2015年2月28日(土)晴れ

春が近いと感じる2月終わりの土曜日。

朝は昨日brunから持って帰った古着やらの片付けに追われ、その後ちょっと一息と珈琲を飲みに出かけて情報誌で新しい店とかの情報をゲット。

知らない間に尾道、三原方面にはどんどん色んな店ができておった。

聞くところによると万能倉(まなぐら)商店街そばにももうすぐイケメン店長の和食屋さんがオープンするとかで、もう毎週金曜日の夜に行ってしまいそうな勢いだ。

brunもおかげさまで昨日1周年記念のイベントを無事終了し、閉店までずっと常連さんたちで賑わって嬉しかった。

朝、店のドアを開けたらメイメイ店長が飾り付けをしてくれていたので感激した。



たくさんの方に一周年のお祝いや温かいメッセージをいただいてほんとにありがたかった。

YSパックさんのオードブルやMiyukiさんのスイーツ、Sさんのお赤飯など、ほんとにどれも美味しかった。


いつネタ切れになるかわからないが、私なりにこれからも面白いイベントカフェを目指してがんばって行こうと思う。

皆様、今後ともよろしくお願いします。

2015年2月26日(木)曇り一時雨

今日は天気が悪かったが明日のパーティ用の買い物とかもあったんで昼間備後をうろうろした。

途中、brunに行ったらメイメイ店長が店内の飾りつけをしてくれていた。感謝感謝。

週一回だけのカフェのせいか、あっという間に一年経った感じだ。

最初の頃は要領がわからなくて昼ご飯を食べそびれて何度も倒れそうになったが、最近はちょこちょこつまみ食いもできるようになり夕方までバリバリ仕事ができるようになった(最近は夜遊びする元気まで残っているという噂も)。

何ヶ月も考えてやっとメイメイに声を掛けて店をやらせてもらうことにした金曜日のカフェ。

事を始めるまでになにかと時間がかかるものぐさ人間の私が始めた店だが、多くの人に支えられてなんとか一年続けることができた。

色んな人と出会い、喋って笑って週に一度の逢瀬を歓ぶ。

週一回だからできるカフェというのもあるような気がする。

また一年、誰もやらないことをまたちょっとずつ行動に移したいと思う。

皆様、今後ともよろしくお願いします。

2015年2月25日(水)曇りのち晴れ あったかい

今日は朝天気が悪そうだったのでボアつきのごっついGジャンを着て外に出たら、昼間は汗ばむくらいの陽気になってGジャンを脱ぎたかったがさすがにそれは寒そうだったんでやめにした。ショールを持って来なかったことを後悔した。

昼から久々に鞆のお雛さまに行ったらTVドラマの影響かメイン通りや常夜灯のそばには大勢の観光客が押し寄せていた。

前も売っていたのかもしれないが、今回センスのいい雑貨とかも販売していたので、スタッフの女性二人に声をかけたら金曜日のカフェに来ていただけることになった。ありがたや。

それと、保命酒屋の2階と太田家の北蔵で「鞆の浦 クラフト展〜蔵の中より〜」をやっているという情報をゲットしていたのでそこにも行ってみた。

北蔵では木工房「かくれんぼ」(加茂町)の恵氏が留守番中だった。


「鞆の浦 クラフト展〜蔵の中より〜」
3月22日まで。

ほかにも絵になるお雛さまがあちこちに飾られていた。

鞆の町に春を呼ぶひな祭り。

今年もあちこちにお雛さまが飾られ写真を撮るのが忙しかった。

ドラマのロケ地になった「けすくせ宇田」さんの前では観光客が盛んにカメラのシャッターを押していた。

その隣りのお店にはなんとあの黒ひげまで置いてあった。

ひな人形のほかに古着や雑貨の展示販売もあって楽しかった。

いつもお邪魔する田渕屋さんが休みだったのは残念だったけど、今日はぽかぽか陽気で雛めぐりにはぴったりのいい一日だった。


「 鞆・町並ひな祭」
3月22日(日)まで。

鞆の帰りに寄った器さんでも春らしい展示会を開催中だった。

知り合いの作家さんたちの素晴らしい作品に出会えていい時間を過ごせた。


「ここち Comfort Gallery 器」
(福山市田尻町1974-1)
営業時間:10::00 〜 19:00
電話:084-956-0117 または 090-4149-6125
☆月曜休み。

2015年2月24日(火)晴れ あったかい

少しずつ寒さが和らいでいるような気がする今日この頃。

今日なんか昼間はほんとに春のように暖かかったからカーディガンだけ着て外をうろうろした。

それにしても、毎日とりたてて変わったことをやっているわけではなくても日々何かしら心がざわつくことがあるのが人生というものか。

その中で私の人間データは減ることなく常に積み重なっていき、私の生き方の指針になっているように思う。

人は私を含めて生まれたときから死ぬまで不完全であるから一生を通じて人を見て学ばなければならないと思う(私を見てしっかり学んだのが娘だろう)。

前にも書いたが、数多くの経験をすれば人間が成長するというのは大間違いだ。

そこから何かを学習しなければ何も変わらない。

そういう意味では他者は自分の人生の鏡でありものさしであり、教科書である。

ただその教科書の問題を解くのはいつも私だし、正解は常に私の心の中にある。

本当のところ人生に正解はないから自分で膨大なデータの中から探しださないといけない。

それにはやっぱり人に会う以外ない。

そして嫌な思いや面倒な思いをする必要がある。

そういう中から微かな希望を見つける。

だいたいいいことばかりの中に希望があるわけない。

希望というのは困難の中から生まれた言葉じゃなかろうか。

2015年2月23日(月)曇り

金曜日のカフェ@brunのお知らせー

おかげさまで私が週いちで店長をつとめております金曜日のカフェも今月で1周年を迎えることとなりました。

そこで今週は日頃からご愛顧いただいている皆様に感謝をこめてバイキングパーティを行います。

メニューはYSパックさん(浅口市)の豪華オードブルのほか、お赤飯、パン、スイーツ、ドリンクです。

それで今回のバイキングは2回に分けて行います。

1回目:お昼12時〜 2回目:夕方17時〜

☆料金は1200円です。

なおドリンクはフリーですが、食後の珈琲のみ200円です。

なくなり次第終了ですのでお早めにお越しください。

☆そのほかこの日は店頭でレイチェル古着のフリマもあります。

秋・冬物一斉大処分です。どうぞお楽しみに〜。


2015年2月22日(日)曇り時々雨

昨日はラジオの本番が終わって外に出たあたりからどんどん雲行きが怪しくなって、ほんとは美観地区の雛巡りでもしようと思っていたところ気分が乗らなくなって総社まで戻ってしまった。

あとでイベント情報を見たら十露という店で人形展をやっていたのがわかってちょっと残念だった。

それで総社も久々だったんで、新しい店に行こうと思って道に迷いながらやっとの思いで「しんでれら茶房&ギャラリー」(岡山県総社市上林1643 TEL*090-2806-8551)という店を見つけたらあいにく昼3時で閉店。



仕方なく市役所あたりまで戻ったら新しいパン屋や雑貨屋ができていたというのを思い出したので、ちょっとそこに寄ってから帰ることにした。

最初に行った雑貨屋は本屋さんの中にあって岡山県の特産品や文房具、手作り雑貨などいろんなものがあって面白い店だった。


「ヒロシゲマエ」
総社市井手1049-1 宮脇書店総社店内
電話:0866-92-9229
営業:10:00〜22:00


そこからすぐ見える場所にあるパン屋さんは店構えがいかにも今風のオシャレな店で入ってみたらハード系を中心に数は少ないながらセンスよく美味しそうなパンが並べられていた。


「ロジック」
総社市井手1041−4
TEL:0866−31−7661
定休日:水曜日
営業時間: 7:00〜20:00

それで夕べは総社から神辺のフジグランに行って「アメリカン・スナイパー」という映画を見たのはいいが、帰ったらすでに午前様で結局寝たのが午前3時くらいだった。

とはいえ、なかなか今日もゆっくり寝てはおられず、朝は普通に起きて昨日取材したイベントの原稿を書いて、昼からは明日誕生日の娘のためにプレゼントを送りにコンビニまでダンボール箱を抱えて行き、今やっと落ち着いてさっき借りてきた古い日本の映画を観ている。

そんな感じでなんだかんだと土日のほうがやることも多いから平日よりハードだ。

そのうち亭主は高いびきで昼寝をはじめ、私はこうしてやっとパソコンに向かう。

今週は金曜日に一周年記念のバイキングもあるし、また怒涛の一週間が始まりそうだ。

2015年2月20日(金)晴れ あったかい

今日昼間は春のような一日だったんで、金曜日のカフェでカウンターの中にいてもどんどん暑くなってきてしまいにはカーディガンを脱いでワンピースだけで仕事をした。

今日もブログの読者の方をはじめ、たくさんの方々に来ていただいて楽しいカフェになってほんとにありがたかった。

私としては金曜日のカフェが美味しいものや素敵な雑貨などを通じて色んな世代の方が交流できる場になればいいなと思っている。

これからもカフェの既成概念にとらわれず私が楽しいと思うことをこれからもどんどんやりたい。

今月でやっと1年という新米カフェですが、今後も皆様に楽しんでいただけるお店になるようますます頑張ります!

来週は一周年記念のバイキングパーティ&レイチェル古着フリマ(急遽追加となりました)をやりますので、ぜひお越しください。

2015年2月19日(木)晴れ時々曇り

今日はうちの店の機械の調子が突然悪くなって(それもこれも気の短い常連さんが機械のスイッチを抜いてしまったせいで)、裏の居間でパソコンをいじっていた私が急遽呼び出され、わけがわからぬままメーカーの修理担当スタッフに説明を聞き、あーでもないこーでもないと機械と格闘すること2時間近く。

やっとうまいこと動き出したもののもう夕方にはへろへろになった。

大体機械に弱いものばかりが店をやっているんだから何かあったらもうお手上げだ。

メーカーもメーカーでトラブルがあった時の対処の仕方を全然最初に説明していないものだから、こっちは何かあった時にあたふたするばかりだ。

まあそれでも途中はもうくたびれてヤケを起こしそうになった私だったが、なんとか直ったんでよかった。

ほんまに苦手な商売の家に生まれると一生こういうことがついて回ることだ。

私は余分なことがなにひとつできない人間なんでもうカンベンして欲しい。

この前、井原駅に行った時にはまだ飾ってなかったお雛さまが今日行ったら飾ってあったんで写真を撮って帰った。

春が少しずつ近づいてきて、気のせいか、今日はいつもより駅舎の中に人が増えている気がした。

3月1日は井原駅で得得市もあって、その時にはぜんざいが振舞われ、ひなあられのサービスもある。

来月にはこの町もだいぶあったかくなっていることだろう。

ほんとに早くこいこい春よこい、だなあ。


「いばらdeおひなさま」
井原駅

2015年2月18日(水)晴れ 昼間あったかい

今日のように昼間汗ばむほどの陽気だとつい上着を脱いでしまって夕方になってから寒風に震えることである。

まあそれでも風はけっこう強いながら朝から天気がよかったんで、今週のラジオのネタを仕入れに笠岡へ出かけた。

今笠岡駅前の4つの商店街では雛めぐりを開催中で、いつもお世話になっている丸幸さんをはじめ20軒の店や個人宅でひな人形やさげもん、お道具が並べられている。

今年初となるこのイベントで私が特に見たかったのは本間さんというお宅にある3000体の折り紙のお雛さまだ。

そこは普通のお宅なので玄関を入るまで中の様子がわからないのだが、一歩足を踏み入れると圧巻のお雛さまが現れる。



なんでもここのお雛さまは全部ラーメン屋「とんぺい」さんの女将さんが作られたものらしく、去年は2000体だったのが今年1000体増えて3000になったんだそうだ。

その数の多さにも驚いたが、その周りにある古い家具をはじめ、時計、火鉢、鏡台、屏風などに至るまでお宝満載で、まこと骨董屋さんのようだった。

本間さんは骨董品が大好きでTVの「人生の楽園」のような生活を目指し、古いものに囲まれて心豊かに暮しておられる。

笠岡にもまだまだ知らない世界があるもんだと感心しながらそのお宅を後にした。

その後も商店街をぶらぶら歩いて興味のわいたお店に入って写真を撮らせていただいた。

中には素晴らしいお道具やさげもんなど、見ごたえのある小物や手作り品があって、思わずいいぞ笠岡と言いたくなった。

商店街はどこの町も大変だが、こういう街の小さなイベントをどんどんやって笠岡の魅力を発信していただきたい。

私も頑張ってラジオで紹介させていただこうと思う。

お店ごとに展示期間が違うのでマップを確認してお出かけください。


「笠岡・雛めぐり」
笠岡駅前商店街

2015年2月17日(火)曇り一時雨

ここのところ私はずっと娘がくれたkindleで青空文庫を読んでいるのだが、電子図書も慣れるとほんとに便利なもんで、目が疲れないようにマメに休憩を取ることだけ気をつければ名作がすいすい読める。

元々そんなに読書家でもない私なので、ミニ新聞の記者をやっていたときはほんとに努力して仕事みたいな感じで本を読んでいたが、仕事を辞めてからはそういう義務的な気持ちはなくなり読みたければ読む、というごく当たり前の読書をやっている。

それにしてももう本が増えるのも嫌なんで新刊はほとんど買わずにkindleで古い小説ばかりタダで読んでいる。

ほんとにありがたい時代になったもんだ。

昨日読んだ本の中に「人の悪徳を即座に感じ取る人間ほど自分の中にも悪徳を抱えているものだ」みたいな文章があって、こりゃ私のことかいな、と思ったことだ。

私は人の中のいい部分より、ワルな部分にとても興味があってそれが垣間見えたときに案外安心するというか、そういう弱い部分が見えるとその人がより人間らしく思え、好きになる傾向がある。

それは私の身勝手な思い込みなのかもしれないが、それでも私は人のよくできたところにはあまり興味がないんだから仕方ない。

だいたい私を含めて人間は不完全でいい加減だから生きていけるんで、普段できすぎの人間はどこかに無理があるような気がしてしょうがない。

本来人間はもっと身勝手でエゴの強いものじゃなかろうか。

それをなんとか隠し堪えてなんとか社会に順応している。

でも中にはどうしてもワルな本性が出てしまう人がいる。

そういう人は何かにつけて場所を選ばず毒を吐く。

しかし、最近よく思うのはそういう身勝手でエゴが強い人ほど、人に何か言われるとほんとに脆いということだ。

普段自分が毒ばかり吐いているのに相手に毒を吐かれるとものすごく傷つく。

毒を吐く人間というのはたいてい強いコンプレックスを抱えているから誰かに毒を吐かれる前に自分が吐くんだと思う。

毒を吐く人間というのは結局のところ弱いのだ。

弱い犬ほど吠える、と言うのと同じだ。

私もどこか弱いところを抱えているせいか、そういうタイプの人にはやっぱり興味がある。

強いばかりの人にはあまり魅力を感じない。

どうも私の中では強い=デリカシーがない、という図式が出来上がっているのかもしれない。

まあ弱い上にデリカシーに欠ける場合もたまにあるが。

そうならないように日々心して過ごさねばならぬ。

2015年2月16日(月)曇り

今週の「金曜日のカフェ@brunのお知らせ−」

20日はギャラリーはるかさん(真備町)の「手織物語」の展示販売です。

天然の染料や顔料で古布を染色し製作した作品です。

着物の柄をモチーフにしたものや手織りの布地に大島紬のパッチワーク、刺し子を施したものなど手間隙かけたものばかりです。

手しごとの素晴らしさをぜひご覧ください。

よろしくお願いします。

住所:福山市御幸町上岩成743−2

営業時間:11時〜19時。


2015年2月15日(日)曇り

レイチェル家史上最悪のボロ車の車検が近づいたんで、この際、新しい車に乗り換えるか、と今日は福山の車屋さんをはしごして色んな車を見た。

最近は車屋さんも女性客の獲得に躍起になっているのだろう、今日行った店でも今風のイケメン男子が店頭にいて、一緒に車を見て回って説明してくれるのでそれだけで買ってしまえ、という気分になるというもんだ。

どんな車をお考えですか?と聞かれ、とにかく派手ならよいのよ、と言えば、たとえばどんな色ですかと重ねて聞くので「信号3色ならどれでも、赤!青!黄色!よ」と答えるとお客さん面白い方ですねえと笑われる。

とはいえ、昔からそうなのかもしれないが、日本人はあまり目立つ色に乗りたがらないようで、今日行った3軒の店に私の思う原色の車はほとんどなかった。

一台だけ信号3色ではないが、真っ黒の軽四でスポーツカータイプがあったのだが、それは2人乗り用だったんで断念した。

やっぱり娘っことかが帰って来るときのために一応4人乗りじゃないと困る。

これまでは絶対これ乗りたい!と思う車にめぐり合えてきたのに、今の車に乗って5年ほどはそういう車がないんでその辺の国産車を見ているのだが、どれもおんなじに見えてあんまり触手が動かない。

今やキーなしでボタンひとつでエンジンがかかる車も多いが、私としてはそんな便利な機能とかどうでもいいからアナログでも個性的な車が欲しいんである。

まあもうちょっと考えて決めるとしよう。

これ、というのがなかったらもう少し今のバカ車に乗るかもしれない。

2015年2月14日(土)晴れ

今日はバレンタインデーということで、facebookのほうには朝から甘いもんがバンバンアップされている。

我が家はこの前、三原の雑貨屋に行った時にすでに亭主にチョコレートを買ってあげてるんで、今日はなんもなしで一日終わった。

最近週末はたいてい朝、TSUTAYAの中のファミマカフェで珈琲を飲んで、それから方角だけ決めて出かけることが多いが、今日もおんなじようにファミマでまったりしてから東へ出かけた。

途中、やかげ町家交流館(R486沿い)に寄って今日、明日と開催されるギャラリーはるかさん(真備町)の染服の展示会にお邪魔した。

ここの洋服はタイのチェンマイで染めから縫製までされているんだそうで、その手しごとが素晴らしくてぜひbrunに来て欲しいと思って店長さんにお願いしたら来週ならOKと言ってくださった。


という訳で申し訳ないですが、以前つれづれ日記に20日は私の古着フリマと書いたのですが、急遽変更してギャラリーはるかさんの染服の展示販売をさせていただきます。

また詳細は週明けにお知らせします。よろしくお願いします。

写真は携帯で撮ったためブレてしまってすみません(汗)。


昼からは向きを変えて西に向かい、霞町の夢本陣が 「砦 To-Ride」になってリニューアルオープンということで早速お邪魔して蕎麦をいただいた。

その後はくわみつ(福山市大黒町1−1)の猫まつりに行って、福寿会館(福山城公園内)でお雛さまを見て帰った。

今日は近場でうろうろしたが、それでもゆったりと春らしいイベントを楽しむことができてよかった。

福山城では葉を散らして寒そうな桜の木を見たが、まだ全然蕾もなんも見えなかった。

ほんとにこの時期の桜の木は寒々しい。

早くこいこい春よこい、と私はこの時期、毎年おんなじことを言っている。


くつろぎのひな祭り in 福寿会館
福山駅北口・福山城公園内
3月3日まで。月曜休み

2015年2月13日(金)晴れ 強風 寒い

今日はカフェを閉めてからまっすぐうちに帰って来たんで夜やるべきことがしっかりできた。

とにかく春先には新店舗オープン、イベント開催と楽しそうなことがたくさんあって、もう行動が追いつかない感じだ。

最近ますます体がもう一つあったらと思うことが多い。

紹介していただいたイベントやお店にはできるだけ出向きたいが、なんせ体はひとつなもんで全部を回りきれないのが悩みの種だ。

まあそれでも私でよかったらできるだけご期待に応えたいと思う。

なんせ人間求められるうちが花だ。

2015年2月12日(木)曇りのち小雨

昨日だけすこぶる天気がよくてラッキーだった。

今日はまた朝からどんよりとした冬空が広がっていた。

それでも元気よく外に出た私はこの前の金曜日に忘れた本をとりに万能倉のbrunに向かった。

それは少し前に娘が送ってくれたお笑いの又吉の小説が載っている「文學界」という雑誌だ。

なんと又吉の処女作はその雑誌の冒頭を飾っているのだが、あまりの売れ行きで本屋さんに行ってもなかったので、群馬の蔦屋で働いている娘が注文して送ってくれたのだった。

おかげさんで単行本になる前に読むことができた(もうすぐ単行本になるらしい)。

最初はかなり硬い文章なんで読みにくかったが、途中から洒落のきいた会話のテンポもよくなってラストはユニークなオチで〆ていた。

会話の中でぽんぽん飛び出すギャグはさすがと思った。

歴史ある文芸誌の巻頭を飾ったのだから期待の大型新人ということだろう。

お笑い芸人が書いたという話題性もあって売れたとも思うが、(私なんぞがいうのもおこがましいが)筆力はかなりあると思った。

ただ真面目で硬い小説を書きたいのかギャグ満載の笑える小説を書きたいのかちょっとまだはっきり定まってないというか、試行錯誤な感じがした。

だから笑いどころで思い切り笑えない、というちょっと消化不良なところがあった。

たぶん彼の中でものすごい保守的で形式ばった内面とお笑いの軽快なセンスとが混在しているんだろう。

今後、どの路線で小説を書いていくのかわからないが、お笑い以外の小説を書くときに彼の物書きとしての真価が問われるんじゃないかと思った。

まあ私も人の評論してる間になんか書け、ということなのだが。


「花火」(文學界)
又吉直樹

2015年2月11日(水・祝)晴れ あったかい

今日は古着ツアーのため朝いつもより早めにうちを出て曙のキングファミリーへと急ぐ。

今回は初めての祝日開催なので参加者の車がちゃんと止められるかなあと心配だったのだが、バーゲンが始まってからもう何日も経っているせいかもう店内はだいぶ落ち着いていて、駐車場も楽勝だった。

それで昼までかかってみんなでわいわいと楽しく古着を見て回った。

その後、約束していたメンバーにプラスひとり、全部で4人で鞆のa cafeに集合してライブを見た。

それは初めて生で聞く東欧の音楽だったが、古いヨーロッパの映画を見ているような気分になってその哀愁に満ちたメロディに酔いしれた。

以前松山に住んでいたというアコーディオンのアラン・パトンさんのMCのちょいとシャイな感じもよかった。

MCやってる最中もクラリネットの多田葉子さんに子犬みたいな目をして話しかけていた。

長いこと日本に住んでると日本人みたいな感じになるんだろうか、と思った。

今日聞いた中で私が特に心打たれたのは「空色の列車」いうロシアの人形アニメ映画の曲で、それは多田さんが日本語で歌われたのだが、ロシアの曲に日本語があんなに合うとは思わなかった。

あんまりよかったんで思わず手帳を出して歌詞を書いた。

「信じているさ いいことあると 走る走る 汽車は行く〜♪」

書いているうちに誰かの大きな掌で肩を押された気がした。

広大な国土が持つ大らかさ、たくましさ、ロシアの広野を走る列車が見えた気がした。

聞いたこともない「黒猫・白猫」という映画の主題歌もアランさんがクロアチア語で歌っていた。

とにかく軽快な曲の中にも独特の陰鬱さというか、重さというか、東欧の街の暗い路地を歩いているのようなイメージがついて回った。

このカツラマズルカというバンド。

今夜行われた「薔薇と迷宮」でのライブはまた独特の雰囲気があったことだろう。

写真に写っているちょっと不気味な人形はアランさんがいつもアコーディオンにのっけている相棒で「ボブ錦」というらしい。

彼に言わせるとボブ錦は腹黒いんだそうだ。

私の手元まで回ってきたその人形の目が異国の風を連れて来た。


「2015冬TOUR ”カツラマズルカ、冬くるか。”」
場所:鞆の浦a cafe

2015年2月10日(火)曇り

朝雪が降っていたわりには昨日より寒さは和らいだような気がする。

それでまたオーバーも着ずに外に出た私はお調子者です。

まあとにかく我が家はこの冬もストーブなし、ホームゴタツのみで暮しているんで、最近は少々の寒さはなんでもない感じになってしまった。

だいたい去年の暮れの寒波を耐えてきた身(あの西条の酷寒の雪道歩行を忘れない)には今年になってからの寒さはさほど堪えない。

ほんとに人間慣れというのは怖いもので、寒さに弱い私でもわざわざ寒いところに行っているとだんだん寒さに強いからだになってくる。

それに薄着で暮していると少し気温が上がってもめちゃあったかく感じたりする。

やはりこれまでは寒いからと縮こまっていたから余計寒かったんだと感じる今日この頃である。

明日は久々の古着ツアーを開催します。

朝10時にキングファミリー福山曙店に集合、自由解散です。

お時間のある方、ぜひぜひご参加ください。

みんなで一緒に古着ショッピング楽しみましょう。

よろしくお願いします。

集合場所:福山市新涯町1-16-18


2015年2月9日(月)晴れ 寒い寒い

今週もまだまだ寒そうだけど金曜日のカフェ頑張ります!

2月13日(金)はPUMPKIN&とんとんさんによる毛糸、雑貨、ビーズ作品の展示販売です。

可愛い雑貨たちがいっぱい登場します。

お買い上げ先着20名様にくじ引きでお土産があります。お楽しみに!

住所:福山市御幸町上岩成743−2(Pあり)

営業時間:11時〜19時。



あと、今月・来月の金曜日のカフェの(いまのところの)予定です。

2月20日は「レイチェルの冬物一斉大処分フリマ」

2月27日は金曜日のカフェ@brun「一周年記念バイキングパーティ」

3月6日は+cococi art Gallery(加茂町)さんの「おやつの時間が楽しくなる器展」

3月13日は花花〜kaka〜さんのハンドメイドの雑貨とアクセサリー

その後は今交渉中ですので、出店される方が決まりましたら随時お知らせします。

よろしくお願いします。

2015年2月8日(日)曇りのち雪

今日は美星で旧正月のイベントがあったんで、珍しく日曜というのに取材に出かけた。

この季節だし、そんなにお客さんがいないかなと思っていたら駐車場にけっこう車があったんで安心した。

夢が原はちょっと前に来た気がするが、冬場はほんとに久しぶりだ。

寒い中、藁葺き屋根の民家が並ぶ中世の町並みを歩きながら親子が楽しそうに話をする姿は微笑ましかった。

今日は刀鍛冶の人たちも来ていたので、アマチュアカメラマンが大勢やって来ていて長いレンズを構えて職人さんが槌を打つのをじっと待っている。

それにしても仕事場の中に入れないからなかなかいい写真が撮れないし、見物客がカメラマンばかりでは記事にならないのでそれは止めにして子どもらが弓矢をやっているのを写真に撮った。

しかし、こういう場合も最近は個人情報云々が大変なのでどれを記事にするか決めた時点で子どもの親に一応その旨を伝えに行った。

まこと最近は子どもの写真がほんとに撮り難くなった。

特に今日なんか何人も子どもがいるのでいちいち断わって写真を撮るのが難しいのだ。

それでもなんとか親御さんにOKもらって取材を終える頃にはもうお昼になっていた。


「夢が原の旧正月」
中世夢が原(井原市美星町三山)

2015年2月7日(土)曇り

夕べはまた金曜日のカフェのあとにふらふらと福山までご飯を食べに行ってしまい日記を書く暇がなくなってしまった。

どうも私は最近週いちで男前度が上がっており、昨日も一升瓶で酒を飲むおじ様方と福山の建築事情なんぞを語り合うなんていうことをやっている。

しかし、長年ひとつの仕事をやってきている男性というのは逞しいし、様々な情報、智恵を身につけておられるので専門的なことはなにもわからない私でも話を聞くだけで楽しい。

こういう会話というのはなかなか女性同士ではできないのでほんとは一杯やりながら話をしたいくらいだったが、長年断酒をしている身ゆえ、昨日もおとなしく日付が変わる前にうちに帰った(当たり前か)。

今日は天気がよさそうだったので、何年ぶりかで三原の明神市に出かけた。

車で行くと混雑すると思って東尾道駅まで車で行きそこから電車で三原まで行こうとしたのだが、思ったより電車の数が少なくて驚いた。

まあそれでも今日は臨時便らしき電車が走っていて糸崎からの連絡がよくて案外早くに三原に着けた。

ものすごい数の人たちと一緒に改札を抜けて駅の外に出たらたくさんの店が並んでいてそこかしこでいい匂いがしていた。

今回はいつもとは違う道を通ったので裏から屋台の列を見ることができた。



川を渡るとそこもまた人人人の波・・

明神市くらい店が並んでいるイベントもなかなかないんじゃなかろうか。

関西やほかの県からも色んな食べ物屋さんが来ているようで、珍しいものがいっぱいあった。

それはいいのだが、いつも大行列ができているたい焼き屋さんに並んだつもりがそこは違うたい焼き屋さんだった。失敗失敗。

骨董市も見て回ったが、山葡萄(?)の蔓で作ったバッグが7万くらいしていたので目をむいた。

歩いては食べ、また歩いては食べる。ガラスや玩具の綺麗な色に目を止め、写真を撮ってはfacebookにアップした。

昔ながらの寄席やお化け屋敷まであって世代を超えて楽しめるいい市だった。


「明神市」
三原駅周辺

今日facebookで知り合いの女性から私のファッションの変遷についての質問があったんで、ちょっと書いておこうと思う。

私はここ20年以上はずっと古着ばっかり着ているが、それまでは全然違うタイプの服を着ていた。

10代はとにかくさえないデブでブスの女の子だったんでオシャレのオの字も関係なかった。

サイズの合わない靴をへっちゃらで履いて制服以外はおじさんが着るような地味なセーターとかを着ていた。

短大は写真の専門学校だったのでジーパン履いて外を飛び回っていたんで、卒業までほとんどオシャレとは縁がなかった。

社会人になっても安月給でアパート暮らしだったし、別に洋服に興味がなかったんで、都会に住んでてもブティックとかほとんど行ったことがなかった。

20代で田舎に帰ってきたが、毎日仕事ばかりで洋服に気が回らず、着たいものが定まらないトンチンカンな格好をしていた。

30前でカレー屋を始めてからは一応それらしい格好をしないといけないと思ってエスニックファッションできめていた(実はズタ袋を纏っていたという話も)。

その後、カレー屋を辞め、35歳くらいから急に古着が好きになって(たぶん色んな古着屋ができたせいかも)、それ以来新品の洋服を買うのがあほらしくなり、この年まで古着一辺倒の人生だ。

古着というと病気になりそうとか、人の着たものは気持ち悪い、とか色んなことを言う人もいたが、私は変わっているのか古着は人が着たものだから好きなのだ。

それに古着屋には今のように大量生産された安っぽい洋服ではない昔の上質な仕立ての服がいっぱいある。

古着のタグになんとか洋品店なんて書いてあるのなんか見つけるとほんとわくわくする。

そういう服を着ると、その洋服が持っている歴史と着た人の歴史を一緒に身につけている気がする。

それに今はない古きよき時代のデザインにすごく惹かれる。

あともうひとつ古着しかない魅力はなんといってもほとんどの場合、一着しかないということだ。

なにしろ、私はこれまで多くの古着を着てきたが、おなじものを着ていた人に会ったことがない。

私の着ている服はいつもオンリーワンであった。

辛いこと、面倒なことがあった時もそんな古着が私の人生の指針となってくれた。

私だけの古着、私だけの人生。誰の真似をする必要も誰と比べる必要もない。

これからも唯一無二の古着のように私も自分の人生のステージの主役でいたい。

何十年と変わらぬ遊び人として、「きりぎりすで凍死」、最後までそれをモットーに人生やれたら本望だ。

2015年2月5日(木)曇りのち小雨 寒い

今日は寒い一日だったのに私は相変らず薄着で昼過ぎまでうろうろした。

今年もなんとか風邪をひかずに冬を越せそうだが、実際もう10年くらい風邪をひいてないんで今風邪なんかひくともう最後じゃ、と人に言うとけっこうウケる。

だいだい私は普段病気をしないから病気に弱い(!)。

風邪なんかひいた日にゃあ寝込んで二度と起き上がれないんじゃないか。

病気の対処をしらぬまま30年経ってしまったんで、今から何かあってもどうしていいかわからない。

たまには風邪くらいひいて病院でも行ってる人のほうが病気には強いのかもしれない。

昨日書きそびれたのだが、今明王台のきららカフェで絵画展が開催中だ。

最初その絵画展のフライヤーを見た時にびびっときたので行ってみたのだが、その酒井一樹さんの絵は思った通りすごくよかった。

だいたい「工事中」というタイトル自体ユニークだ。

黒色だけで描かれた絵が多いがそれがなんとなく工事現場にあっていて、ごく僅かの色を塗った絵がかえって浮き上がって見えた。

モノトーンの建設現場に沈む男たちの働く姿に惹かれた。

工事現場はどこにでもあるが、尾道にアトリエを構えている彼は尾道で描くことにこだわっておられてそれも好感が持てた。


「工事中」〜酒井一樹
「きららカフェ」(福山市明王台3丁目7−20)
2月21日(土)まで。11時〜17時(最終日は16時まで)。
営業日:水〜土

2015年2月4日(水)晴れ

今朝は笠岡の知り合いの女性がまぐろ通信を読みたいと言ってくださったので横島まで配達に行き、その後、2号線を西へ向かい口コミ情報をいただいていた喫茶と野菜料理の店でお昼を食べることにした。

そこで食べたハンバーグもまろやかなソースが美味しかったが、私のあとを追っかけてきてくださったHさんの和定食も美味しそうだった。

女将さんもとても感じがいい方でお店もすごく繁盛していた。

まだまだ福山にも穴場な店があるもんだ。


喫茶と野菜料理「かいち」
福山市西桜町1丁目1−4
(R2を西進、ビッグボーイのところを左折 Pあり)
日曜休み

2015年2月3日(火)曇り

今朝、TSUTAYAに行ったらすぐ「私の男」が目についたので、最新作だったが、当日返却で借りてきた。

この映画はほんとは映画館に行って見たかったのだが、見逃していたのでDVDになるのを待っていたのだ。

桜庭一樹の原作本を読んだのはもうだいぶ前のような気がするが、あの小説の衝撃というか、濃厚さは今でも思い出せる。

果たして映画がどこまで描いているのかわくわくしながら見た。


恐るべし二階堂ふみ!この映画は彼女がひとりで全部持って行った。

私が彼女を最初に見たのは確かTVドラマ「Woman」だったと思う。

その時の役がちょっと屈折した性格の持ち主だったし、とにかく暗くて陰気な役のせいか、あんまり可愛く思えなくていい印象がなかったのだが、あれからあれよあれよという間に彼女は若手の個性派女優として注目されるようになった。

そんな彼女にとってもこれは大きな転機となる映画じゃないかと思う。

とにかく複雑でナイーブな役柄ゆえに演じるのにそうとう苦労したんじゃないか。

少女の中に潜む激しい女の性(さが)ともいうべきものを彼女は半ば狂気の形相で演じた。

ほんとに可愛くて怖い女優だ。

この映画を見た後、この前見た「ウエストサイド物語」の中で言っていた「愛が強ければ間違っているとか正しいとかは問題じゃない」というセリフを思い出した。

世の中の悪とか善とかいうものさしでは計れないのが男女の情愛というものだろう。

凍てつく紋別の街。軋む流氷。そこで刻まれていく私と私の男との濃厚な日々。

原作はもっとどろどろで激しかったような気がするが、それとはまた違った意味で独特の空気感漂う映画だった。

やはり極寒の地でしか撮れない映画というのがある。

それにしても、これは映画館で見るべきだったと反省したことだ。

2015年2月2日(月)晴れ時々曇り

今日は万能倉のbrunに取りに行くものがあったので朝うちを出て西へ向かった。

美味しいコーヒーを飲んで常連のお客さんたちと喋って外に出てから近所の+cococi(ここち)さんに行き作品を見せていただいた。

いつもながらここはセンスがよくて、古民家のよさを生かしたインテリアや小物使いに惚れ惚れする。

今回は珍しくグループ展をされているようでこの前お会いしたカラウマ家具工房の唐澤さんの木琴もあって楽しい空間になっていた。


「手づくりの温度」
会場:「art gallery +cococi」
福山市加茂町下加茂33−2
TEL:084−972−7239
開催中:2月14日(土)までの11時〜17時。
火曜水曜休み。

今週の金曜日のカフェ@brunは井原の早雲蜜芋さんに焼き芋を販売していただきます。

地元の人々が代々受け継いできたこのお芋は自然栽培にこだわって育てられています。

野性味溢れるこの日本古来の濃厚なスイーツをぜひ味わってください。

営業時間・11時〜19時。

住所・福山市御幸町上岩成743-2(店の裏にPあり)。

★売り切れたら終了なのでお早めにお越しください。

携帯で撮ったんで写真ぶれてて申し訳ないです。


2015年2月1日(日)晴れ

今朝は早くに玄関で誰かがバタバタやってるなあと思っていたら、ばあちゃんが着物の店の招待で食事会に行くとかで娘の結婚式の時に着るはずだった一張羅の着物を着て、鏡の前でポーズを決めていた。

私に写真を撮ってくれというので、カメラを向けたらそこには今日81歳の誕生日を迎えた彼女の姿があった。

ばあちゃんは働く人なので、仕事以外うちのことにはほとんど興味がないが、着るもの、それも着物には若いころから目がない。

年に数回しか着ないような着物にも人生かけてるようなところがあって、それが今でも彼女の生き甲斐のようになっている。

とにかく女は着物、と思っているのだ。

それに、今日はとっておきの着物を皆に披露できるもんで、どこかわくわくしているようだった。

「もうこれが最後(の食事会)じゃ思うんじゃ」とばあちゃんは相変らずネガティブな言葉を吐いていたが、80過ぎまで着道楽な人生まっとうできればそれはそれで幸せもんだとちょっと思った。

今日、朝、お邪魔した「布ト糸ノ店」はカメラ好きの心くすぐる魅せる布屋さんだった。

運営しているのがデザインの会社ということで、商品のレイアウトやボタンの袋ひとつまでこだわりが見える。

店長さんは服を作る際に出る余り布「残反」が軽く扱われていることを残念に思って商品化されたそうだ。

それもあえて反物でなく1メートルずつを美しいデザインのパッケージにして販売されている。上質な布たちは手触りもよく、そばには動力ミシンもあって何も作れない私でもわくわくしてくる空間だった。


「布ト糸ノ店」
福山市駅家町坊寺230 HOLM230 1F
TEL:084‐976‐1122
営業時間:9:30〜18:00
定休日:水曜日

その後出かけたふくやま美術館の「夜の画家たち」は素晴らしかった。

私は今日見たジョルジュ・ド・ラ・トゥールの絵を情報誌で見た時にこの絵すごいなあ、見てみたいなあとその西洋美術の巨匠のことを何も知らずに思ったのだった。

それにしても夜の画家たちというタイトルがつけてあるくらいだから、今回の展示会は深い闇に沈んだような絵ばかりで会場に入ったとたんうんと近づかないとよく絵が見えないほどだった。

その中を1枚ずつゆっくりと絵や版画を見ていき、次の部屋に入ったとたん目に飛び込んできたのが今回の展示会のチラシの表紙にも使われている山本芳翠の「灯を持つ乙女」である。

その隣りには巨匠・ラトゥールの「煙草を吸う男」があったのだが、私はどういうわけかその絵が目に入らないくらいその少女の絵がため息が出るほど美しく思えた。

見れば見るほど美しくて思わずどんどんそばに寄ってしまい、それを見て心配になったんだろう監視をしている女性がこっちに近づいてきた。

その影が少女の肩を包み込んでいるように見えるのが、まるで大きな何かに見守られているようにも思える。

少し斜視ぎみの目も不思議な魅力をかもし出している。

半襟の金をあしらった赤や蝋燭にかざした手を灯す柔らかい光もまた美しい。

顔は灯りから少し遠いせいかはっきりと描かれた着物に比べて少しぼかされている。

そして、何より深い影が少女の中に潜む女の情念や妖艶さを見事に表していると思った。

こんな美しい絵を最近見たことがないと思ってしまいには涙が出てきた。

実際、ラトゥールを見に行ったのにこの絵に魅了されてしまって他の絵がぶっ飛んでしまった。

たぶん、山本芳翠という画家はラトゥールらの絵に衝撃を受け、ほれ込んで必死で明暗表現を勉強したのだろう。

フランス発のテネブリスム(明暗主義)と東洋の美が融合した素晴らしい絵と思った。


「夜の画家たち〜蝋燭の光とテネブリスム」
ふくやま美術館〜3月22日(日)まで。

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