ないからこれからDVDでも借りに行こう。
2019年4月13日(土)晴れのち曇り
夕べは遊ぶ予定がなかったのにお客さまに誘われてついつい夜ふらふらして帰ったのがまた深夜という有様。
なんて気の弱い私でしょう!
昔からそうだのだが、誘われると断れないNOといえない人間なのだった。
まあそれでも行ったら行ったで面白おかしくやってしまうのも哀しいサガである。
ということで、案の定今朝は眠くてたまらなかったのだが、9時くらいにはまた復活してドライブをかねて西へ向かった。
しかし、どこにも行き着かないうちにまたお腹が空いてしまい、途中駅家町R486沿いの菊新という和食のお店に初めて入った。
そこはいつもお客さんがいっぱいでなかなか入れなかった店だ。
今日は時間が早かったので、予約優先のお店のようだったが、なんとか入れてもらえてよかった。
しかし、そこでご飯を食べてから尾道方面に行ったのですでに昼を回ってしまい、この時期観光客が多すぎて全然駐車場が空いてない。
それでしかたなく駅周辺は諦めて、R184を北に向かっている途中ネットで見つけた自宅カフェ「きよみず」(尾道市美ノ郷町三成1741−1・日月休み)に行ったら広々とした空間でナイスだった。
その後、そのまま北に向かい、御調八幡宮の桜を見に行ったら、すでにピークは少し過ぎていたようだが、山全体が淡いピンク色で、花びらがはらはら散って、鳥が鳴いて、ほんとに気持ちよかった。
桜は最後の最後まで美しい花と今年も思った。
明日雨のようだから、今日行ってよかった。
2019年4月11日(木)晴れ
今日は昨日の雨も上がってまだ少し雲が多いものの、一日まずまずの天気に恵まれた。
木曜日は井原のえーとこかふぇでダンボール市をやっているので私としては特に木曜日は雨が降ったら困るのだった。
なにしろうちの店は駐車場から店までが数十メートルあるので、雨が降るとお客さまがダンボールを運ぶのが大変なのだ。
それで金曜日のカフェの屋台の日もそうだが、木曜日も毎週天気が気になる。
この6年、カフェをやっていて寒かったり暑かったりするより一番気になるのが雨だ。
幸運にも金曜日は6年間不思議と雨がほとんど降らずにきているが、木曜日は雨が結構降っている。
まあ天気だけはどうにもならないが、金曜日の雨の少なさにはいつも驚きありがたいと思う。
私は備後にいる時のほうが運がいいのかもしれない。
4月14日(日)井原のえーとこかふぇで新しい集いの場を開きます。
年齢や性別、仕事、趣味など、みんな違ってみんないい、の精神で、ワイワイ朝からお喋りしてみませんか。
日曜のカフェが皆さまの情報交換の場になれば嬉しいです。
この会のリーダーはいません。
それぞれが主役の朝カフェです。
朝8時からお昼までの好きな時間に来て好きな時間に退出OKです。
楽しい出会いの場になるよう私レイチェルが精一杯頑張ります。
いつもと違う日曜の朝を過ごしたい方、ぜひえーとこにお越しください。
参加費は1オーダー以上お願いします。
「えーとこかふぇ」
住所・岡山県井原市井原町409
お車は井原駅前通りのトマト銀行さん斜め向かいつどえ〜る北駐車場へ。
お問い合わせ・090-7376-2690レイチェル
2019年4月10日(水)雨のち曇り
今日は朝から雨で予定していた取材の撮影ができないということで仕事はなしになった。
それで珍しく一日うちにいてGAOでちょっと前のドラマ「家政婦のミタゾノ」を見ていたら面白いので、4話も見てしまった。
これは女装した癖の強い家政夫のミタゾノが様々な家庭に派遣されて達人的に家事をこなし、家族の問題に首を突っ込み、荒療治していくというドラマだ。
以前、TVでやっていた時にちょっと見たことがあったのだが、あらためて見ると痛快なストーリーばかりだった。
その中でも毎回家事のお手本のように披露されるミタゾノのプロの掃除術は素晴らしく、日頃ずぼらに家事をやっている私としては見習うべきところが多いにあった。
今日見た中でミタゾノが言ったひとこと「家を見ればその人がわかる」にはどきっとさせられた。
確かに玄関一つ見ても美しく整頓してあるお宅に行くと、その人の人生を垣間見たような気持ちになる。
まさに家は人なり。
今日はちょっと反省してドラマを見た後、普段やらない場所を掃除した。
こんなふうにすぐ影響受けるのが私の単純なところだ。
調べたらこの「家政夫のミタゾノ」は今月から第3シリーズを放送するらしい。
金曜の深夜らしいから夜遊びせずに帰ったら見られるということだ。
2019年4月9日(火)晴れ
今日は仕事が終わったらどうにも我慢できずに美容院へ向かった。
私は昔から美容院というところが嫌いだが、年を取ってからますます行くのが億劫で、ちょっと前まで何年かに一度しか行かないくらいだった。
しかし、最近、前髪が伸びてくると横に流すのにおでこの皺がやたらと気になるようになり、前髪はぶりっ子でおろすべし、という心の声に従ってバシッと短く切っている。
それで、今日もまた半分ちびまる子ちゃんみたいなおかっぱ頭になってうちに戻ってきた。
まあ、中年以降は髪の毛は清潔感が第一と思っているので、短いに越したことはない。
これでまた美容院に一年以上行かなくてもよさそうだ。
2019年4月8日(月)晴れ
今日も春らしい一日で、つい朝からドライブがてら芦田のDonbeegoへ。
最近は月曜日の定番のようになってしまって、今日も行ってみたらFB友だちやらうちの店と共通のお客さまで一杯だった。
Donbeegoに行くようになってもう2年くらい経つだろうか、素敵なレトロ空間と店長のKさんの上品で気さくな人柄に惹かれて飽きることなく通っている。
途中色んな店があるのになぜにそこの店かと言うと、やっぱり話したいことがある人がいるということに尽きる。
どんなにお洒落で素敵な店でも最終的にはカフェというのは人間がやるものだから、そこに魅力がないと私のように珈琲というより人を求めてカフェに通っている人間は行く気が起こらない。
その点、Donbeegoの店長さんは美的センスもいいし、かと思えば、少女のように無垢な方で話していて楽しい。
それより、もっといいのは聞き上手ということだ。
私も店をやっているからわかるが、人の話を聞くというのはほんとに難しい。
最近はあまり人のことに関心のない店主が多くて、一応相槌は打っているが、こっちが喋れば喋るほど言葉がスポンジのように吸い取られて終わりのことが多い。
やっぱり聞き上手の人と言うのはただふんふんと聞くんじゃなくて自分の情報や意見もそこに挟むと共感し合えると思う。
そこへいくと、Kさんのリアクションは素直で絶妙だ。
本来私が持っている毒を吐いても面白おかしく受け取ってくださるので、こっちが自己嫌悪に陥らなくて済む。
毒を本気で受け取る店主やそれを悪と見る店主には話しにくい。
そんなこんなで数あるカフェのうちで今はDonbeegoがお気に入りだ。
今日行ったらうさぎさんが天井からぶら下がっていて、いっそう不思議空間になっていた。
「Donbeego」
福山市芦田町下有地1741−1
月・火・土営業
問い合わせ:090−1334−0870
2019年4月7日(日)晴れ 桜日和
今日も絶好の花見日和だったが、昼からえーとこかふぇで講座があったので、朝のうちだけ駅前をぶらぶらして産業まつりの宣伝マンをやった。
そしたら、この前、毒のある言葉を吐かれた知り合いの女性にまた話かけられたので、能面のような顔でいい加減な返事をして別れた。
昔はそういう人に会うと気にして萎縮していたものだが、最近の私は適当にあしらうということをやれるようになった。
ほんとに、年を重ねるごとにどうでもいい人はほんとにどうでもよくなってきた。
今まではうちが商売をしているからこの町で余計なトラブルを避けてきたが(亡くなった父親なんかもケンカするのも我慢してきたみたいだ)、私とかは最近はほんとにNGの人には愛想をするつもりが全然なくなった。
だいたい私は忙しいので、そういう毒ばかり吐いている人に構っていられない。
たぶん、田舎の心無い人たちの言葉に落ち込んだりしていた時は私は暇だったんだろうと思う。
そういうわけで私は今日も自分の仕事だけに集中して一日終わった。
実際、これから先は日曜日も遊んでばかりいられない。
2019年4月6日(土)晴れ 春爛漫
今日出かけなくていつ出かけるの、の最高の行楽日和。
地元のイベントにも参加せず、朝からどんどん車で西へ向かい、あっという間にしまなみ海道の大島へ。
それで、目的地のカフェに向かっていたのはいいが、途中桜がこそかしこで満開で、その香りに誘われるように亀老山(きろうさん)に上れば、展望台からは来島海峡大橋が遠く霞んで見えた。
あたりの満開の桜を見ながら深呼吸をすれば生き返るような気分だった。
大島にもこんなに風光明媚なところがあるなんて初めて知った。
その後、やっと正規のルートに乗ってみつばちというカフェに行ったらまさかのランチ売り切れで仕方なくまた山を下りて、石のカフェでカレーを食べて再びみつばちへ向かう。
そこは民宿をリニューアルして今月オープンした大人気カフェだ。
以前のみつばちはかもめ食堂に出てくるような北欧っぽいイメージのカフェだったが、今回は総社の「珈琲と人」(そこも元民宿)の海版みたいな感じだった。
もうランチの時間が済んでいたので、スタッフの皆さんこれからまかないを食べます、みたいなところに行ったので、なんか申し訳ない感じだったが、テラスにどうぞと言われて海を見ながらお茶を飲めたので、それはそれでラッキーだった。
暖かい日差しのもとで波音を聞きながら飲むコーヒーは格別だった。
こんなところに住んだら人生変わるだろうなあと思いながら海のカフェを後にした。
「結乃屋mitsubachi」
愛媛県今治市吉海町南浦825
2019年4月5日(金)曇りのち晴れ
今日はカフェで平成さよならパーティーをやることになっていたので、私は夕べからご飯の量やら予約の人数やらがどうなるか、気が気じゃなくて、うまいこと一日終えられたら、とそればかりを考えていた。
福山の金曜日のカフェは毎週イベントをやっている店なので、毎回いろんな企画をやっているのだが、初めてのイベントも多いので、ヒットするかどうかはふたを開けてみないといまだにわからない。
下手をすると企画倒れと言うことが起こりうる。
そういう意味では毎回チャレンジの気分だ。
実際、今日ももし足りなかったらいけないと思って、余るの覚悟でご飯を余分に炊いていて何とか間に合った。
ほんとにイベントはやりがいもあるが、わざわざ面倒な企画をしてたいへんな思いをすることもある。
でも、新しいことを臆せずどんどんやっていくことが大事と思う。
だいたい私自身がおんなじことばかりやってると飽きてしまう。
これからも皆がどきどきわくわくするようなイベントを企画していこうと思う。
2019年4月3日(水)晴れ 少し寒さ緩む
今日は昨日の寒さが少し緩んでちょっとは外を歩ける感じだったが、土手はやっぱり寒そうなんで 朝はえーとこに行ってもろもろの用事を済ませて、その後、カフェ行って一日終わった。
それにしても、この年になっても毎日ほんとに色んなことが起こる。
それはそれで退屈しない人生とも思うが、毎日のリセットが忙しい。
でも、今月末には娘夫婦や孫っちも帰ってくるし、それまでとにかく頑張ろうと思う。
噂によると今度の日曜日のベッキオバンビーノに去年に続いてまた唐沢さん来るとか。
ほんとだったらすごいなあ。
2019年4月2日(火)晴れ 寒い
今朝は目が覚めたら寒くて思わず身震いした。
何でこんなに寒いんだと思ったら、全国的に寒の戻りのようで、岡山の県北は氷点下の寒さだった。
とはいえ、こんな急激な気温の変化にはついていけるわけもなく、今朝はいつまでもずるずると支度をせずにTVをぼっと見ていた。
すると、今日も相変わらずTVは新しい元号のニュースばかりで、見ていると会社名を令和としたとこもあるし、令和という商品も続々と発売している。
皆ここぞとばかり改元に便乗して自分の会社を売り出そうと必死だ。
今日はカフェのお客さんに何か令和関連のメニュー考えたら?と言われたりして、私も考えないといけないかな、と思ったほどだ。
まあ、令和元年は今年だし、なんか面白いことやれたらいいなとは思っている。
それはいいけど、今週末桜はうまいこと咲くのかなあ。
2019年4月1日(月)晴れ 寒い
今日は新しい元号が決まるということもあってか、西へ向かう国道は車がいつもよりだいぶ少なくてすいすいドライブできた。
皆さまはきっとTVの前でその時を待ち構えているんだろうなあと思いながらも、11時半までうちでのんびりできない落ち着きのない私は今日もひとりで備後の町を徘徊していた。
なんせ今はスマホという便利な道具があるのだ。
それで、ネットで生中継されている総理官邸の様子をちらちらと見ていたが、11時半頃、すでに千田町に差し掛かるもなかなか官房長官が現れない。
これじゃあ、途中で急に始まったら見られないと思って、コンビニに車を止めてスマホの画面に見入っていたら、しばらくしてやっと発表が始まった。
そこで、おもむろに出された漢字二文字は「令和」。
その思ってもみなかった「令」の字になんだか体の力が抜けた。
なんとなく落ち着きすぎててあんまり元気が出ない漢字に思えたからだ。
今日会った何人かのお友だちも皆さん違和感があったそうだ。
こりゃ、当分慣れるまでは時間がかかりそうだ。
2019年3月30日(土)曇りのち雨
今日朝早くに取材だというのをすっかり忘れていて、金曜夜にカラオケの予定を入れた私はやっぱりおバカです。
今日は朝のうちこそ取材で気が張っていて眠気はなかったのだが、なんせウオークイベントで1キロ以上歩いたもんで、その後、福山でご飯やパンケーキ食べたら、うちに帰る途中は知らぬ間に意識不明になってしまった。
それも記者は別に歩かなくてもよかったみたいなのに、普段の癖でひとり歩いて現場に行ったら、スタッフの皆さんに驚かれてしまった。
まあ、土日はたいてい何キロも歩いて遊んでいるから少々歩くのはなんともない。
それより、今日は福山までわざわざ食べに行ったパンケーキが一番の収穫だった。
しかし、最初2時近くに行ったら40分待ちと言われて、諦めかけたのだが、もう一回今度は3時ごろ行ってやっと食べられたので嬉しさもひとしおだった。
広島県でも初の出店というそのハワイアンパンケーキカフェはあの丸亀製麺の姉妹チェーンということで、値段もけっこう強気だが、南国風のインテリアといい、スイーツのコスパといい満足のいくものだった。
それにしても面白いのは、ここのスタッフの皆さんは客の私にいろいろ話しかけてくるということ。
パンケーキを食べてると「美味しいですか」とか突然女性スタッフに聞かれて大口開けたまま「おいひいです」と答える始末。
食べ終わった皿を片付けに来た店長らしき男性も話しかけてきて「目の前に見えるのは手城で、海はないけどゆっくりしてください」とのこと。
帰りにはレジの女の子が記念写真撮りましょうかと言われた。
お客さんに話しかけるのがこの店のコンセプトなんかもしれぬ。
平成も終わりに近づき、カフェもどんどん新しい時代を迎えている。
「コナズ珈琲 福山店」
福山市手城町3丁目13
2019年3月28日(木)晴れ あったかい
今日は朝はまだひんやりしていたので、カフェのストーブをつけていたら、昼くらいからどんどんあったかくなって、私がバタバタ動き回っている間にお客さまがストーブのスイッチを切ってくださっていた。
いよいよ春らしくなって井原の桜も咲きそうだ。
今日も普段来られないような若い女性のお客さまが団体で来てくださった。
それはいいのだが、カレーをたくさん作ってなかったんですぐ売り切れになってしまって慌てた。
ほんとに商売というのは水ものというが、2年やってきてもまだ全然予測がつかない。
できた商売人なら余るくらい作るんだろうが、私は余ったランチをうちに持って帰って食べるのがやるせないので、いつもたくさんは作らない。
でも、これからあったかくなったら団体さんが来られるかもだから、ちゃんと余るくらい作らないとな、と今日思った。
しかし、相変わらずのいっぱいいっぱいの毎日。
やっと明日は金曜日ということで、しばらく行ってなかったカラオケに行こうと思う。
この一年ほど私はカラオケに通っているのだが、いつもSNSで行く日を皆様にお知らせするんで、カラオケ仲間はどんどん増え、いまや毎月の恒例行事みたいになっている。
最初のうちこそ、ひとりで気ままに歌っていたのが、もうヒトカラには戻れないからだになってしまった。
なんせ、一人で行くともう抜け駆け状態なのだ。
ほんとにいまや皆さまに毎月期待されるイベントになってしまった。
そういうことで、明日も神辺の銀河ラヂオに夜集合となった。
練習する暇のない私はまたおんなじ歌ばかり歌って踊るんだろう。
2019年3月27日(水)晴れ 春だ春だ
毎年そうなのかもしれないが、今年は春先の寒さが思いのほか身に沁みて、永遠にこの寒さが続くような鬱々とした気分になっていたが、今日あたりからやっと春らしくなってほっとした。
車に乗っていても燦々と日が差し込んで窓を開けたくなるくらい暖かい。
こんな日にじっとしていられるわけもなく、朝からずっと福山の町をうろうろして、新しい店を見つけたり、ギャラリーに行ったりして、ひとりで充実した一日を過ごした。
特に今日久しぶりに出かけたギャラリーはカフェでお茶を飲みながらフェイスブック情報で知ったもので、やっぱりSNSをやっていてよかった、と思った。
備後の名だたる方々の展示会とあって、どれも見ごたえがあってある種の衝撃を感じる作品ばかりだった。
その中でもくらあけみさんの額に入ったパッチワーク作品は私の中のパッチワークというものの概念を覆した。
極めて日本的な狐作品はアメリカでも披露されたんだそうだ。
レトロボタンもそのままでアートになること知った。
やっぱり一流の絵画は芸術に(も)疎い私のような人間にも衝撃与える。
そう思いながら広田和典さんの「塔」見つめる。
縦に切り取った醍醐桜(甲斐敏道さん撮影)も初めて見た。
画家さんがおられなかったので誰に聞いてもわからなかった要がい桜の意味調べたら、庄原の桜とわかった。
要害桜の害の字は意識的に平仮名にされたんだろうか。
「花見四人展」
〜31日まで。
場所:ギャラリーアイリー(福山市御門町経済リポートビル)
2019年3月26日(火)晴れ やっと春らしくなった。
夕方、晩御飯用の買い物をして自分が食べるぶんだけの支度をして、好きなドラマのDVDを見ながら家族の誰よりも早く夕ご飯を食べる。
この瞬間が一番ほっとする。
私はお腹が空いたらすぐ食べないと調子が悪くなるので、店をやる前まではどんな時でも食べることが優先、だった。
けれども、商売を始めてからそれはままならず、お腹が空いた時に食べられたらラッキーという感じになった。
特に金曜日のカフェはカウンターでお客さんが座っているとずっとご飯は食べられなかった。
しかし、最近はそれでは体が持たないと思い、お客さんがおられてもぼそぼそ食べるようにしている。
えーとこかふぇは店と台所が離れているのでお客さんたち同士が話をしている時は台所でご飯を食べられるがそれも忙しいときはままならない。
ほんとに店を始めてから食べること、がいっそう私の大きな課題となった。
だから最近は店が始まる前にいくらか食べるようにして、昼にあまり食べられなくても大丈夫なようにした。
とにかく何でもいいから食べてないと仕事ができない。
私は痩せているから一日のうちの一食の占めるウエイトが大きいのだ。
今日は夕方ひとり誰よりも早く好きなものをバカバカ食べて、やっと一日が終わって落ち着く感じだ。
食う寝る食べるーなんていうコピーが昔あったような気がするが、事実人間はその3つがうまく回っていればなんとかなるもんだ。
さて、もうちょっとぼ〜っとしてから亭主のご飯作るとしよう。
2019年3月25日(月)曇り まだ寒い
今日もまだ寒くてスカートを履いてもタイツが欠かせなかったが、友だちと一緒だったのでなんだかんだ一日備後をうろうろして遊んだ。
お昼は芦田町の石楠花の郷に寄ってのんびり広い庭を見ながら定食を食べた。
「石楠花(しゃくなげ)の郷」
福山市芦田町大字上有地2997番地4
水曜休み
そこは蕎麦屋さんなんでほんとだったらざるそばを食べたいところだったが、なんせ寒いからあったかいそばにした。
久々に会った友達には言いたい放題喋って気分がすっきりした。
何でも言える人がいるというのはありがたいと思う。
今日もついつい最後の店で喋りすぎてまた帰りが遅くなってしまった。
2019年3月24日(日)晴れ まだ寒い
春は名のみ〜の風の寒さや〜♪
今日最後に行った神石高原マルシェは山から冷たい風が吹き渡って寒いのなんの。
珈琲や団子を買って早々に車に乗り込んだ。
それでも、今日は駅家のイベント先から府中経由で神石だったので、イベントに間に合ってラッキーだった。
R182の帰り道で「土曜日だけのカフェ」と書かれた看板が見えて、金曜日のカフェみたいな店だな、今度ぜひ来なくっちゃと思いながら坂を下った。
今日は久しぶりに広島県の北部を車で動いたが、あちこちの山道で夏の水害の爪あとが残っていて、ひやひやしながら通り過ぎてやっとのことで神石に着いた。
水害からすでに半年以上が経っているのに、まだまだ復旧への道のりは遠いというのを目の当たりにして、あらためて被害の大きさを実感した。
それも、めったに通らない山道を通ったから初めてわかったことだ。
県道以外の小さな山道でも地元の人たちにとっては大事な生活道路となっていたに違いない。
ほんとに去年の水害は過疎化が進む県北の田舎町にとって大きなダメージになったと思える。
一日でも早く復旧されることを願って山を下りた。
2019年3月23日(土)曇りのち雨 とにかく寒い
久しぶりにR313を北へ向かえば芳井を過ぎたあたりから雲行きはどんどん怪しくなり、川上町に着いたころにはぽつりぽつりと雨が降り出した。
なんてこったいと言いながら、国道から漫画館のほうへ曲がり、ナビを頼りに誰も歩く人のいない通りを進むと、ネットで見覚えのある看板が見えたので駐車場を聞いて店に入った。
そこは今週オープンしたばかりのお茶の専門店で高梁市の地域おこし協力隊の方が運営されているらしい。
私は普段はお茶も紅茶もほとんど飲まないが、そこは珈琲はないので、紅茶と和菓子のセットをいただいたら、その高梁紅茶はよそで飲んだのよりずっと美味しかった。
店長さんにお聞きしたら、高梁紅茶は高温のお湯を注いで少し時間を置いて飲むと美味しいんだそうだ。
その元魚屋屋さんという広い店舗はこれから映画会などをやって地域の交流の場にされるという。
井原もそうだが、地域おこし協力隊の方がいろんな町で新しい風を起こしてくださっているのは素晴らしいことと思う。
「茶や まのび堂」
岡山県高梁市川上町地頭1814
月曜火曜休み。
車は川上地域局へ。
問い合わせ:080-3896-6515(まのび堂)
2019年3月21日(木・祝)曇りのち晴れ
今日は朝天気が悪くてカフェのダンボール市はお客さん来てもらえないかな、と思っていたら、木曜日の常連組がいつものように笑顔で登場してくださって嬉しかった。
少しずつだが、イベントも定着してきたように思う。
今日、オーナーが店に来られて、祝日だから休みかと思ったといわれていたが、私は基本店は祝日と重なってもまず休まないです、と言っておいた。
祝日こそ、平日仕事で来られない方に来ていただけるチャンスと思う。
事実今日も仕事がお休みの方が何人か来てくださった。
私は趣味で仕事をやってるふうに言われることが多いが、一度も趣味で仕事をやってると思ったことはないので、普段はよほどのことがない限り仕事は休まない。
特に店は開けてなんぼと思っているので、体調に関わらず、台風や地震の時以外は開けると思う。
最近よく思うのだが、今の仕事の行く末を案じるより、今日もまた仕事ができることを感謝すべきと思う。
それに、最近ますます思うのは雨の日も風の日も私の店にやって来てくださる人たちのことだけ考えて、大事にしたいということだ。
私はファミリー新聞を辞めて6年になるが、その間、何度も停滞しながらも、半歩ずつでも前に進んで行けたのはそういうお客さんたちのおかげと思う。
星の数ほどあるカフェからうちの店を選んでわざわざ足を運んでくださるというのは決して簡単じゃない。
明日もそういう人たちに応えるために這ってでも私はカフェに向かう。
2019年3月20日(水)晴れ
今日は昼から取材だったので、朝のうち珈琲でも飲みに行こうと思って井原以外で比較的近い青葉台のカフェ「Dream55」(福山市東陽台1丁目18-27)に出かけた。
そこはこの前初めて見つけてすぐ入ったカフェだが、去年の秋まで夜のみの営業だったそうで、何度も前は通っていたのにまったく気がつかなかった。
脱サラされたガタイのいいマスターがされている店で、この前はモーニングをいただいたのだが、今日は昼前だったので珈琲だけ飲んで帰った。
それでその足でえーとこかふぇに行ってオーナーのIさんとお喋りして、その後、大江公民館に仕事に出かけた。
帰ってから原稿を何とか書き終えたら眠くて眠くて(なんせ毎日5時起きの私)、まぶたが開かない感じだったが、亭主があっという間に帰ってきてしまったので、結局今日も昼寝できずに日が暮れた。
夕方、TVを見ていたら、DA PUMPが真備の被災地の卒業式に来ていたのでなんだかうるうるした。
そういえば、今日、何年ぶりかで真備の知り合いから電話があって、うちが水害でなくなってしまって今は娘さんのところに住んでおられるんだと言われていた。
私が井原でカフェをやっているというと、こんど里帰りした時に行きますと言ってくださった。
最近、こんなふうに昔の知り合いとまた繋がるということがよくある。
過去のことをどんどん忘れていく私だが、過去は決して私を忘れていなくて、ふとした拍子にドアを叩いて記憶の部屋に侵入してくる。
それはそれで何か意味があることなのかもしれないし、なんも意味は持たないことなのかもしれない。
出会いも別れも、再会も流れのままに受け入れるだけである。
2019年3月19日(火)雨のち晴れ
夕べから天気が崩れてしまい、朝も予想外の雨に見舞われ、えーとこかふぇでのスイーツ会はどうなることかと思ったらなんとか昼から晴れたからよかった。
今日は遠くからもたくさんのお客さまに来ていただいて、一日賑やかなカフェになった。
面白いことに井原でカフェを開いてから地元より福山や笠岡方面のお客さんのほうが圧倒的に多い。
これも私の地元での交友関係の少なさを反映しているなあと思う。
事実、私は昔から井原で友だちと呼べる人はほとんどいない。
今は唯一同級生のAさんだけは大事な友達と思っているが、最近彼女に会うことはめったにない。
つまりほぼ地元で友だちはゼロに近いということだ。
30代半ばまではそれが寂しいこともあったが、ブログを書き始めて(正確にはHPだが)、カフェ巡りをするようになってからは日を追うごとにあちこちで知り合いが増え、面白いばっかりになった。
次第に私の中で別に友だちは地元じゃなくてもいいんだという思いが強くなったからだ。
大体この町の人に会うと私はまずお母さん元気?と聞かれ、亡くなった父にお世話になった、と言われ、店はどうとか、親戚がどうとか、私のことより、私の血縁とか家業とかばかりに興味をもたれて、私という人間に興味をもってくれる人はほとんどいなかった。
田舎は名前を言えばどこのだれべえというのがすぐわかるから初対面であっても初対面でないのだった。
福山の万能倉商店街でカフェをやっていて私の名前を聞く人はほとんどいないが、それは私がただのカフェのママさんで、私の素性などどうでもいいからだ。
福山のどこに住んでるの?と聞かれたこともほとんどない。
こちらから私は井原から来てます、というくらいだ。
福山はその点気楽だ。
その気楽な町で私は友だちや知り合いを作ってきた。
そして、その友だちや知り合いが私のカフェをこれまで支えてくれた。
もちろん、私も地元のお客さんがもっと来てくださればいいな、と思わないでもないが、道はどこまでも続いているんだからお客さんはどこからでも呼べるとどこかで思っている。
そのためには私が面白い店を継続してやっていくことが大事と思う。
そして、私が思う面白いことを一緒に面白がってくださるお客さまを増やしたい。
かえって井原発信で井原以外から人をどんどん呼べるカフェにしたい。
これからはもう井原からわざわざカフェを求めて町に出かけるんじゃなくて、井原に来てもらえる店を目指したい。
まだまだ道半ばだが、地元に友だちのいない女でもやれることがあるんじゃないかとひとり勝手に思っている。
レイチェルカフェの明日はどっちだ!
2019年3月18日(月)晴れ
今日は昨日より少し暖かかったが、まだ気温の変化にからだがついていかないので、朝は万能倉のbrunに寄ってから春日のボギイでやっている月曜フリマにお邪魔してすぐうちに帰った。
それにしても、ボギイのフリマは古着が10円からと激安だし、ピアスなんかも100円から売っている。
実際古着屋で買うよりずっと安いから今日も10円の古着3枚とピアス3個を買って帰った。
私はピアスを洋服によって替えるからピアスは何ぼでも欲しいのでありがたい。
それにピアスはよくなくすから安いので十分なのだ。
ほんとに30年以上チープな古着生活やってて楽しめるんだから安い女である。
実のところ、ちょっとお金があるときでも高いものを買えないからだになってしまった。
2019年3月17日(日)曇りのち晴れ
この時期の低気圧のせいで今日も天気が不安定でお昼ご飯を食べに出たものの、どこに行くのも寒くてやれんということで、食事だけして早々にうちに帰ってたら、途中面白い店を見つけた。
私はその店の隣にある「ほおずき亭」に何度もお好み焼きを食べに行っているのに、その店に全然気がつかなかった。
そこは店先もだが、入ってみると古道具やレトロ雑貨が所狭しと並んでいて、それも珍しいものばかり。
店主の女性とお話しているうちにその方は私の行きつけのカフェでお会いした方だとわかりますますびっくり。
そういえば、古いものがお好きでご夫婦で集めておられると言われていたが、まさか店を出すくらいたくさん持っておられるとは!
古いもの好きなbrunのオーナーが大喜びでやってきそうなお宝満載の店だ。
懐かしいインテリアや古い楽器や食器にもわくわくした。
福山もまだまだ奥が深い。
古道具・雑貨「レトロノーム216」
福山市青葉台1丁目2-16
水木第一日曜休み
2019年3月16日(土)曇り
春先の天候不順のせいで、楽しい週末のせいが、まだ全然調子が出なくて、今日も倉敷まで行ったものの、早々にうちに帰った。
今日倉敷まで行ったのはフェイスブックのお友達二人から個展などの案内が来たからで、私としてはこうい場合呼ばれるうちが花と思ってできるだけお邪魔することにしている。
とはいえ、せっかく倉敷まで行くので新しいカフェでもできてないかなと検索したら、玉島にお洒落なカフェができていたので、途中で寄ってみた。
しかし、今日もナビどおりに行ったら大回りだった。
実際、ナビの言うことを聞かないで広い道から行ったほうがずっと楽で早いということはよくある。
それでたどり着いたのが住宅地に現れた新築とおぼしきカフェで見るからにお洒落な雰囲気が漂う。
店に入るとすっきりとした店内に大きな焙煎機があって、ノラジョーンズとかかかってていかにもセンスがよさそうだ。
ランチもあるみたいだったが、まだお腹はがそれほど空いてなかったので、ティラミスと珈琲を頼んでまったり過ごした。
(私の見たところだけど)夫婦でこういう郊外型のカフェをやるのも素敵だなあと思った。
「アコルドコーヒー」
倉敷市玉島八島2055-1
電話:086-451-4569
2019年3月14日(木)晴れ
今日はいい天気になっておかげさまでカフェのダンボール市も大勢のお客さまに来ていただいて、少しずつこのイベントも形になってきたかなと思う。
なんでもそうだが、最初の思いつきをずっと継続していかないと結果が見えてこないことがある。
だいたい、井原のカフェは駐車場から店まで少し歩かないといけないので、ダンボール市の日は天気が悪かったりすると勢い出店者が少なくなる。
一年近くやって暑いとき、寒いときを越えて、コンスタントに来てくださる出店者の皆さんをとにかく大事にして、交流の場作りに励んできたのがこの春ようやくいい感じになってきた気がする。
ほんとに金曜日のカフェもそうだが、イベントカフェへの道は遠い。
私のような気の短い人間がよくやってるもんだと思う。
でも、今はただ何も考えずこの町でやれるところまでやろうと思う。
2019年3月12日(火)曇り
今日は天気がいいかと思っていたら、朝から雲が多くておまけに肌寒くてカフェの厨房にいる時は上にカーディガンを羽織った。
まさに春は名のみの風の寒さや〜♪である。
いったいいつになったらほんまもんの春が来るんだろう。
そんなわけで、今日はもう店を閉めたら買い物もしないでうちに帰ってコタツに丸まってDVDを見ている。
今回はDVDを5本も借りてきているのだが、そのうちの「亜人」はこの前見たのを忘れてまた借りてしまうというボケボケをやらかしている。
それでも亭主はまた自分も見たのにまたその同じ映画を目をきらきらさせて見ているんだからいつもながら呆れる、というか感心する。
亭主の場合いい映画やドラマは何度見てもいいんだそうで、一度見た映画でもドラマでも何度でもおんなじところ泣いたりしているから私はいつもおもろいやつだなと思う。
私はどちらかというと、見た映画とかもう一回見るのはよっぽどのことで、TVでやってる映画も吹き替えだとまず見ないし、一度見た映画だとなおさら見ない。
なぜかというと2回目以降はどうしたって最初に見た時の感動とまったく同じじゃなくなるからだ。
私は自分の感動が薄れるのが嫌で2回以上見ないのだ。
それにサスペンス映画ともなればネタがわかっているので面白さは激減する。
見ていると亭主はどの映画もドラマもいわゆる“流して”いるんで、ほとんどちゃんとストーリーを覚えていたことがない。
ドラマとか見ててもちょっと私が聞き逃したセリフを尋ねても覚えていたためしがない。
実のところ、亭主の場合、見ているようで見てないんである。
だから2回目も新鮮な気持ちで味わえるんじゃないかと思う。
それはそれでずっと飽きずにおんなじ映画を見られてるからあり、なんだと思う。
たぶん、彼の場合、今回も「亜人」のストーリーを聞いたってきっとちゃんと話せないことだろう。
「亜人(AJIN)」
2019年3月11日(月)曇りのち晴れ
昨日は一日雨ばかりだったが、今日はなんとか晴れて結構あったかい一日になった。
私は月曜日の定番ということで、今日もどんびぃーご(福山市芦田町下有地1741-1 電話:090-1334-0870 月火土オープン)に行って常連の皆さまと喋っていたら知らぬ間に夕暮れが近づいて、これまた定番のごとくに慌ててうちに戻って夕食の支度をすることになる。
そんな時ふとTVを見たら、この前、高梁でお会いした石村嘉成さんがニュースに登場していたので、思わず見入った。
石村さんは愛媛県新居浜市在住の版画家でその大胆な色使いとおおらかで自由な作品はまさに天才、偶然TVニュースで見て興奮してすぐ高梁に出かけた。
広い会場で彼は黙々と板を削っておられたが、そのまっすぐな瞳と真摯な姿にますます感動してめったにやらない記念写真まで撮らせていただいた。
その石村さんは去年の夏の豪雨で大きな被害を受けた高梁市のために「がんばろう高梁」と描かれた版画を製作されていて、今日見たらそれを皆で一緒に刷る作業をやっておられた。
そして、出来上がった作品に大興奮で飛び上がって喜んでおられた。
それを見ながら、やっぱり石村さんは生まれたばかりの子どものように無垢な人だなと今日も思った。
石村さんの個展は今月18日まで高梁でやっているのでぜひ多くの方に見ていただきたい。
彼の動物たちに対する繊細で温かいまなざしがひしひしと伝わってくる素晴らしい作品展だ。
石村嘉成展
場所:高梁市歴史美術館
岡山県高梁市原田北町1203-1
3月18日まで
火曜日休み
2019年3月10日(日)雨ばかり
今日みたいに天気が悪い日に普通なら出かけるわけがないのだが、今日は尾道で新しい駅舎の完成イベントがあったので、朝から山越えして西へ向かった。
それでかなりの人出を予想して、車じゃあ駐車場を探すのが難しいだろうということになり、わざわざ東尾道駅に車を止めて電車で尾道に行ったら道路も空いてて電車も全然混んでなかった。なんのこっちゃ。
それでも新しい駅はやっぱり嬉しいもんで、電車から降りてバシャバシャ写真を撮っていたら、駅員さんが案内のためにか立っておられたので、ホームはどこが変わったんですか?と聞いたら、あ〜こちら側はほとんど変わってません。壁のタイルくらいです、と言われちょっとがっくり。
それじゃあ、別に電車で行かなくてもぜんぜんOKだったんである。
とはいえ、ここでも気を取り直して駅の中を探索すれば、2階まで人がいっぱいで皆さま興味津々で中を覗いたり買い物をしたりしている。
ほんとに尾道はこれからますます活気が出てくるだろうなあと羨ましくなる。
それでも思ったよりは食事できる店が少なかったんで、ひと通り見たらお腹が空いたこともあって、海のそばでやっているイベントに行って屋台でいろいろ買って食べた。
その後また駅に戻ったら式典の真っ最中でもう人が多すぎてなんも見えない。
おまけに雨は全然止む気配もないし、今日は歩く気分でもないんで、早々にまた電車に乗って帰った。
新モノ食いだから初日にいけたのは満足だけど、今度は天気のいい日にもっとゆっくりしたいと思う。
2019年3月9日(土)晴れ
今日は朝からいい天気だし、亭主は土曜日なのに仕事だし、というわけでほんとに久しぶりにひとりの土曜日を過ごした。
とはいえ、私は基本運転画あまり好きではないので、近場をうろうろするだけだが、それでも夕方までかなり自由な気分である。
ほんまによく40年近く週末は家庭サービス(!)に徹してきたもんだとわれながら思う。
それで今日は土曜日はめったに行くことのない新市のぽすとに行ってママさんとお喋りして、2階のギャラリーでやっているお友達のパステル画展を見てたらそのうちお腹が空いたので、ぽすとを出てからR486のUtaneカフェに寄ろうかなと一瞬思ったりしたのだが、一度も行ったことのない「おいしん坊」というレストランでランチを食べた。
そこはオープンしたのはもう何年も前だと思うのだが、前を通るたびに気になっていたのにお腹が空いている時がなかなかなくてなかなか入るチャンスがなかった店だ。
それで今日初めて入ったら、お酒がたくさんある洋風居酒屋な感じの店でTVがついていて夜はカープファンで盛り上がりそうな店だった。
まあ、最近の私はひとりでますますどんな店でも行けるんで、今日もカウンターでランチを食べながらマスターとよく知りもしないカープの話とかして、万能倉のカフェの宣伝までして帰った。
ランチはアフタードリンクまでついて800円だった。安いと思う。
またお腹が空いたらお邪魔するとしよう。
おいしん坊
福山市新市町戸手630-2
木曜日休み。
2019年3月8日(金)晴れ 暖かい
今日は晴れて暖かい一日だったので、万能倉商店街のカフェは入り口のドアを開けっ放しで営業した。
お客さまたちの表情も皆晴れやかで終日皆さま盛り上がり、笑顔いっぱいのカフェになった。
やはり春という季節は誰をも明るい気分にさせる。
毎年毎年暗く冷たい冬を越えてやってくるこの季節を今年も私は謳歌したい。
これからやっと私の季節がやって来る。
今日はカフェの営業が済んでうちに帰るまでにお腹が空いてしまったので、神辺の大正亭で晩御飯を食べた。
ここは神辺の穴場なとんかつ屋さんで、ボリューミーで安いからたまにお邪魔している。
今日は金曜日とあってカップルや家族連れで賑わっている中、とにかくお腹が空いて我慢できない私はカウンターで黙々ととんかつをむさぼった。
こんなにフライもんがてんこ盛りで950円は安い。
「かつれつ大正亭」
福山市神辺町湯野304-1
2019年3月7日(木)晴れ 寒い
今日はやっと晴れたものの、寒くてたまらないので、夕方、仕事終わってうちに帰ったらすぐ風呂に入った。
私は一日の中でどの瞬間が一番好きかといえば、お風呂に入ってる時かもしれない。
それも、年を重ねるごとに冬でも夏でもお風呂が大好きになり、一日面倒なことがあってもそれこそひとっ風呂浴びればなんもかんも霧散するんである。
男性ならお酒でも飲んで日頃の憂さを忘れるところだろうが、私はお風呂でそれができるんだから、まことに安上がりと思う。
特にここ数年はカフェの間借り生活が続いており、毎週3回けっこうな重さの荷物を運んでいるので、腰にかなり負担がかかっていて、お風呂に入ってゆっくり体を伸ばす必要があり、そういう意味でも欠かせない場所になっている。
やはり、見た目はいいがカフェは昔知り合いが自虐的に言っていたように“土方”と同じだから、肉体労働そのものである。
ほんとに好きじゃないとやれない仕事と最近よく思う。
それで、今日も朝早くから準備で駆け回ったが、カフェでお客さんたちがわいわいと笑顔で話されているのを見ていると、心が温かいもので満たされる。
それだけで帰りの荷物の重さも忘れるんである。
そして、また今日も熱〜い風呂で明日へのエネルギーをもらう。
2019年3月6日(水)雨
昨日の春のような天気から一転、今日は朝からまた雨ばかりの肌寒い一日になった。
それでも昼からは里庄に行く用事があったので、雨の中、ご飯も食べずに県道を走った。
今日訪ねたのは水墨画家の先生のお宅で、メイン道路を少し入ったところにある静かな住宅地にあるお洒落なお家だった。
今度その先生に井原のえーとこかふぇで墨彩画の体験教室をしていただくので、その相談に行ったのだった。
それで、日暮れ前まで打ち合わせをしてまた山を越えてうちに帰った。
その間もずっと雨は降り続け、気分は滅入るばかりだったが、明日は曇り時々雨なんでなんとか持ち直しそうだ。
今日会った水墨画の先生にも聞かれたが、私は会う人会う人に年齢を聞かれる。
まあ、昔から女性と話しているとたいていお決まりみたいに聞かれるんでもう慣れてはいるが、なにゆえ、皆さまそう年ばかり聞きたがるんだろう。
あまり親しくない相手と話をするのはたいてい敬語だからあらためて言葉遣いを確かめるわけでもなさそうだ。
まあ私が年齢不詳ということもあるんだろうが、それにしても女性に年齢を聞くのは日本特有じゃなかろうか。
私は女性に年を聞くことはほぼないし(聞くのはたぶん取材のときくらい)、だいたい相手の年に興味がない。
あとで自分より下とか上とかわかって、あ〜そうか、と思うくらいなもんである。
思えば、10年以上付き合っている友だちの年齢もよく知らない。
何歳だろうと中身が大人な人はいるし、年だけ取っても中身が子どもの人はずっと子どもだ。
それに気が合う合わないは年齢はまず関係ない。
まあ、私の場合、男性は一秒でも年下、と面白く言っているのは、初めから年上の男性に興味がなかったわけではなく、これまでのデータで年上で話が合う人が限りなくゼロに近かったからだ。
なにしろ私はお喋りなので、話を聞いてくれる男性がいいのだが、年配の男性は往々にして知識や経験が豊富なもんで、勢いこちらが話を聞かなくてはならない場面が多くなる。
別に相手の年を聞いたわけではないが、男性はこれまでの経験から年下と思える人のほうが圧倒的に話が合う。
まあ、今は気がつけばカフェのお客さんはほとんど年下という状況だが。
女性もほんとはほとんど私より年下だろうが、なぜか、私は自分のほうが年が下だろうと勝手に思ってしまうところがある。
そういう意味では私はいつも自分が一番だし、ちょいと抜けているんで幸せモンだと思う。
2019年3月5日(火)晴れ 春らしい一日
今日は久しぶりに朝からいい天気になって、仕事に行くのも気分がよかった。
私は年中動き回っている思われがちだが、案外気候や天気に左右されやすい人間なので、冬は気分が滅入って動きは夏の半分以下になるし、雨の日はできれば仕事はしたくないくらいだ。
短大時代、同じ下宿にいた女の子は中学時代は雨の日は学校に行かなかったと言っていたが、私はそれがすごく自由に思えて羨ましかったのを覚えている。
私は高校を出るまでは(今では誰も信じてくれないが)、ほんとに箱入りといえるくらい真面目で規則を頑なに守る、いわゆる“遊び”のない人間だった。
それがなんということでしょう!20歳くらいで突然おかしくなってしまい、以来40年以上おかしいままのただの遊び人である。
しかし、10代はあんなに真面目だったので、またいつか突然真面目になるかもしれない、と密かに思っている(ほんまかいな)。
今日は井原のえーとこかふぇの梅もだいぶ咲き始めて一気に春が来たようだった。
2019年3月4日(月)また雨
昨日も一日雨ばかりだったが、今日もまた雨。
天気予報ではこの3月は大方雨とか。
市内のお店屋さんもこの季節の雨を憂いておられたが、駐車場と店が離れているカフェをやっている身としても気がもめる季節である。
とはいえ、うちにいても気分が晴れるわけもないので、今日も外に出て人と喋った。
この2、3年、私の備後のお気に入りのカフェはどんびぃーごという名前で、そのラテン系の響きを持つお洒落なカフェはアンティークな空間と画家の女性店主の人柄がよくて、月曜日ともなれば1時間近くかけて遊びに行っている。
今日も常連の女性客の皆さまと四方山話で盛り上がって、結局日暮れ近くまでお邪魔して帰ったらもう亭主はとっくに帰宅していて、慌ててご飯を作ることである。
それでも週に一度の里山カフェに行くのが楽しみなんで、当分止められない止まらない・・と来週も通うんだろうと思う。
「Donbeego」
福山市芦田町下有地1741-1
電話番号:090-1334-0870
月・火・土 11:00〜日暮れまで営業
3月30日休み
2019年3月3日(日)雨ばかり
私は去年から急に歌を歌いだして、金曜日ともなれば、神辺の銀河ラヂオに出没して歌仲間と一緒に歌って踊ってアホになろう、みたいな会をやってきた。
だけども、その会はだいたい月いちなもんで、時々むしょうに歌いたくなってもなかなかひとりで行けるカラオケはないもんで、ずっとどっか他にもいいとこないかなと思っていた。
それで、今日福山に珍しくひとりで遊びに行って、駅前をうろうろしていたら、前から気になっていたカラオケがあったことを思い出して、えいやっと勇気を出して入ってみたら、そこはめちゃくちゃ流行ってる店だった。
なにしろ、今日は8周年記念デーとかで(なんとラッキーなこと!)、カウンターだけの狭い店の天井には何十個もの風船がぶら下げられており、飲み物を頼むたびにそれをひとつ割っていくというトリッキーなことをやっている。
それで私も割ってみたら、無料のカラオケ券が二枚入っていて、ますます歌わなきゃということになって、初めて行った店なのに、常連のような顔をして歌いたいだけ歌って帰った。
なにしろお客さんたちはみんなこなれたもんで、サザンの追っかけをやっているというご夫妻をはじめ、皆さま何を歌ってもうまい!
それに、皆ノリもすごくよくて、みんなで手拍子したり合いの手入れたりと大盛り上がりだった。
いつも銀河ラヂオに行くと踊りながら歌う私はじっとして歌うのがちょっと難しかったが、その分ぜんぜん声を出すのは楽である。
最近頑張って練習した米津玄師のフラミンゴをフラフラフラ〜と歌って絶好調だった。
やっぱり楽しみたいときは勢いでどっかに飛び込めば違う世界が広がっていて面白いことが溢れている。
最初こそ、緊張していたので、小さくなっていたが、すぐに打ち解けて、帰りがけは皆さまにまた日曜日来てねと言われて、それぞれと握手して笑顔で別れて最高の夜になった。
勇気だして店の扉を開けてよかった。
なんでも最初の一歩が大事なんだと今日もあらためて思った。
それはいいけど、最後、カウンターの端に座っていた男性が突然「おととい会いましたよね」と言われたんで慌てた。
もう勘弁してよ〜!あなたいったい誰??
2019年3月2日(土)春の一日
昨日は夜遅く帰ったので、半分寝ぼけてて曜日を間違えていてすみません(汗)。
今日は3月2日土曜日です。
今日はこの前、金曜日のカフェに来てくださった向島のお菓子屋さんに行こうと思って、ちょうど引野に新しい店ができたようだし、そこでご飯食べて西へ向かおうと思ったら途中、新しいカフェ見つけてまたまた予定は大幅に変わって、結局向島に着いたのは昼3時を回っていた。
それでその向島のお店もなかなかわかりにくい場所にあって、ナビ通りに行ったらたどり着けないとかで、立花郵便局を目指せばいけるということでそこを目指したらすぐわかった。
それはどこかのガレージの一角みたいなところにある1坪くらいの手作りっぽいお店で人が二人入ったらもういっぱいと言う感じで店主はおられないようだった(ボタンを押したら奥から出て来こられて清算してくださるシステム)。
それでも中にはところ狭しとお菓子が並んでいてどれもとても美味しそうだった。
シフォンケーキとかクッキーとかを買って帰りに食べたらやっぱりすごく美味しかった。
そこの店長さんはうちのカフェでシフォンケーキを食べてくださったが、今日美味しいシフォンケーキを食べながらなんだか冷や汗が出る思いだった。
尾道もそうだが、向島もどんどん若い人が楽しいこだわりの店をスタートさせて皆さんセンスよくて刺激をもらえる。
また向島に行ったらぜひお邪魔したい小さなお菓子屋さんだった。
「Dinosaur Tree」
尾道市向島立花郵便局そば
昼前〜夕方オープン
火曜日水曜日休み
2019年3月1日(金)晴れ
皆さま、深夜にこんばんは。
なんとか3月2日になる前に日記を書き始めました。
ほんとに長いこと日記を書いてなくてすみません。
実はつれづれ日記はもうほとんどエネルギー不足でこのまま自然消滅かなあと勝手に考えていたんですが、読者の方にメールをいただいて、申し訳ない気持ちと一緒にこの日記をそんなに待っていてくださる方がおられることになんだかすごく嬉しい気持ちになって、それでもう一度初心に戻って書いてみようという気になりました。
20数年前にパソコン買って、家族にHPを立ち上げてもらってその次の日からわくわくした気持ちでキーボードに向かったあの日にもう一度立ち返ってまた日々積もっていく言葉をつむいでみたいと思います。
長い間、このつれづれ日記を読んでくださっている皆様、どうぞ今後とも宜しくお願いします。 レイチェル